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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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分譲マンションの困った隣人…愛犬の鳴き声、騒音、ルール違反への対処法

#犬の鳴き声
 
分譲マンションの隣人のことで困っています。飼い犬(小形犬)が早朝とか深夜に吠える声でしばしば起こされます。この件に関しては、私が苦情を言い、臨時総会を開き、「ペットは原則不可」であることを確認しました。また、現在飼っている犬については、「トレーナーについて訓練を受けさせ、無駄吠えしないよう教育を受けることを条件に、今後様子をみて、その結果で処置を考える。」ことで総会の意見を取りまとめ、隣家の主もこれを了承し、近日中にトレーナーによる訓練を受け、その領収書を管理組合の理事長に提出することに決まりました。しかしながら、何ヶ月たっても訓練を受けた旨の報告も領収書の提示もなし。(但し、毎朝散歩には連れて行っているようです。その散歩をねだるのに犬が早朝に吠え、その鳴き声で私は起こされてしまいます。妻は私ほど耳が良くないので、犬の鳴き声よりも深夜の喧嘩の声の方が気になると言います。)マンションの総会で決まったルールを守らない。共用部分(廊下)を汚して掃除しない。汚い私物を放置する。深夜に騒ぐ(喧嘩)故障したスクーターを駐輪場に長期間(一年以上)放置したまま。管理組合費を払わない。駐輪場に放置してある(故障)スクーターの駐輪代を払わない。駐車スペースに入り切らないミニバンを時々駐車する(駐車スペースから車体後部が道路側にはみ出している)。契約していない空き駐車スペースに無断で車を駐車する。台風で壊れたベランダ屋根のガラスが一階専用庭に落下したのに、一階住民から苦情が出るまで管理組合にも理事長にも連絡しない。以上のような隣人の迷惑行為により、私及び私の家族の健康で幸福な生活をする権利、生活権が脅かされています。このような状況で隣家に対してどのような措置を講じることが出来るのでしょうか?ルールを守らない、住民に対する迷惑行為を理由に転居を求めることは可能でしょうか?隣家は中年女性が持ち主で、夫ではない男性と同居(同棲?)しています。補足私も隣家も分譲されたマンションなので、賃貸借ではないと思われます。私も隣家もマンションのオーナーです。

マンションでの生活、特に愛犬との暮らしは、多くの喜びをもたらしてくれる一方で、近隣住民とのトラブルという悩みの種も抱えがちです。今回は、分譲マンションにお住まいのあなたが抱える、隣人の犬の鳴き声や迷惑行為に対するお悩みについて、具体的な解決策を一緒に考えていきましょう。

結論から言うと、毅然とした態度で、段階的に対応していくことが重要です。まずは冷静に状況を整理し、証拠を集め、管理組合と連携しながら、最終的には法的措置も視野に入れる必要があります。

ケーススタディ:あるマンションでの解決事例

Aさんのマンションでも、あなたと似たような問題が発生していました。隣のBさんの家で飼っている小型犬が、昼夜問わず吠え続け、Aさんだけでなく、他の住民も睡眠不足に悩まされていました。

Aさんはまず、Bさんに直接苦情を伝えましたが、Bさんは「うちの犬はそんなに吠えない」と取り合ってくれません。そこでAさんは、犬の鳴き声を録音し、時間帯や頻度を記録しました。

次に、Aさんは管理組合に相談し、他の住民にも聞き取り調査を行いました。すると、多くの住民が犬の鳴き声に迷惑していることが分かりました。管理組合は、Bさんに注意喚起を行いましたが、Bさんは改善しようとしませんでした。

そこで、管理組合は弁護士に相談し、内容証明郵便でBさんに警告書を送付しました。警告書には、犬の鳴き声が改善されない場合、法的措置を検討することが明記されていました。

警告書が届いた後、Bさんはようやく事態の深刻さに気づき、犬の訓練士を雇い、防音対策を施しました。その結果、犬の鳴き声は大幅に減少し、Aさんや他の住民は平穏な生活を取り戻すことができました。

この事例からわかるように、問題を解決するためには、証拠を集め、管理組合と連携し、法的措置も辞さないという姿勢が重要です。

解決へのステップ:具体的なアドバイス

それでは、あなたの場合、具体的にどのようなステップを踏むべきでしょうか?

