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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸の床対策どうしてる?愛犬・愛猫との快適な暮らしを守る!

#犬との暮らし
 

フローリングの床は、犬や猫にとって滑りやすく、関節への負担が心配ですよね。また、賃貸物件では床の傷つきも気になるところ。この記事では、賃貸で犬や猫と暮らす飼い主さんが抱える床の悩みについて、様々な対策を徹底解説します。それぞれのメリット・デメリットを知り、愛犬・愛猫と快適に暮らせる最適な方法を見つけましょう。

賃貸にお住まいで犬や猫を飼っている方、床はどうしていますか? 我が家は賃貸で猫を2匹飼っており、床がフローリングです。フローリングの床は猫が走り回った時にツルツル滑って走りづらそうですし床が傷つく恐れがあります。滑ることによって猫の腰にも悪いそうで、なんとかしたいと思いジグソーパズルのように組み合わせるコルクマットを敷いています。これを敷いていると防音性や滑りづらさは解消されるのですが、パズルの隙間から下のフローリングにホコリが落ちてしまっていて、たまに端からめくるとすごいことになっています。 いっそのこと継ぎ目のないクッションフロア用シートを買って敷き詰めてしまおうかとも思うのですが、クッションフロアにするとフローリングとの隙間に湿気がたまりカビが生えてしまうとの記事も目にして、躊躇しています。 あと考えつくのは猫が走り回る部分にだけカーペットやラグを敷く…などですが皆様はどんな対策をなさっていますか? その対策によって生じたメリットやデメリットも教えてもらえると嬉しいです。

ケーススタディ:我が家の床対策、試行錯誤の道のり

我が家も以前は、フローリングの床で愛犬のMダックス(仮名:マロン)を飼っていました。マロンは元気いっぱいで、家の中を走り回るのが大好き。でも、フローリングでは滑って転んでしまうこともあり、見ていてヒヤヒヤしていました。

そこで、まず試したのが、質問者さんと同じようにコルクマットでした。

コルクマットの導入

コルクマットは、手軽に設置できて、滑り止め効果も期待できるので、最初は「これだ!」と思いました。実際に敷いてみると、マロンも滑りにくくなったようで、以前より安心して走り回れるようになりました。

コルクマットのメリット
設置が簡単
滑り止め効果がある
防音効果がある
比較的安価

しかし、使っていくうちに、質問者さんがおっしゃるように、隙間にホコリが溜まるのが気になり始めました。掃除機をかけても、なかなか取りきれないんですよね。それに、マロンが粗相をしてしまったとき、コルクマットに染み込んでしまうこともあり、お手入れが大変でした。

コルクマットのデメリット
隙間にホコリが溜まりやすい
汚れが染み込みやすい
耐久性に難がある
定期的なメンテナンスが必要

クッションフロアへの挑戦

次に試したのが、クッションフロアです。コルクマットの掃除のしにくさに辟易していたので、今度は継ぎ目のないものを選びました。

クッションフロアは、表面がツルツルしているので、掃除がとても楽でした。マロンが粗相をしても、サッと拭き取ることができます。また、コルクマットよりもクッション性があるので、マロンの足腰への負担も軽減されたように感じました。

クッションフロアのメリット
掃除がしやすい
防水性がある
クッション性がある
デザインが豊富

しかし、クッションフロアにもデメリットがありました。それは、質問者さんが心配されているように、湿気の問題です。

特に、夏場はクッションフロアとフローリングの間に湿気がこもりがちで、カビが発生するのではないかと心配でした。そこで、定期的にクッションフロアを剥がして、換気をするようにしていました。

クッションフロアのデメリット
湿気がこもりやすい
フローリングとの間にカビが発生する可能性がある
剥がすのが大変
一度敷くと移動が難しい

そして、タイルカーペットへ

色々な床材を試した結果、最終的に落ち着いたのが、タイルカーペットです。

タイルカーペットは、汚れた部分だけを交換できるので、とても便利です。マロンが粗相をしてしまっても、その部分だけを剥がして洗えばOK。また、タイルカーペットは、適度なクッション性があるので、マロンの足腰への負担も軽減されます。

