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移住で愛猫と離れる決断…後悔しないための賃貸アドバイザーからのアドバイス

#猫との暮らし
 

移住のために、長年連れ添った愛猫と離れざるを得ない状況なのですね。それは非常につらい決断だったと思います。13年間も一緒に過ごした猫ちゃんのことを思うと、胸が締め付けられるような気持ち、本当によく分かります。

移住のために、猫を実家に置いていくことになりそうです。移住先が賃貸でいいところが見つからず、難儀しています。一度、猫を実家に置いて行った際、表情がなくなり、挙動不審になった経験があり、今回も同じようなことになるのではないかと心配です。猫は中型犬くらいの賢い猫で、出て行くことを察してか情緒不安定になっています。治安の良い場所に住みたい気持ちと、猫のことが心配で、どうすれば諦めがつくかご助言ください。

今回は、このお悩みに、犬と暮らせる賃貸物件専門の不動産サイトのWEBライターであり、犬との生活をサポートする賃貸アドバイザーの視点から、具体的な解決策と心のケアについてお話させていただきます。

1.猫ちゃんの気持ちを理解し、最適な選択肢を探る

まず、猫ちゃんの気持ちを理解することが大切です。猫は環境の変化に敏感で、特に長年住み慣れた場所から離れることは大きなストレスになります。過去に一度、実家に預けた際に猫ちゃんの様子が変わってしまったとのこと、それは猫ちゃんなりに寂しさや不安を感じていたサインでしょう。

しかし、今回の状況は少し違います。今回は「置いていく」という決断を迫られているのですよね。猫ちゃんにとって何が一番幸せなのか、様々な角度から考えてみましょう。
猫ちゃんの性格を考慮する:
猫ちゃんは普段どんな様子ですか?甘えん坊でいつも人に寄り添っていたいタイプでしょうか?それとも、自立していてあまり干渉されるのを好まないタイプでしょうか?前者であれば、飼い主さんと離れることは大きなストレスになる可能性があります。後者であれば、環境の変化には強いかもしれません。
実家のご家族との相性:
猫ちゃんは実家のご家族に慣れていますか?もし、あまり交流がないようであれば、預けられた際に孤独を感じてしまうかもしれません。逆に、実家のご家族が猫好きで、猫ちゃんも懐いているようであれば、安心して預けられるかもしれません。
移住先の状況:
移住先の賃貸物件の状況はどうでしょうか?ペット可の物件が全くないのでしょうか?もし、少しでも可能性があるなら、諦めずに探し続ける価値はあると思います。また、移住先の治安や周辺環境も考慮する必要があります。猫ちゃんにとって安全で快適な環境を提供できるかどうかが重要です。

2.後悔しないための3つの選択肢

猫ちゃんの気持ち、実家の状況、移住先の状況を総合的に考慮した上で、以下の3つの選択肢を検討してみましょう。

選択肢1:移住を延期し、ペット可物件を探す

これが最も理想的な選択肢です。移住を急がず、時間をかけてペット可の賃貸物件を探しましょう。
探し方のコツ:
インターネット検索:
「ペット可賃貸」「犬猫共生賃貸」などのキーワードで検索し、複数の不動産サイトを比較検討しましょう。
不動産会社に相談:
ペット可物件に強い不動産会社に相談し、希望条件を伝えれば、非公開物件を紹介してくれる可能性もあります。
地域の掲示板やSNS:
地域の掲示板やSNSで情報収集するのも有効です。地元の人しか知らない穴場物件が見つかるかもしれません。
物件選びの注意点:
ペット飼育の条件:
ペットの種類や大きさ、頭数制限などを確認しましょう。
共用部分のルール:
共用部分でのペットの散歩や排泄に関するルールを確認しましょう。
周辺環境:
動物病院やペットショップ、公園など、ペットと快適に暮らせる環境が整っているか確認しましょう。
契約時の注意点:
ペット飼育に関する特約:
ペット飼育に関する特約の内容をしっかり確認しましょう。
敷金・礼金:
ペット飼育の場合、敷金や礼金が高くなることがあります。事前に確認しておきましょう。

