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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬の壁掘り問題、解決策はあります!【柴犬との暮らしを豊かに】

#しつけ
 

愛犬の壁掘り、本当に困りますよね。特に初めて犬を飼うとなると、どうしていいか分からず、ノイローゼ気味になってしまうお気持ち、すごくよく分かります。でも、大丈夫!諦めずに、一緒に解決策を探していきましょう。

飼い犬の柴犬(5ヵ月半)が壁を掘ってしまいました。壁の一部(10×20センチ)がはがされ、石膏もとれてしまいました。毎日散歩につれていってるし色んなところに連れてったりして運動も結構させているのですが、最近すごく反抗的で、初めて飼った犬ということもあり半ばノイローゼ気味で毎日涙がでます。うちの犬は、うちに来たときからすごく自己主張が激しくて、よく言えばポジティブ、悪く言えばしつこいほど諦めが悪い犬です。それで、しつけ本に書いてあるような叱り方やほめ方は一通りやったし、自分なりに努力してきましたがうまくいきません。それなのにここ2週間くらい前から急に反抗的な態度をとるようになり、ものすごい勢いで反抗してきたりしてますます躾がやりづらくなってしまいました。もともといたずらっ子で今までもいろんないたずらをされましたが、今日は家族で夕食に出かけて帰ってきたら壁が掘られており、頭が真っ白になってしまいました。とりあえず、どうしたら壁を掘るのを辞めさせることができるでしょうか。最近は毎日躾のことでノイローゼ気味で、辛くて、自分が一番ダメなのも犬が悪くないのも分かっています。

この記事では、柴犬の壁掘りというお悩みを解決するために、原因の特定から具体的な対策、そして心のケアまで、幅広くアドバイスしていきます。

ケーススタディ:壁掘りの原因を探る名探偵!

まるでミステリードラマの主人公になったつもりで、愛犬の行動を観察し、壁掘りの原因を特定していきましょう。

1.退屈という名の犯人

状況:留守番中や、飼い主さんが忙しくて相手にできない時に壁を掘る。
動機:エネルギーを持て余し、退屈しのぎに。
対策
知育玩具を導入する(コング、知育マットなど)。
留守番前に十分な運動をさせる(散歩、ドッグランなど)。
短時間でも良いので、毎日必ず遊び時間を作る。
犬が安全に遊べるおもちゃを与える(噛んでも安全なロープやぬいぐるみ)。

2.分離不安という名の共犯者

状況:飼い主さんが見えなくなると、不安そうに鳴いたり、落ち着きがなくなる。
動機:飼い主さんと離れることへの強い不安。
対策
徐々に留守番の時間を長くする練習をする。
留守番中は、犬のお気に入りの場所でリラックスできるよう工夫する(クレート、毛布など)。
「行ってきます」と大げさに言わず、そっと家を出る。
帰宅時も、犬が興奮していても落ち着いて対応する。

3.ストレスという名の黒幕

状況:引っ越し、家族構成の変化、騒音など、環境の変化があった。
動機:環境の変化によるストレス。
対策
犬が安心できる場所を作る(クレートなど)。
生活リズムをなるべく変えない。
優しく声をかけ、スキンシップを増やす。
獣医さんに相談し、必要であれば抗不安薬などを検討する。

4.要求不満という名の挑戦者

状況:お腹が空いている、トイレに行きたい、遊びたいなどの要求がある時に壁を掘る。
動機:自分の要求を伝えようとする。
対策
犬の要求を理解し、早めに満たしてあげる。
要求吠えをする場合は、無視する(ただし、排泄や体調不良の場合は除く)。
要求が満たされたら、褒めてあげる。

5.本能という名の衝動

状況:特に理由もなく、楽しそうに壁を掘る。
動機:犬の本能的な行動。
対策
掘る代わりに遊べる場所を提供する(砂場、掘りごたつのような場所)。
掘る行動を他の行動に置き換える(おもちゃを引っ張る、ボールを追いかけるなど)。
どうしても止められない場合は、壁を保護する(保護シート、柵など)。

具体的な対策:壁掘りストップ大作戦!

