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猫と暮らした賃貸物件の退去費用、10年住んだ場合の相場は?

#退去費用
 
ペット可の物件で猫を複数飼い、10年数ヶ月住んでいます。退去する場合、猫が畳、柱、壁などをかなり傷めたため、どれくらい修繕費がかかるか見当がつきません。家は築40年くらいの木造二階建て一軒家で、トイレは和式、全て畳、砂壁(台所はパネルのような素材の壁)です。1階が6畳、2階が6畳と4畳半。元々リフォームなどはしておらず、流し台などの設備も古いです。雨漏りではないですが、水が染みてきているらしく、2階の天井付近の砂壁に水染みもできています。天井裏によく動物が入ってくるため、そのせいかもしれません。家全体がかなり傷んでいる気がして、退去時のことが心配です。2年以内に引っ越しをしたいため、修繕費を貯めたいと思っています。猫を複数飼うのは大家さんに認められた上だったのですが、飼い主の責任で畳はかなり傷んでいて、表替えでは無理で丸々替えることになりそうです。畳を通り越して床板が傷んでいる部分(1階から見て床がたわんでいる)もあるため、2階の4畳半の部屋は床板も直さないとならないと思います。砂壁にも爪研ぎで剥がれた部分がいくつもあるのですが、あれは塗り直しができるのでしょうか?木の柱にも傷が付いている部分があります。1階は玄関+台所部分以外はそれほど傷んでいないので、6畳の畳も表替えだけで済むかもしれませんが、とにかく2階の傷みがきついです。敷金礼金は合わせて40万円払っています。2年更新で今年も更新料14万円を払いました。タバコは吸いません。居住年数が10年〜12年で、退去時の費用はいくら位かかるか、目安の付く方がおられましたらご教示ください。

猫ちゃんと10年以上も一緒に暮らしたお家からの退去、ご心配な気持ち、すごくよく分かります。特に、猫ちゃんが壁や柱を傷つけてしまったとなると、修繕費がどれくらいになるのか、見当もつかないですよね。でも、ご安心ください!今回は、そんなあなたの不安を解消するために、賃貸物件の退去費用について、徹底的に解説していきます。

この記事を読めば、
退去費用の相場が分かり、費用の内訳を理解できます。
修繕費を抑えるための具体的な対策を講じることができます。
大家さんとの交渉術を身につけ、納得のいく解決を目指せます。

猫ちゃんと快適に暮らしたお家を気持ちよく退去するために、ぜひ最後まで読んでくださいね!

ケーススタディ:猫との暮らし10年、退去費用のリアル

今回のケースは、猫ちゃんと10年以上暮らした賃貸物件の退去費用に関するご相談です。築40年の木造一軒家で、猫ちゃんが畳や柱、壁を傷つけてしまったとのこと。特に2階の傷みがひどく、床板の修理も必要になる可能性があるようです。

このケースから、退去費用の算出方法や、修繕費を抑えるためのポイント、大家さんとの交渉術などを具体的に見ていきましょう。

退去費用の内訳を知ろう!

まず、退去費用は、大きく分けて「原状回復費用」と「クリーニング費用」の2つに分けられます。
原状回復費用:賃借人の故意・過失、または通常の使用を超えるような使い方によって生じた損耗を回復するための費用です。今回のケースでは、猫ちゃんが傷つけた畳、柱、壁などがこれに当たります。
クリーニング費用:入居者が退去した後に、部屋全体を清掃するための費用です。これは、賃借人の負担となることが一般的です。

ただし、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、経年劣化や通常の使用による損耗については、大家さんが負担することになっています。

今回のケースでは、築40年という築年数も考慮されるため、畳や壁の自然な劣化については、大家さんが負担する可能性もあります。

修繕費用の相場をチェック!

