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愛犬のトイレ問題、壁へのシート貼りはどうすればいい?賃貸でもできる対策を伝授!

#犬のトイレ
 

愛犬との暮らしは喜びでいっぱいですが、トイレの悩みは尽きないもの。特に、壁におしっこをしてしまうワンちゃんのいるご家庭では、その対策に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなお悩みを抱える飼い主さんに向けて、賃貸でもできる壁へのトイレシートの貼り方や、その他の対策についてご紹介します。

まずは今回のご質問を見てみましょう。

私は犬を2匹飼っているのですが、1匹がメスでトイレシートを3枚ぐらい引いて広く範囲をとらなければ失敗しがちです。もう1匹はオスなんですがメスのした後は直ぐするんですが、ほとんどがその横にある壁にするため壁にトイレシートをガムテープではってあります。メスが神経質な為1回したら変えなきゃしないのと、範囲を広くとらなければいけないためトイレシートを挟む壁つきのやつは使えません。トイレシートを壁に貼っている方はどのようにして貼っていますか?賃貸なので画ビョウなどは使いたくありません。ガムテープだとたまに落ちたりするのでガムテープを何回も変えなきゃいけないので…是非教えて下さい。

この質問者さんのように、愛犬のトイレの失敗、特に壁へのおしっこに困っている方は少なくありません。賃貸物件の場合、壁に穴を開けるわけにはいかないので、対策も限られてきますよね。そこで今回は、同じような悩みを抱える飼い主さんのために、様々な解決策を提案していきます。

壁へのトイレシート貼り付け問題:みんなはどうしてる?

犬が壁におしっこをしてしまう原因は様々ですが、主に以下のような理由が考えられます。
マーキング行動:特にオス犬に多く見られ、自分の縄張りを主張するために尿をかけることがあります。
トイレの場所の認識:トイレの場所を完全に覚えていない場合や、トイレシートの場所が分かりにくい場合に、壁におしっこをしてしまうことがあります。
不安やストレス:環境の変化や、飼い主さんの不在などによる不安やストレスから、おしっこをしてしまうことがあります。
過去の習慣:過去に壁におしっこをした経験があり、それが習慣化してしまっている場合があります。

これらの原因を踏まえた上で、具体的な対策を考えていきましょう。

解決策1:剥がせる両面テープや吸着シートを活用する

賃貸物件の壁にトイレシートを貼る場合、最も一般的なのは剥がせる両面テープ吸着シートを使う方法です。
剥がせる両面テープ:壁に貼っても跡が残りにくく、比較的簡単に剥がせるタイプの両面テープです。ただし、製品によっては粘着力が弱く、シートが剥がれてしまうことがあるので、口コミなどを参考に、ある程度粘着力の高いものを選ぶと良いでしょう。
吸着シート:吸盤のように壁に吸着するシートで、繰り返し使えるのがメリットです。壁に跡が残りにくい素材でできているものが多いですが、壁の素材によっては吸着しにくい場合があるので注意が必要です。

これらのアイテムを使う際は、以下の点に注意しましょう。
壁の素材を確認する:壁紙の種類によっては、剥がせる両面テープや吸着シートでも跡が残ってしまうことがあります。目立たない場所で試してから使うようにしましょう。
シートのサイズに合ったものを選ぶ:トイレシートのサイズに合わせて、適切な大きさの両面テープや吸着シートを選びましょう。
定期的に貼り替える:両面テープや吸着シートは、時間が経つと粘着力が落ちてしまうことがあります。定期的に貼り替えるようにしましょう。

解決策2:突っ張り棒とクリップで簡易トイレを作る

壁に直接シートを貼るのに抵抗がある場合は、突っ張り棒クリップを使って簡易的なトイレを作る方法もあります。

1. 突っ張り棒を壁に沿って設置します。
2. トイレシートをクリップで突っ張り棒に固定します。
3. 必要に応じて、突っ張り棒を複数本設置し、シートを囲むようにします。

この方法なら、壁に直接テープを貼る必要がなく、シートの交換も簡単です。また、突っ張り棒の高さを調整することで、ワンちゃんの体格に合わせてトイレの高さを変えることもできます。

解決策3:ペット用の吸着タイルマットを敷き詰める

壁におしっこがかかってしまう範囲全体に、ペット用の吸着タイルマットを敷き詰めるのも有効な手段です。
メリット
汚れた部分だけを洗濯できるので、お手入れが簡単です。
床暖房に対応しているものもあります。
滑り止め効果があり、ワンちゃんの足腰への負担を軽減できます。
デメリット
初期費用がかかります。
壁全体に敷き詰める必要があるため、広い範囲をカバーする場合は大変です。