選択肢2:実家に預けることを前向きに検討する

どうしてもペット可物件が見つからない場合は、実家に預けることを前向きに検討しましょう。ただし、猫ちゃんが安心して暮らせるように、以下の準備が必要です。
環境づくり:
猫ちゃん専用のスペースを確保し、トイレやベッド、おもちゃなどを設置しましょう。
慣らし期間:
最初は短時間から預け、徐々に時間を延ばしていくことで、猫ちゃんが環境に慣れるのを助けましょう。
コミュニケーション:
実家のご家族と猫ちゃんの様子について頻繁に連絡を取り合い、猫ちゃんの不安を解消しましょう。
愛情表現:
実家のご家族に、猫ちゃんへの愛情表現を積極的に行ってもらいましょう。撫でたり、話しかけたり、一緒に遊んだりすることで、猫ちゃんは安心感を得られます。
ビデオ通話の活用:
定期的に猫ちゃんとビデオ通話をすることで、あなたの声や姿を猫ちゃんに届けることができます。猫ちゃんはあなたのことを忘れずに、安心感を得られるでしょう。

選択肢3:里親を探す

これは最終手段です。どうしても猫ちゃんと一緒に暮らせない場合は、里親を探すことを検討しましょう。ただし、里親探しは慎重に行う必要があります。
里親探しの方法:
里親募集サイト:
里親募集サイトに登録し、猫ちゃんの情報を掲載しましょう。
動物保護団体:
動物保護団体に相談し、里親探しを依頼しましょう。
知人・友人:
信頼できる知人や友人に里親になってくれる人がいないか聞いてみましょう。
里親選びの注意点:
猫好きであること:
猫を飼った経験があり、猫を心から愛してくれる人を選びましょう。
経済力があること:
猫の食費や医療費などを負担できる経済力がある人を選びましょう。
飼育環境:
猫が安全で快適に暮らせる環境を提供できる人を選びましょう。
面談:
里親希望者と必ず面談し、猫に対する愛情や飼育方針などを確認しましょう。
トライアル期間:
里親希望者に猫を預け、トライアル期間を設けることで、猫との相性を確認しましょう。

3.心のケア:自分を責めないで

どの選択肢を選んだとしても、つらい気持ちは消えないかもしれません。特に、猫ちゃんと離れることを選んだ場合は、罪悪感や後悔の念に苛まれるかもしれません。

しかし、自分を責めないでください。あなたは猫ちゃんのことを真剣に考え、最善の選択をしようとしているのです。
専門家のサポート:
精神的に辛い場合は、カウンセラーや精神科医などの専門家に相談しましょう。
同じ境遇の人と話す:
ペットロスを経験した人や、同じように移住でペットと離れざるを得なかった人と話すことで、気持ちが楽になるかもしれません。
猫ちゃんの幸せを願う:
猫ちゃんが新しい環境で幸せに暮らせることを心から願いましょう。

4.決断を後押しする成功事例

Kさん(仮名)は、仕事の都合で海外へ転勤することになりました。長年連れ添った愛犬のMちゃん(仮名)を連れて行くことが難しく、実家に預けることを決意しました。

Kさんは、Mちゃんが寂しくないように、実家のご家族にMちゃんの好きなおもちゃやベッド、洋服などを預けました。また、毎日ビデオ通話をしたり、時間を見つけては実家に帰り、Mちゃんと過ごしました。

最初は寂しがっていたMちゃんでしたが、徐々に実家のご家族に懐き、楽しそうに過ごすようになりました。Kさんは、Mちゃんが安心して暮らせる環境を提供できたことに安堵し、海外での仕事に集中することができました。

Kさんは言います。「最初はMちゃんと離れることが本当に辛かったけど、実家の家族がMちゃんを大切にしてくれるおかげで、安心して海外で頑張れています。Mちゃんも新しい環境に慣れて、楽しそうに過ごしているのを見ると、本当に良かったと思います。」

5.最後に

今回の決断は、決して簡単なものではありません。しかし、猫ちゃんの幸せを第一に考え、最善の選択をしてください。そして、どんな選択をしたとしても、自分を責めないでください。

あなたは、猫ちゃんにとってかけがえのない存在です。あなたの愛情は、きっと猫ちゃんに伝わります。

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