愛犬との生活、そして5年という月日を共にした彼氏との関係。しかし、DV、金銭問題、家事への非協力、将来への不安…多くの問題が山積し、別れを考えているのですね。今回は、そんな複雑な状況に置かれたあなたへ、犬との生活をサポートする賃貸アドバイザーとして、専門家の視点からアドバイスさせていただきます。
・彼氏と喧嘩をするとたまに手をあげてくる。先月喧嘩をしてしまったときは階段の上から突き落とされ、壁にコブシほどの大きな穴が開いてしまった(賃貸なのに・・・)
・お金にかなりルーズで、携帯払いで物を買いまくったり、ガソリン代にとっておいたお金を勝手に使ってしまっていた。過去には住民税やローンの支払い延滞などウン十万の請求がきた。
・犬を飼っているのいるのですが、トイレを変えたり世話を積極的にしようとしない。
・朝誰かに起こしてもらわないと起きれず、何度も遅刻し職場の上司に何度も怒られついに先月減給処分されてしまった。
・彼氏は結婚したいとか言ってくれますが、今のお互いの給料では同棲しているだけで精一杯。
・かれこれ2ヶ月はエッチしていない。
以上が今までしてきた・されてきた事です。さらに言えば、最近私が職場の後輩に告白され気持ちがよく分からなくなってきました。ですが今の彼氏は趣味も話も合うし、よくしてくれる時はすごく優しく一緒にいて居心地がいいのですが、上記のこともあり将来が不安です。彼氏のことが嫌いになったわけではないのですが・・・どうしたらいいか分かりません。
まず、DV(ドメスティックバイオレンス)は絶対に許される行為ではありません。一度でも暴力を振るわれた場合、それがエスカレートする可能性は非常に高いです。また、金銭的なルーズさ、家事への非協力は、将来的にあなたの負担を増やすだけでなく、愛犬との生活にも悪影響を及ぼす可能性があります。
愛犬との幸せな生活を守るためにも、まずはご自身の安全を確保することを最優先に考えてください。
過去に同様の悩みを抱えていたAさんのケースをご紹介します。Aさんは、長年付き合った彼氏との別れを悩んでいました。彼氏は普段は優しいのですが、酒に酔うと暴力的になり、Aさんだけでなく飼っていた犬にも危害を加えることがありました。また、Aさんの稼ぎをギャンブルにつぎ込むなど、金銭的な問題も抱えていました。
Aさんは、「彼には良いところもある」「別れたら一人になってしまう」という不安から、なかなか別れを決断できませんでした。しかし、ある日、彼氏が犬を蹴り飛ばしたことをきっかけに、別れを決意。実家に犬を預け、弁護士に相談しながら、彼氏との関係を解消しました。
その後、Aさんは新しい住まいを見つけ、愛犬との生活を再開。以前よりもずっと穏やかで幸せな日々を送っています。
Aさんの事例からわかるように、DVや金銭問題は、決して改善されるものではありません。むしろ、時間が経つにつれて悪化する可能性が高いです。愛犬との幸せな生活を守るためには、早めの決断が重要です。
DVは犯罪です
   DVは、単なる夫婦喧嘩や恋人同士の喧嘩ではありません。刑法上の暴行罪や傷害罪などに該当する犯罪行為です。
DVはエスカレートします
   DVは、最初は軽い暴力や言葉の暴力から始まり、徐々にエスカレートしていく傾向があります。
DVは誰にでも起こりえます
   DVは、年齢、性別、学歴、職業、収入などに関係なく、誰にでも起こりうる問題です。
あなたは悪くありません
DV被害者は、「自分が悪いから暴力を振るわれるんだ」と考えがちですが、決してそうではありません。暴力を振るう側が100%悪いのです。
1. 相談窓口に相談する
   DVや離婚に関する相談窓口はたくさんあります。一人で悩まず、専門機関に相談してみましょう。
DV相談ナビ:0570-0-55210
よりそいホットライン:0120-279-338
法テラス(日本司法支援センター):0570-078374
2.  証拠を集める
   DVの証拠(写真、動画、診断書など)を集めておきましょう。これらの証拠は、離婚や慰謝料請求の際に役立ちます。
3.  安全な場所を確保する
   緊急時に避難できる場所(実家、友人宅、シェルターなど)を確保しておきましょう。
4.  弁護士に相談する
   離婚や慰謝料請求を考えている場合は、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、あなたの権利を守り、有利な条件で離婚を進めるためのサポートをしてくれます。
5.  愛犬の避難場所を確保する
もし彼氏と別れることになった場合、愛犬を安全に預けられる場所を確保しておきましょう。実家や友人宅、ペットホテルなどが考えられます。
もし、彼氏と別れて新しい生活を始めることになった場合、愛犬との生活を快適に送るための賃貸物件を選ぶことが重要です。
ペット可物件を選ぶ
   当然ですが、ペット可物件を選ぶことが大前提です。ペットの種類や数に制限がある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
周辺環境をチェックする
   物件の周辺に、犬の散歩に適した公園や緑地があるか、動物病院やペットショップが近くにあるかなどをチェックしましょう。
防音対策がされているか確認する
   犬の鳴き声は、近隣住民とのトラブルの原因になることがあります。防音対策がされている物件を選ぶか、自分で防音対策を施すことを検討しましょう。
十分な広さがあるか確認する
   犬が快適に過ごせるだけの十分な広さがあるか確認しましょう。犬種や性格によって必要な広さは異なりますが、一般的には、小型犬で1K、中型犬で1DK、大型犬で1LDK以上が目安となります。
ペット共生型賃貸物件を検討する
最近では、犬との生活を前提としたペット共生型賃貸物件も増えています。これらの物件は、犬のための設備(ドッグラン、足洗い場、トリミングルームなど)が充実しているだけでなく、犬好きの入居者が集まるため、コミュニティを形成しやすいというメリットもあります。
あなたは今、人生の岐路に立っています。辛い状況から抜け出すためには、勇気が必要です。しかし、一歩踏み出せば、きっと明るい未来が待っています。
愛犬との幸せな生活を守るために、まずはご自身の安全を確保し、専門機関に相談してみてください。そして、新しい住まいを見つけ、愛犬との生活を再開しましょう。
私たちは、あなたが愛犬と共に幸せな生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。
もし、あなたも同じような経験をされたことがあるなら、ぜひコメント欄で体験談をお聞かせください。あなたの経験が、同じように悩んでいる誰かの力になるかもしれません。