猫との散歩、憧れますよね。でも、ちょっと待ってください!本当に猫にとって、あなたにとって、そして近隣住民にとって、それはベストな選択でしょうか?今回は、猫との散歩について、様々な角度から徹底的に掘り下げていきましょう。
猫飼育経験のある夫が↑の理由でやめておくように言っています。
ペット可の賃貸物件ですが、深夜大鳴きされたらなあと躊躇しています。
わたしがその都度散歩につれて行けば良いのですが、
深夜であれば少々怖いし地面の様子がよくみえないので
不衛生なことがありそうな気もして。
あと近隣で昔、なにか糞の始末の苦情があったらしく、
『近隣では抱くなどして、公園などでおろして散歩させる』
暗黙のルールがあるそうです。
このまま外の世界を知らないほうが良いですか?
猫と散歩を楽しんでみたい未練があります。
夫は猫が外を気にするあまり玄関の開閉に敏感になるから、
脱走・事故が危ないという理由でも反対しています。
どちらかというと、うちの猫は
怖がり<冒険家 なタイプなので散歩にハマる気がします。補足もともと潔癖症なので、室内で飼うペットを散歩させることに抵抗があり
夫にも『あなたには犬は飼えないね』って言われていました。
猫が2回脱走未遂をし、時間に余裕があるので1日1時間くらい
近所の公園に連れていってあげたいと思い始めました。
でもそのうち【自分が】猫と散歩に行きたい、になってました・・・。
なのに深夜に散歩をせがまれたら困る、って確かに勝手でしたね。
※避妊手術は生後半年目に予定しています。
猫との散歩について、世の中には様々な意見があります。まずは、それぞれの立場から見てみましょう。
賛成派の意見:
猫の運動不足解消になる
猫のストレス軽減になる
猫との絆が深まる
猫が新しい刺激を受けられる
反対派の意見:
猫が脱走する危険性がある
猫が感染症にかかるリスクがある
猫が交通事故に遭う可能性がある
近隣住民とのトラブルの原因になる可能性がある
猫が散歩をせがむようになる可能性がある
実際に猫と散歩をしている人の体験談を見てみましょう。
成功例:
Aさん(30代女性):愛猫の「ミント」は、もともと好奇心旺盛な性格。獣医さんに相談した上で、ハーネスとリードをつけて近所の公園を散歩させることにしました。最初は戸惑っていたミントも、すぐに慣れて楽しそうに歩き回るように。今では、毎日30分ほどの散歩が日課になっています。
失敗例:
Bさん(40代男性):愛猫の「レオ」を散歩に連れて行ったところ、突然何かに驚いてパニックになり、ハーネスから抜け出して逃げてしまいました。幸い、近所の人に保護されて無事でしたが、それ以来、レオを散歩に連れて行くのはやめました。
猫の行動学に詳しいC先生に、猫との散歩についてお話を伺いました。
C先生:「猫は本来、単独で行動する動物です。犬のように散歩を必要とするわけではありません。しかし、猫によっては、外の世界に興味を持ち、散歩を楽しむ子もいます。猫の性格や健康状態、そして飼い主さんのライフスタイルなどを考慮して、散歩をするかどうかを判断することが大切です。」
賃貸物件で猫と暮らす場合、散歩には特に注意が必要です。
ペット可の物件であること:まず、契約書をよく確認し、ペット(猫)の飼育が許可されている物件であることを確認しましょう。
近隣住民への配慮:猫の鳴き声や糞尿などで、近隣住民に迷惑をかけないように注意しましょう。
物件のルールを守る:物件によっては、ペットの散歩に関するルールが定められている場合があります。必ずルールを守りましょう。
脱走防止対策:玄関や窓からの脱走を防ぐために、二重扉を設置したり、網戸を強化したりするなどの対策を講じましょう。
猫との散歩には、メリットとデメリットがあります。
メリット:
猫の運動不足解消になる
猫のストレス軽減になる
猫との絆が深まる
猫が新しい刺激を受けられる
デメリット:
猫が脱走する危険性がある
猫が感染症にかかるリスクがある
猫が交通事故に遭う可能性がある
近隣住民とのトラブルの原因になる可能性がある
猫が散歩をせがむようになる可能性がある
猫との散歩を始める前に、以下の項目をチェックしましょう。
猫の健康状態:獣医さんに相談し、猫の健康状態を確認しましょう。
猫の性格:猫が怖がりな性格でないか、好奇心旺盛な性格かなどを考慮しましょう。
ハーネスとリード:猫用のハーネスとリードを用意しましょう。最初は室内でハーネスに慣れさせることが大切です。
散歩コース:安全な散歩コースを選びましょう。交通量の多い場所や犬が多い場所は避けましょう。
時間帯:猫が落ち着いて散歩できる時間帯を選びましょう。
持ち物:水、うんち袋、ウェットティッシュなどを用意しましょう。
Q:猫は散歩中に何をするの?
A:猫は散歩中、草の匂いを嗅いだり、虫を追いかけたり、日向ぼっこをしたりします。猫によって興味を持つものは様々です。
Q:猫が散歩中に動かなくなってしまったら?
A:猫が動かなくなってしまった場合は、無理に引っ張らず、猫が落ち着くまで待ちましょう。おやつやおもちゃで気を引くのも効果的です。
Q:猫が散歩中に他の猫や犬に遭遇したら?
A:猫が他の猫や犬に遭遇した場合は、猫がパニックにならないように、すぐに抱き上げましょう。
猫との散歩が難しい場合は、室内での工夫で猫の運動不足やストレスを解消することができます。
キャットタワー:猫が上下運動できるキャットタワーを設置しましょう。
おもちゃ:猫が好きなおもちゃで遊んであげましょう。
隠れ場所:猫が安心して隠れられる場所を用意しましょう。
窓辺:猫が外を眺められる窓辺を用意しましょう。
猫との散歩は、猫の性格や健康状態、そして飼い主さんのライフスタイルなどを考慮して、慎重に判断する必要があります。賃貸物件で猫と暮らす場合は、近隣住民への配慮も忘れずに。猫との散歩が難しい場合は、室内での工夫で猫の運動不足やストレスを解消することができます。猫にとって、あなたにとって、そして近隣住民にとって、ベストな選択をしましょう。