では、実際にどれくらいの修繕費がかかるのでしょうか?
畳の交換:1畳あたり5,000円~20,000円程度
床板の修理:1㎡あたり10,000円~30,000円程度
壁の塗り直し:1㎡あたり2,000円~5,000円程度
柱の修理:程度によるが、数千円~数万円程度

ただし、これはあくまで目安です。実際には、業者に見積もりを依頼し、傷の程度や使用する素材によって費用が大きく変動します。

今回のケースでは、2階の4畳半の部屋の床板を修理する必要があるため、床板の修理費用が最も高くなる可能性があります。また、畳の交換費用や壁の塗り直し費用も、それなりの金額になるでしょう。

敷金は戻ってくる?

敷金は、退去時に原状回復費用やクリーニング費用を差し引いた残額が返還されるのが一般的です。今回のケースでは、敷金として40万円を支払っているので、修繕費が40万円を超えなければ、敷金の一部が返還される可能性があります。

ただし、契約書に「敷金は返還しない」という特約がある場合は、敷金が返還されないこともあります。契約書をよく確認しておきましょう。

修繕費を抑えるための5つの対策

少しでも修繕費を抑えるために、以下の5つの対策を実践しましょう。

1. 入居時の状況を記録しておく

入居時に、部屋の状態を写真や動画で記録しておきましょう。退去時に、入居時からあった傷や汚れについて、修繕費を請求されるのを防ぐことができます。
2. 日頃からこまめに掃除をする

日頃からこまめに掃除をすることで、汚れの蓄積を防ぎ、原状回復費用を抑えることができます。特に、水回りはカビが発生しやすいので、注意が必要です。
3. 自分でできる範囲で修繕する

壁の小さな傷や剥がれなどは、自分で修繕することで、修繕費を抑えることができます。ホームセンターで補修材を購入し、DIYに挑戦してみましょう。
4. 複数の業者に見積もりを依頼する

退去時の修繕は、必ず複数の業者に見積もりを依頼しましょう。業者によって、費用やサービス内容が異なるため、比較検討することで、より安く、信頼できる業者を選ぶことができます。
5. 大家さんと交渉する

退去費用について、大家さんと交渉することも可能です。例えば、経年劣化による損耗については、大家さんに負担してもらうように交渉したり、修繕費の減額を交渉したりすることができます。

猫との暮らしで注意すべきポイント

猫ちゃんと一緒に賃貸物件で暮らす場合、以下の点に注意しましょう。
ペット可の物件を選ぶ

ペット可の物件であっても、猫の飼育に関する規約がある場合があります。事前に確認しておきましょう。
猫が傷つけやすい場所を保護する

壁や柱など、猫が爪とぎをしやすい場所には、保護シートを貼るなどして、傷を防ぎましょう。
定期的に爪を切る

猫の爪は、定期的に切ることで、家具や壁へのダメージを軽減できます。
猫がストレスを溜めないようにする

猫がストレスを溜めると、問題行動を起こしやすくなります。猫が安心して暮らせる環境を整え、定期的に遊んであげましょう。

大家さんとの交渉術:知っておくべきこと

退去費用を抑えるためには、大家さんとの交渉が重要になります。
契約書をよく確認する

契約書には、原状回復に関する条項が記載されています。契約書をよく確認し、自分の権利と義務を理解しておきましょう。
国土交通省のガイドラインを参考にする

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」は、原状回復に関するトラブル解決の指針となるものです。ガイドラインを参考に、自分の主張を整理しましょう。
客観的な証拠を集める

入居時の写真や動画、修繕の見積もりなど、客観的な証拠を集めることで、交渉を有利に進めることができます。
冷静かつ丁寧に交渉する

感情的にならず、冷静かつ丁寧に交渉することが大切です。自分の主張をしっかりと伝え、大家さんの言い分にも耳を傾けましょう。
第三者機関に相談する

どうしても大家さんとの交渉がうまくいかない場合は、消費者センターや弁護士などの第三者機関に相談することも検討しましょう。

まとめ:猫との暮らしを大切に、賢く退去しよう!

今回は、猫ちゃんと暮らした賃貸物件の退去費用について解説しました。退去費用は、様々な要因によって変動するため、一概にいくらとは言えません。しかし、今回の記事で紹介した対策を実践することで、修繕費を抑え、納得のいく退去を目指すことができます。

猫ちゃんと快適に暮らしたお家を、気持ちよく退去するために、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね!

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