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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸更新拒否!?愛犬との暮らしを守るための立ち退き交渉術

#犬との暮らし
 

愛犬との大切な日々を送る中で、突然の賃貸更新拒否の通知。しかも、その理由が建物の老朽化となると、途方に暮れてしまいますよね。今回は、そんな状況に直面したあなたのために、立ち退き料の請求や交渉について、具体的なアドバイスをお届けします。

来月賃貸の更新手続きがあります。2年後に契約が切れるのですが、その時には退去してほしいと言われました。犬がいるので一戸建ての家をやっと見つけ、落ち着いて生活できると思っていたのにショックです。理由は大家さんが家の老朽化が心配とのことです。何とかもっと延ばしてくれないかと頼みましたが、まだ返事をもらっていません。この場合、立ち退き料はもらえるのでしょうか?また、請求できるのでしょうか?

立ち退きを求められたら? まず確認すべきポイント

立ち退きを求められた場合、まず冷静に状況を把握することが大切です。以下のポイントを確認しましょう。
契約書の内容:契約期間や更新に関する条項、立ち退きに関する規定を確認します。
立ち退き理由の正当性:大家さんの主張する老朽化の状況が、客観的に見て立ち退きはやむを得ないと判断されるレベルなのかどうかを確認します。
立ち退き時期:立ち退きを求められている時期が、契約期間満了の何ヶ月前なのかを確認します。

これらの情報を整理することで、今後の対応を検討しやすくなります。

立ち退き料は必ずもらえる? 知っておくべき法律の知識

立ち退き料は、法律で必ず支払われると定められているものではありません。しかし、正当な理由なく立ち退きを求められた場合や、立ち退きによってあなたが経済的な損失を被る場合には、立ち退き料を請求できる可能性があります。
借地借家法:借地借家法は、借主の権利を保護する法律です。大家さんが契約更新を拒否するためには、「正当事由」が必要とされています。
正当事由とは:建物の老朽化は、正当事由として認められる場合があります。しかし、単に老朽化しているというだけでなく、建物の安全性に問題がある、大規模な修繕が必要であるなど、具体的な状況が考慮されます。
立ち退き料の相場:立ち退き料の相場は、個々のケースによって大きく異なります。一般的には、引っ越し費用、新居の契約費用、営業補償(事業用物件の場合)、精神的苦痛に対する慰謝料などが含まれます。

ケーススタディ:愛犬との暮らしを守ったAさんの交渉術

Aさんは、愛犬のポメラニアン「モコ」と暮らすために、ペット可の一戸建て賃貸物件を見つけました。しかし、入居して3年後、大家さんから「建物の老朽化のため、契約更新はしない」と告げられました。Aさんは途方に暮れましたが、諦めずに立ち退き交渉に臨みました。

1. 専門家への相談

まず、Aさんは弁護士に相談し、自身の状況を詳しく説明しました。弁護士からは、建物の老朽化が正当事由として認められるかどうかは、具体的な状況によって判断されること、立ち退き料を請求できる可能性があることを教えてもらいました。

2. 大家さんとの交渉

弁護士のアドバイスを受け、Aさんは大家さんと交渉を開始しました。Aさんは、モコとの暮らしがどれだけ大切か、この家がモコにとってどれだけ快適な環境であるかを丁寧に伝えました。また、引っ越し費用や新居の契約費用など、立ち退きによって発生する経済的な負担を具体的に説明し、立ち退き料の支払いを求めました。

3. 交渉の難航と打開策

交渉は難航しましたが、Aさんは諦めずに交渉を続けました。Aさんは、大家さんに対して、建物の修繕計画について質問したり、他の入居者の意見を聞いたりするなど、積極的に情報収集を行いました。その結果、大家さんが考えている修繕計画は、必ずしも立ち退きを必要とするものではないことが分かりました。

4. 交渉の成功

Aさんは、集めた情報を基に、再度大家さんと交渉を行いました。Aさんは、建物の修繕計画を見直し、立ち退きをせずに済む方法を提案しました。また、立ち退き料の代わりに、家賃を少し値上げすることを提案しました。大家さんは、Aさんの熱意と具体的な提案に心を動かされ、最終的に立ち退きを撤回し、契約を更新することに同意しました。

Aさんのケースから学べることは、立ち退き交渉は、法律の知識だけでなく、相手の立場を理解し、Win-Winの関係を築くことが重要であるということです。

立ち退き交渉を有利に進めるための5つの秘訣

1. 証拠を集める

建物の老朽化の状況を示す写真や、大家さんとのやり取りの記録など、交渉を有利に進めるための証拠を集めましょう。

2. 専門家を頼る

弁護士や不動産鑑定士など、専門家の意見を聞くことで、客観的な視点を得ることができます。

3. 感情的にならない

冷静な態度で、論理的に交渉を進めましょう。

4. 代替案を提案する

立ち退き料の減額や、立ち退き時期の延期など、代替案を提案することで、交渉の余地を広げることができます。

5. 記録を残す

交渉の内容や結果を記録しておくことで、後々トラブルになった場合に役立ちます。

愛犬との新生活をスムーズにスタートさせるために

万が一、立ち退きが避けられない場合でも、悲観する必要はありません。愛犬との新生活をスムーズにスタートさせるために、以下の準備を進めましょう。
引越し先の選定:ペット可の物件を探すだけでなく、愛犬が快適に過ごせる環境かどうかを確認しましょう。
引越し業者の選定:ペットの輸送に慣れている業者を選びましょう。
愛犬のケア:引越し前後は、愛犬がストレスを感じやすい時期です。いつも以上に愛情を注ぎ、安心させてあげましょう。

まとめ:愛犬との幸せな暮らしのために、諦めずに交渉を!

賃貸更新拒否は、愛犬との暮らしを脅かす大きな問題です。しかし、法律の知識や交渉術を身につけることで、立ち退きを回避したり、立ち退き料を請求したりすることができます。諦めずに、愛犬との幸せな暮らしのために、積極的に行動しましょう。

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