タイルカーペットのメリット
部分的に交換できる
洗濯できる
クッション性がある
デザインが豊富

もちろん、タイルカーペットにもデメリットはあります。それは、他の床材に比べて、初期費用が高いことです。しかし、長い目で見れば、交換の手間や掃除のしやすさを考えると、タイルカーペットが一番コスパが良いのではないかと思います。

タイルカーペットのデメリット
初期費用が高い
毛足が短いものは滑りやすい
定期的な掃除が必要
ペットの毛が絡まりやすい

専門家からのアドバイス:犬と暮らすための床選びのポイント

獣医のA先生(仮名)によると、犬の関節への負担を考えると、滑りにくく、適度なクッション性がある床材を選ぶことが重要だそうです。

A先生:「フローリングは犬にとって非常に滑りやすく、関節に大きな負担をかけます。特に、高齢犬や関節の弱い犬種(大型犬など)は、フローリングでの生活は避けるべきです。カーペットやマットなどを敷いて、滑りにくい環境を作ってあげることが大切です。」

また、犬の行動学に詳しいB訓練士(仮名)は、床材の選び方だけでなく、犬の性格やライフスタイルに合わせて、床の対策をすることが重要だと指摘します。

B訓練士:「犬は、それぞれの性格やライフスタイルによって、好む床材が異なります。例えば、活発な犬は、走り回れるスペースが必要なので、広い範囲にカーペットを敷くのがおすすめです。一方、おとなしい犬は、自分のテリトリーが決まっているので、その場所にだけマットを敷いてあげると良いでしょう。」

賃貸でも諦めない!床対策の具体的な方法

賃貸物件の場合、床の張り替えは難しいですが、様々な方法で床の対策をすることができます。

1. 滑り止めマット・カーペット

手軽にできる対策として、滑り止めマットやカーペットを敷く方法があります。
滑り止めマット:フローリングの上に敷くだけで、滑り止め効果を発揮します。様々なサイズやデザインがあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
カーペット:広い範囲をカバーできるので、犬が走り回るスペースに敷くのがおすすめです。防音効果も期待できます。
タイルカーペット:汚れた部分だけを交換できるので、便利です。洗濯できるタイプを選べば、さらに清潔に保つことができます。

2. クッションフロアシート

お部屋全体に敷き詰めることで、フローリングを保護することができます。
クッションフロアシート:防水性があるので、犬が粗相をしても安心です。様々なデザインがあるので、お部屋の雰囲気を変えることもできます。

ただし、クッションフロアシートは、湿気がこもりやすいので、定期的に換気をすることが大切です。

3. その他

上記以外にも、様々な床対策グッズがあります。
犬用ワックス:フローリングに塗ることで、滑り止め効果を発揮します。定期的に塗り直す必要があります。
ペット用靴下:犬に履かせることで、滑り止め効果を発揮します。嫌がる犬もいるので、注意が必要です。
ジョイントマット:手軽に設置できるので、部分的な対策におすすめです。コルクマット以外にも、EVA素材やPVC素材など、様々な種類があります。

タイプ別おすすめ床材

ここでは犬のタイプ別に床材のおすすめを紹介します。
小型犬:滑りにくく、掃除がしやすいタイルカーペットやクッションフロアがおすすめです。
中型犬:活発な犬には、広い範囲をカバーできるカーペットがおすすめです。
大型犬:関節への負担を軽減するために、クッション性の高いマットやカーペットを選びましょう。
老犬:滑りにくく、保温性のあるコルクマットやカーペットがおすすめです。

まとめ:愛犬・愛猫との快適な暮らしのために

賃貸物件での床対策は、工夫次第でいくらでもできます。愛犬・愛猫の性格やライフスタイルに合わせて、最適な方法を見つけて、快適な暮らしを実現してくださいね。

今回の記事では、様々な床対策を紹介しましたが、どれが正解ということはありません。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ご自身に合った方法を試してみてください。

そして、何よりも大切なのは、愛犬・愛猫とのコミュニケーションです。床の対策をするだけでなく、日頃から愛犬・愛猫の様子を観察し、快適に過ごせるように配慮してあげてくださいね。

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