1. 状況の整理と証拠収集

まずは、現状を客観的に把握するために、以下の情報を整理しましょう。
犬の鳴き声:時間帯、頻度、継続時間、具体的な状況(散歩をねだる、インターホンに反応するなど)
騒音:時間帯、頻度、内容(喧嘩の声、足音など)
共用部分の汚れや私物の放置:具体的な場所、状況、期間
ルール違反:具体的な内容、日時、状況
管理組合費や駐輪代の滞納:滞納期間、金額

これらの情報を記録する際には、日付、時間、場所、状況などを具体的に記録することが重要です。可能であれば、写真や動画などの証拠も残しておきましょう。

2. 管理組合との連携

次に、管理組合に相談し、状況を説明しましょう。管理組合は、住民の生活環境を守る義務がありますので、あなたの訴えに真摯に対応してくれるはずです。

管理組合には、以下のことを依頼しましょう。
隣人への注意喚起
他の住民への聞き取り調査
総会での議題提起
弁護士への相談

3. 内容証明郵便による警告

管理組合からの注意喚起にもかかわらず、状況が改善されない場合は、内容証明郵便で隣人に警告書を送付することを検討しましょう。

警告書には、以下の内容を記載します。
迷惑行為の内容(具体的な日時、場所、状況などを明記)
迷惑行為によってあなたが被っている損害(精神的苦痛、睡眠不足など)
改善を求めること
改善されない場合の法的措置の検討

内容証明郵便は、相手に確実に通知したことを証明するものであり、法的措置を検討する際の重要な証拠となります。弁護士に依頼して作成してもらうことをお勧めします。

4. 法的措置の検討

警告書を送付しても、状況が改善されない場合は、法的措置を検討せざるを得ません。

法的措置としては、以下のようなものが考えられます。
民事訴訟:迷惑行為によって被った損害の賠償を請求する
差止請求:迷惑行為の停止を求める
調停:裁判所を介して話し合いによる解決を目指す

法的措置は、時間と費用がかかりますが、最終的な解決のためには必要な手段となる場合があります。弁護士に相談し、あなたの状況に最適な方法を選択しましょう。

愛犬との共生のために:防音対策とコミュニティへの配慮

今回の問題は、隣人のマナーの問題だけでなく、マンションでの犬との暮らし方にも関係しています。マンションで犬を飼う場合は、鳴き声や臭いなどで近隣住民に迷惑をかけないように、十分な配慮が必要です。
防音対策

犬の鳴き声は、マンションでは大きな騒音問題となります。防音対策としては、以下のような方法が考えられます。
防音ケージの設置
防音カーテンの設置
窓やドアの隙間を埋める
犬の訓練:無駄吠えをしないように訓練する
コミュニティへの配慮

マンションは、多くの人が共同生活を送る場所です。犬を飼う場合は、他の住民への配慮を忘れずに、以下のことに注意しましょう。
散歩の際は、必ずリードを着用し、糞尿はきちんと処理する
共用部分では、犬を抱きかかえるか、カートに入れる
犬が苦手な人には、近づけないようにする
マンションのルールを守る

専門家からのアドバイス

マンション管理士のCさんは、「マンションでのペット飼育は、ルールを守り、他の住民に配慮することが大前提です。今回のケースのように、ルールを守らない住民がいる場合は、管理組合が毅然とした態度で対応する必要があります。また、ペットを飼う住民は、防音対策やしつけなど、できる限りの努力をすることが大切です」と述べています。

まとめ

マンションでの隣人トラブルは、解決が難しい問題ですが、決して諦めずに、一つずつ解決策を探っていくことが重要です。今回の記事が、あなたの問題解決の一助となれば幸いです。

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