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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬と飼い主さんのアレルギー対策:快適な住まいのためのQ&A

#犬アレルギー
 
花粉、ハウスダストの対策について教えてください。私と犬がアレルギーもちです。犬は今の時期になるとアトピーが悪化します。今時期なのでブタクサでしょうか?獣医さんの指示で散歩から帰ったら必ずブラシでほこりと花粉を払うよういわれ、一日2回散歩後ブラシッングしています。シャンプーもまめにできればベストなのですが、柴なので頻繁にしてはいけないといわれ、月1〜2回が限界です。一方私はここ数年アトピーになってしまい皮膚科にかかるも改善はされません。血液検査しましたが、コナヒョウヒダニ、ハウスダスト、イヌヒクズはクラス0、全て0、34以下でした。他のものはまだ調べていません。子供のころから犬、小動物はずっとかっていましたし、今飼っている犬も私がアトピーがでる数年前からかっていましたが何も症状はなく、よくよくおもいかえすと、今の新築の家に越して数ヶ月でカユミの症状が現れ、慢性化しています。ハウスシックでしょうか?私は食べ物にはアレルギーは全くありません。犬はビーフ禁止で守っています。そこでおききしたいのが、掃除、換気の対策についてですが、窓を開けてできるだけ換気したいですが、花粉がまっている時期は窓を開けると中に入ってきてしまいますよね?そうすると、窓を閉めると中でハウスダストが増殖しそうな気がします。一応獣医さんにも空気清浄機はおすすめとのことで、まだ届いていませんが購入しました。エアコンはあります。しかし地域的に夏でも常用するほどの気温にならない日もあります。なので窓を結構あけますが、そうすると花粉が侵入してくるんですよね?そうしたら換気は?と、どうしたらいいかわかりません。犬も私もかゆいかゆいで困っています。網戸は窓をあける時期は時々気になったら掃除機でほこり等吸い取っています。こちらもかなりまめに掃除した方がいいでしょうか?布団、ベッドまわり等も掃除機はかけています。でも症状は緩和されません。んー、あとストレスはけっこうあります。関係ありますかね?掃除機は毎日かけています。一日2回かける日もあります。フローリングがすごくすべるので犬がすべるので(マンションなのでガシャガシャ爪の音も迷惑になるので)居間の半分に防ダニのカーペットをひいています。和室のたたみの上にはすべて覆うようにフローリングカーペットをひいています。(犬がひっかくので)これも原因でしょうか?もう考えだしたらとまりません。とにかく犬も私もつらくて肌がボロボロです。今までこんなんじゃなかったのに、、です。どのようなことでもかまいません。何かお知恵をおかしください!!私は年中かゆいですがここ最近犬同様ひどいです補足うちは分譲マンションでフィルターのついた換気口が家に何カ所かついています。フィルターの交換をじつは数年していませんで、、した方がいいですよね?窓はあけずにこの換気口をオープンにしておくだけでいいんでしょうか?

アレルギー、本当にお辛いですよね。特に愛犬も同じように苦しんでいるのを見るのは、飼い主さんにとって何よりも辛いことだと思います。
今回のケースでは、花粉やハウスダスト、もしかすると新築の家特有の化学物質などが複合的に影響している可能性が考えられます。
そこで今回は、具体的な対策を一緒に考え、少しでも快適な生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます!

結論:原因の特定と複合的なアプローチが重要

まず、アレルギーの原因を特定するために、専門家(皮膚科医、獣医)との連携を密にしましょう。
その上で、空気清浄機の活用、換気方法の見直し、掃除方法の改善、生活習慣の改善など、複合的なアプローチを試みることをお勧めします。
この記事では、具体的な対策方法を詳しく解説していきます。

1. アレルギーの原因を特定する

1-1. 人のアレルギー検査を再検討する

以前の検査でコナヒョウヒダニ、ハウスダスト、イヌヒクズが陰性だったとのことですが、アレルギーの原因は一つとは限りません。
時期的なもの(ブタクサなど)や、他のハウスダスト、カビなどが原因となっている可能性もあります。
皮膚科医に相談し、再度アレルギー検査を受けてみましょう。
RAST検査(アレルゲン特異的IgE抗体検査)など、より詳細な検査を検討するのも有効です。

1-2. 犬のアレルギー検査を検討する

愛犬のアトピーが悪化する原因を特定するために、獣医さんに相談してアレルギー検査を検討してみましょう。
アレルゲン特異的IgE抗体検査:血液検査で、何に対してアレルギー反応を起こしているかを調べます。
皮膚掻爬試験:皮膚を採取して、顕微鏡で寄生虫や真菌の感染がないかを調べます。
除去食試験:特定の食物アレルギーが疑われる場合、獣医さんの指示のもと、原因となりうる食物を除去した食事を与え、症状の変化を観察します。

2. 住環境の見直し:換気と空気清浄

2-1. 換気方法の改善

窓を開けての換気は、花粉の侵入を招く可能性があります。しかし、換気をせずに室内にハウスダストや化学物質が滞留するのも問題です。
換気扇:24時間換気システムがあれば、常時運転させてください。
フィルターの清掃・交換を定期的に行いましょう。
窓を開ける場合:花粉の飛散量が少ない時間帯(早朝や夜間)に、短時間換気を行うのがおすすめです。
レースカーテンを閉めておくと、花粉の侵入をある程度防ぐことができます。
空気清浄機:HEPAフィルター搭載の空気清浄機は、花粉やハウスダストの除去に効果的です。
部屋の広さに合ったものを選び、定期的にフィルターを交換しましょう。

