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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬の鳴き声トラブル…引っ越ししかない?解決策を徹底解説!

#近隣トラブル
 

犬との生活は喜びでいっぱいですが、賃貸でのご近所トラブルは深刻な悩みですよね。特に、ペット不可物件での犬の鳴き声問題は、多くの飼い主さんや近隣住民を悩ませています。今回は、そんな状況に陥ってしまったAさんの事例を基に、解決策を徹底的に解説します。

賃貸アパートに住んでいますが、ペット不可にもかかわらず、昨年引っ越してきた住人が犬を連れ込んでいます。そのことで、他の住人の方と昨年から3回も管理会社に連絡していますが、何の改善もありません。今朝も犬は元気に吠えていました。連れ込んでいる住人は、駐車場や中庭で放し飼いまで始める始末です。このままでは子供が噛まれたりするのではないかと色々考えて胃が痛くなります。今日、もう一度管理会社に連絡したら、電話の人の対応が口調は丁寧ですが「またその件ですか?」みたいな対応で、まるで私たちがクレーマーみたいな扱いなんです。出ていくことは簡単かもしれないけど(実際お金もかかるし簡単ではありませんが…)、モラル違反をしている相手がのうのうとしていて、被害を被っている他の住民が犬一匹に悩まされていると思うと悔しくて仕方ありません。もう引っ越すしかないのでしょうか?

結論から言うと、引っ越しは最終手段です。まずは、できる限りの対策を講じてみましょう。諦める前に、以下のステップを試してみてください。

ステップ1:証拠収集と記録

まず、問題となっている状況を客観的に記録することが重要です。
鳴き声の録音:日時、時間帯、鳴き声の頻度などを記録しましょう。スマートフォンの録音機能や、専用の騒音測定アプリを活用するのも有効です。
写真・動画撮影:放し飼いの状況や、犬の様子を記録します。日付と時間を必ず記録しておきましょう。
記録の重要性:これらの証拠は、管理会社や法的機関に訴える際に非常に役立ちます。客観的な証拠があることで、あなたの主張の信憑性が高まります。

ステップ2:他の住民との連携

同じように迷惑を感じている住民がいる場合、協力して問題を解決することが有効です。
情報共有:互いに情報を共有し、状況を把握しやすくします。
連名での要望書:連名で管理会社に要望書を提出することで、問題の深刻さを伝えることができます。
団結の力:一人の声よりも、複数の声が集まることで、管理会社も対応せざるを得なくなる可能性が高まります。

ステップ3:管理会社との交渉

証拠と他の住民との連携を基に、改めて管理会社と交渉します。
具体的な要望:犬の飼育禁止の徹底、違反者への注意喚起、改善策の実施など、具体的な要望を伝えましょう。
書面での記録:交渉内容や管理会社の回答を書面で残すことが重要です。言った言わないのトラブルを避けることができます。
第三者への相談:管理会社が対応してくれない場合は、弁護士や消費者センターなどの専門機関に相談することも検討しましょう。

ステップ4:内容証明郵便の送付

管理会社への再三の申し入れにもかかわらず、状況が改善されない場合は、内容証明郵便を送付することを検討しましょう。
内容証明郵便とは:郵便局が、いつ、誰から、誰宛に、どのような内容の文書が送られたかを証明する制度です。
法的効力:内容証明郵便自体に直接的な法的効力はありませんが、後々の裁判などで証拠として利用できます。
心理的効果:内容証明郵便を送ることで、管理会社や違反者にプレッシャーを与え、事態の改善を促す効果が期待できます。

ステップ5:法的措置の検討

内容証明郵便を送っても状況が改善されない場合は、法的措置を検討することも視野に入れましょう。
弁護士への相談:まずは弁護士に相談し、法的措置の可能性やリスクについてアドバイスを受けましょう。
民事訴訟:損害賠償請求訴訟や、犬の飼育禁止を求める訴訟などを提起することができます。
費用と時間:法的措置には費用と時間がかかることを理解しておきましょう。

ケーススタディ:Bさんの成功事例

Bさんは、ペット不可のマンションで隣人が無許可で犬を飼っていることに悩んでいました。管理会社に何度も訴えましたが、対応は遅々として進まず、犬の鳴き声は日に日にエスカレート。そこでBさんは、以下の対策を実行しました。

1. 証拠収集:犬の鳴き声を録音し、時間帯や頻度を記録。
2. 住民との連携:同じように迷惑を感じている住民を探し、連名で管理会社に要望書を提出。
3. 内容証明郵便:管理会社に対し、改善を求める内容証明郵便を送付。

これらの対策が功を奏し、管理会社はついに隣人に対し、犬の飼育をやめるよう強く警告。その結果、隣人は犬を手放し、Bさんは平穏な生活を取り戻すことができました。

専門家からのアドバイス

不動産トラブルに詳しい弁護士のC先生は、次のようにアドバイスします。

「ペット不可物件での無許可飼育は、契約違反にあたります。管理会社は、契約に基づき、違反者に対して是正措置を講じる義務があります。まずは、証拠を収集し、管理会社に書面で改善を求めましょう。それでも改善されない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討することも視野に入れるべきです。」

引っ越しを検討する場合の注意点

どうしても解決が難しい場合は、引っ越しも選択肢の一つです。しかし、引っ越しには費用も時間もかかります。後悔しないために、以下の点に注意しましょう。
費用:敷金、礼金、仲介手数料、引っ越し費用など、様々な費用がかかります。
物件探し:ペット可物件を探す場合は、犬種や頭数などの条件を確認しましょう。
周辺環境:新しい住まいの周辺環境(公園、動物病院など)もチェックしましょう。

まとめ:諦めずに、できることから始めよう!

犬の鳴き声問題は、放置すれば心身に大きな負担をかける可能性があります。しかし、諦めずに、できることから対策を講じることで、解決の糸口が見つかるはずです。今回の記事が、あなたの悩みを解決する一助となれば幸いです。

最後に…

もし、あなたが犬を飼っていて、近隣住民とのトラブルを避けたいのであれば、以下の点に注意しましょう。
犬のしつけ:無駄吠えをしないように、しっかりと犬をしつけましょう。
散歩時間:早朝や深夜の散歩は避け、近隣住民に配慮しましょう。
コミュニケーション:近隣住民と積極的にコミュニケーションを取り、良好な関係を築きましょう。

これらの対策を講じることで、犬との生活をより快適に、そしてトラブルなく楽しむことができるはずです。

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