吸着タイルマットを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
防水性:おしっこが染み込まない防水性の高いものを選びましょう。
滑り止め効果:滑りやすい素材だと、ワンちゃんが滑って怪我をする恐れがあるので、滑り止め効果のあるものを選びましょう。
洗濯のしやすさ:頻繁に洗濯する必要があるので、洗濯機で洗えるものや、乾きやすい素材のものを選ぶと便利です。

解決策4:犬用壁保護シートを使う

最近では、犬のオシッコ対策として、犬用壁保護シートという便利なアイテムも販売されています。これは、壁に貼ることで、犬のオシッコや引っ掻き傷から壁を保護するシートです。
メリット
防水性、防汚性に優れており、壁を清潔に保てます。
透明なシートなので、壁の美観を損ねません。
剥がせるタイプのものを選べば、賃貸でも安心して使えます。
デメリット
他の対策に比べて、費用がかかる場合があります。
シートの貼り付けに手間がかかる場合があります。

犬用壁保護シートを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
素材:塩化ビニル製やポリエステル製など、様々な素材があります。耐久性や防水性を考慮して選びましょう。
サイズ:壁の保護したい範囲に合わせて、適切なサイズを選びましょう。
貼りやすさ:初心者でも簡単に貼れるタイプのものを選びましょう。

解決策5:トイレトレーニングを見直す

上記のような対策と並行して、トイレトレーニングを見直すことも重要です。
トイレの場所を固定する:ワンちゃんが落ち着いて排泄できる場所を選び、そこをトイレとして認識させましょう。
トイレのタイミングを見計らう:起床後、食後、遊びの後など、ワンちゃんがおしっこをしやすいタイミングを見計らって、トイレに誘導しましょう。
成功したら褒める:トイレで排泄できたら、すぐに褒めてあげましょう。おやつを与えたり、撫でてあげたりするのも効果的です。
失敗しても叱らない:失敗しても決して叱ってはいけません。叱ると、ワンちゃんは排泄すること自体を怖がるようになってしまう可能性があります。

トイレトレーニングは根気が必要ですが、ワンちゃんとの信頼関係を築きながら、焦らずに進めていきましょう。

成功事例:我が家の壁対策

ここで、実際に私が試して効果があった壁対策をご紹介します。

我が家には、M.K.という名前のミニチュアダックスフンドがいます。M.K.は、好奇心旺盛で活発な性格なのですが、トイレの場所を覚えるのが少し苦手でした。特に、新しい場所に連れて行くと、壁におしっこをしてしまうことが多かったのです。

そこで、私はまず、M.K.のトイレの場所を固定することにしました。リビングの一角に、M.K.専用のトイレコーナーを作り、常に清潔な状態を保つように心がけました。

次に、壁におしっこをされないように、剥がせる両面テープを使って、トイレシートを壁に貼り付けました。最初は、ガムテープを使っていましたが、すぐに剥がれてしまうので、粘着力の高い剥がせる両面テープに変えたところ、しっかりとシートを固定できるようになりました。

さらに、M.K.がトイレで排泄できたら、すぐに褒めてあげるようにしました。「えらいね」「上手だね」と声をかけながら、撫でてあげると、M.K.はとても嬉しそうにしていました。

これらの対策を続けた結果、M.K.は徐々にトイレの場所を覚え、壁におしっこをすることがほとんどなくなりました。

専門家からのアドバイス:獣医 Dr.Tの見解

獣医のDr.Tは、犬のトイレ問題について、以下のように述べています。

「犬のトイレの失敗には、様々な原因が考えられます。まずは、愛犬の行動をよく観察し、原因を特定することが重要です。その上で、適切な対策を講じるようにしましょう。また、トイレトレーニングは根気が必要ですが、焦らず、愛犬との信頼関係を築きながら進めていくことが大切です。」

Dr.Tはまた、犬のストレスがトイレの失敗につながることもあると指摘しています。「犬は、環境の変化や、飼い主さんの不在などによってストレスを感じることがあります。ストレスを感じると、トイレの失敗が増えることがあるので、愛犬が安心して過ごせる環境を整えてあげることが大切です。」

まとめ:愛犬との快適な暮らしのために

今回は、犬が壁におしっこをしてしまう場合の対策についてご紹介しました。賃貸物件でもできる対策はたくさんありますので、諦めずに、色々な方法を試してみてください。

愛犬との暮らしは、喜びと幸せで満ち溢れています。トイレの悩みを解決して、愛犬との快適な毎日を送りましょう。

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