原因が特定できたら、いよいよ具体的な対策です。

1.環境エンリッチメント

犬の生活環境を豊かにすることで、退屈やストレスを軽減します。
知育玩具:コング、知育マット、パズルなど、犬の知的好奇心を刺激するおもちゃを与えましょう。
おもちゃのローテーション:いつも同じおもちゃではなく、定期的におもちゃを変えることで、飽きさせないようにしましょう。
隠しおやつ:部屋のあちこちにおやつを隠し、犬に探させるゲームをしましょう。
音楽:犬がリラックスできる音楽を流しましょう(クラシック、レゲエなど)。
安全な掘り場所の提供:庭に砂場を作ったり、段ボールに新聞紙や布を詰めて、掘っても良い場所を用意する。

2.運動

十分な運動は、犬の心身の健康を保つために不可欠です。
散歩:毎日、朝晩2回、30分以上の散歩に行きましょう。
ドッグラン:広い場所で自由に走り回らせましょう。
遊び:ボール遊び、フリスビー、引っ張りっこなど、犬が楽しめる遊びをしましょう。
アジリティ:ドッグスポーツであるアジリティは、犬の運動能力と集中力を高めるのに役立ちます。

3.しつけ

基本的なしつけは、犬との信頼関係を築き、問題行動を予防するために重要です。
服従訓練:「お座り」「伏せ」「待て」などの基本的な指示に従えるように訓練しましょう。
リーダーシップ:飼い主さんがリーダーシップを発揮し、犬に安心感を与えましょう。
ポジティブ・トレーニング:ご褒美を使って、良い行動を強化しましょう。
クリッカー・トレーニング:クリッカーを使って、犬に正確に指示を伝えましょう。

4.壁の保護

壁を掘るのを完全に止められない場合は、壁を保護することも検討しましょう。
保護シート:壁に貼る保護シートは、壁の傷つきを防ぎます。
:壁の前に柵を設置することで、犬が壁に近づくのを防ぎます。
犬用のプレイスペース:犬が自由に過ごせるプレイスペースを作り、壁から遠ざけましょう。
壁の補修:もし壁が掘られてしまったら、早めに補修して、犬が同じ場所を掘るのを防ぎましょう。

心のケア:飼い主さんの心の負担を軽くするために

愛犬の壁掘り問題は、飼い主さんにとっても大きなストレスになります。一人で悩まず、誰かに相談することも大切です。
獣医さん:犬の行動に関する専門家です。相談することで、適切なアドバイスをもらえるでしょう。
ドッグトレーナー:しつけの専門家です。犬の行動を改善するための具体的な方法を教えてくれます。
友人や家族:同じように犬を飼っている友人や家族に相談することで、共感してもらえたり、アドバイスをもらえたりするでしょう。
インターネット:犬の飼育に関する情報が豊富にあります。掲示板やSNSで、同じ悩みを持つ人と交流することもできます。
カウンセリング:精神的な負担が大きい場合は、カウンセリングを受けることも検討しましょう。

成功事例:壁掘り克服物語

Aさん(30代女性)は、柴犬のB(6ヶ月)の壁掘りに悩んでいました。Bは留守番中に必ず壁を掘り、Aさんは毎日帰宅するのが憂鬱でした。

Aさんは、まず獣医さんに相談し、Bが分離不安症である可能性を指摘されました。そこで、AさんはドッグトレーナーのCさんの指導のもと、分離不安症の改善に取り組むことにしました。

Cさんは、Aさんに以下のことをアドバイスしました。
留守番の練習:最初は数分から始め、徐々に留守番の時間を長くしていく。
留守番中の環境:Bのお気に入りの毛布や、噛んでも安全なおもちゃを用意する。
帰宅時の対応:Bが興奮していても、落ち着いて対応する。

Aさんは、Cさんのアドバイスを実践し、毎日Bに愛情を注ぎました。その結果、Bの分離不安症は徐々に改善され、壁を掘ることもなくなりました。

Aさんは、「最初は本当に辛かったけど、諦めずにBと向き合ってきてよかった。今では、Bは私の大切な家族です」と話しています。

専門家からのアドバイス:犬の行動を理解することが大切

獣医D先生は、「犬の壁掘り行動は、様々な原因が考えられます。まずは原因を特定し、適切な対策をとることが重要です。また、犬の行動を理解し、愛情を持って接することも大切です」と話しています。

まとめ:愛犬との絆を深めよう

愛犬の壁掘り問題は、根気強く取り組むことで必ず解決できます。諦めずに、愛犬と向き合い、信頼関係を築いていきましょう。そして、愛犬との暮らしを、より豊かに、より幸せなものにしていきましょう。

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