ご質問ありがとうございます。犬と暮らせる新築アパートでの生活、快適に過ごしたいですよね。しかし、隣人の行動に不安を感じ、恐怖心が増しているとのこと、心中お察しいたします。この状況、決して他人事ではありません。賃貸アドバイザーとして、解決策を一緒に考えていきましょう。まず、状況を整理し、安全を確保するための具体的なステップを解説します。引っ越しは最終手段として、できることから始めてみましょう。
積○ハウスの賃貸アパートに住んでいます。隣に二世帯住宅があり、そこの姑さん(見た目は50代くらい)が苦手です。犬も飼えるアパートなのですが、犬の散歩から帰ってくると、その姑さんがアパートの住人のポストに手を入れているのを見ました。私のポストではなかったのですが、ポストの中身をチェックしているようでした。オートロックのアパートなのですが、オートロックが故障した際、隣人がマンションの入口付近に突っ立って、電話している私をじっと見ていました。管理会社に確認したところ、隣人はアパートとは一切関係ないとのことでした。隣人の行動が怖く、不安が続くくらいなら引っ越した方がいいのか悩んでいます。管理会社に相談したことで恨みを買い、何かされないか不安です。やはり引っ越すべきでしょうか。
もし私があなたと同じ状況に置かれたら、まず冷静になることを心掛けます。そして、以下の3つの段階に分けて対応を検討します。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
まず、隣人の行動について、客観的な記録を取ることをおすすめします。具体的には、以下の点を記録しておきましょう。
これらの記録は、後々管理会社や警察に相談する際に、状況を正確に伝えるための重要な証拠となります。また、記録をすることで、自分の感情を整理し、冷静さを保つことにも繋がります。
ただし、絶対に無理はしないでください。身の危険を感じる場合は、記録を試みるよりも、まず安全な場所に避難することを優先してください。
犬の安全も最優先に考えてください。散歩コースを変えたり、時間をずらしたりするなど、隣人と遭遇する可能性を減らす工夫をしましょう。
管理会社に相談したとのことですが、その後の対応はどうでしょうか? 管理会社は、入居者の安全を守る義務があります。再度、状況を詳しく説明し、具体的な対策を求めることが重要です。
例えば、以下のような対策を提案してみましょう。
管理会社が具体的な対策を講じてくれない場合は、「〇日までに回答がない場合、消費者センターに相談する」など、具体的な期限を設けて、対応を促すことも有効です。
また、管理会社とのやり取りは、必ず書面(メールなど)で残しておくようにしましょう。言った言わないの水掛け論になるのを防ぐことができます。
管理会社が適切な対応をしてくれず、状況が改善しない場合は、引っ越しも視野に入れる必要があります。新築で犬OKの物件が少ないとのことですが、あなたの安全と心の平穏は何よりも大切です。
引っ越しを検討する際には、以下の点を考慮しましょう。
これらの費用や手間を考えると、引っ越しは大きな決断となります。しかし、恐怖心や不安感が拭えない状況が続くのであれば、思い切って引っ越すことも検討しましょう。
UR賃貸住宅など、初期費用を抑えられる物件を探してみるのも一つの方法です。また、ペット可のシェアハウスなど、新しい選択肢も検討してみる価値があります。
隣人の行動がエスカレートし、嫌がらせやストーカー行為に発展する恐れがある場合は、弁護士や警察に相談することも検討しましょう。弁護士に相談すれば、法的なアドバイスを受けることができますし、警察に相談すれば、状況によっては捜査を開始してくれる場合があります。
#8103(警察相談専用電話)に電話すれば、専門の相談員に相談することができます。一人で悩まず、専門機関の力を借りることも大切です。
以前、私のお客様でAさんという方がいました。Aさんもあなたと同じように、隣人の騒音に悩まされていました。管理会社に何度も相談しましたが、なかなか改善されず、精神的に疲弊していました。
そこで私は、Aさんに以下の3つのアドバイスをしました。
Aさんは、これらのアドバイスを実行した結果、騒音問題は徐々に改善され、最終的には平穏な生活を取り戻すことができました。
Aさんの事例からわかるように、諦めずに適切な対応を取ることで、状況は必ず改善します。
今回のケースでは、まず状況を冷静に把握し、証拠を集めることから始めましょう。そして、管理会社との連携を強化し、具体的な対策を求めることが重要です。引っ越しは最終手段として、慎重に検討しましょう。
あなたの安全と心の平穏を心から願っています。一歩ずつ、できることから始めてみてください。応援しています!