2-2. 分譲マンションの換気口を活用する

分譲マンションに設置されているフィルター付きの換気口は、外気を取り込む際に花粉やホコリを除去する役割があります。
フィルターの交換:数年間交換していないとのことですので、すぐに交換しましょう。
取扱説明書を確認し、適切なフィルターを選んでください。
換気口の開放:窓を開けなくても、換気口を開放しておくだけで、ある程度の換気が可能です。
ただし、換気能力は窓を開けるよりも劣るので、状況に応じて窓を開けて換気することも検討しましょう。

3. 掃除方法の見直し:徹底的なアレルゲン除去

3-1. カーペットの見直し

フローリングの滑り止めとして使用しているカーペットや、畳の上に敷いているフローリングカーペットは、ダニやカビの温床になりやすいです。
カーペットの素材:天然素材のカーペットは、吸湿性が高く、ダニやカビが発生しやすい傾向があります。
アレルギー対策としては、防ダニ加工が施された化学繊維のカーペットを選ぶのがおすすめです。
カーペットの掃除:カーペットは、こまめに掃除機をかけるだけでなく、定期的に洗濯するか、クリーニングに出すようにしましょう。
畳の上に敷いているフローリングカーペットは、定期的に剥がして、畳の乾燥と掃除を行うようにしましょう。
思い切って撤去:アレルギー症状が改善しない場合は、思い切ってカーペットを撤去し、フローリングのまま生活するのも一つの方法です。
フローリングの滑り止めには、滑り止めワックス滑り止めマットなどを活用しましょう。

3-2. 布団・ベッド周りの掃除

寝具は、ダニやハウスダストが溜まりやすい場所です。
布団乾燥機:布団乾燥機を使って、布団を乾燥させると、ダニの繁殖を抑えることができます。
乾燥後は、掃除機でダニの死骸を吸い取るようにしましょう。
布団クリーナー:布団クリーナーは、布団に潜むダニやハウスダストを効果的に除去できます。
定期的に使用し、寝具を清潔に保ちましょう。
寝具の洗濯:シーツや枕カバーは、こまめに洗濯しましょう。
可能であれば、布団や毛布も洗濯するか、クリーニングに出すようにしましょう。

3-3. 網戸の掃除

網戸は、花粉やホコリが付着しやすい場所です。
掃除機:網戸に掃除機をかける際は、ブラシノズルを使用すると、網目を傷つけずに汚れを吸い取ることができます。
水洗い:網戸を取り外して、水洗いするのも効果的です。
中性洗剤を薄めた水で洗い、十分に乾燥させてから取り付けましょう。

3-4. その他の掃除

拭き掃除:フローリングや家具は、こまめに拭き掃除をしましょう。
アレルギー対応の洗剤を使用すると、より効果的です。
加湿器:室内の乾燥は、ハウスダストを舞い上げやすくします。
加湿器を使って、適切な湿度を保つようにしましょう。
ただし、加湿器の清掃を怠ると、カビが発生する原因となるため、注意が必要です。

4. 生活習慣の見直し:ストレス軽減と免疫力アップ

4-1. ストレス対策

ストレスは、アレルギー症状を悪化させる原因の一つです。
リラックス:趣味を楽しんだり、音楽を聴いたり、アロマを焚いたりするなど、リラックスできる時間を作りましょう。
睡眠:十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠を心がけましょう。
運動:適度な運動は、ストレス解消に効果的です。
ウォーキングやヨガなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。

4-2. 食事の見直し

バランスの取れた食事は、免疫力を高め、アレルギー症状の緩和に繋がります。
抗炎症作用のある食品:青魚(サバ、イワシなど)、緑黄色野菜、果物、発酵食品などを積極的に摂取しましょう。
添加物を避ける:加工食品やインスタント食品には、添加物が含まれていることが多いです。
できるだけ自然な食品を選び、手作りの料理を心がけましょう。
水分補給:こまめな水分補給は、体内の老廃物を排出し、アレルギー症状の緩和に役立ちます。

4-3. 犬のケア

ブラッシング:散歩から帰ったら、必ずブラッシングを行い、花粉やホコリを落としましょう。
シャンプー:獣医さんの指示に従い、適切な頻度でシャンプーを行いましょう。
アレルギー対応のシャンプーを使用すると、皮膚への刺激を抑えることができます。
食事:獣医さんの指示に従い、アレルギー対応のフードを与えましょう。
ストレス対策:犬もストレスを感じると、アレルギー症状が悪化することがあります。
十分な運動や遊び、スキンシップを通して、愛犬のストレスを軽減してあげましょう。

5. ハウスシック症候群の可能性

新築の家に引っ越してからアレルギー症状が出始めたとのことですので、ハウスシック症候群の可能性も考慮する必要があります。
原因物質の特定:建材や家具から発生する化学物質が原因となっている可能性があります。
専門業者に依頼して、室内の化学物質濃度を測定してもらうのも一つの方法です。
換気:こまめな換気は、化学物質の濃度を下げる効果があります。
特に、新築後しばらくは、積極的に換気を行うようにしましょう。
空気清浄機:化学物質を除去できる空気清浄機を使用するのも有効です。
専門家への相談:症状が改善しない場合は、専門家(医師、建築士など)に相談しましょう。

まとめ

アレルギー対策は、原因の特定から始まり、住環境の見直し、生活習慣の改善など、多岐にわたるアプローチが必要です。
根気強く対策を続けることで、必ず症状は改善していきます。
今回の情報が、あなたと愛犬の快適な生活の一助となれば幸いです。
もし、症状が改善しない場合は、専門家(皮膚科医、獣医)に相談し、適切な治療を受けてくださいね。応援しています!

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