愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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赤ちゃんと犬と快適に暮らす賃貸選び:3つの物件、どれがベスト?

#犬と賃貸
 

赤ちゃんがハイハイを始めたのを機に、引っ越しを検討されているのですね。3つの候補物件それぞれに魅力と懸念点があり、悩ましい状況、お気持ちお察しいたします。今回は、犬と暮らす視点も加えて、それぞれの物件について詳しく見ていきましょう。
まず結論として、候補③のメゾネットタイプが総合的に見て最もおすすめですが、各物件の詳細な分析と、犬との暮らしを考慮した上での判断材料を以下にまとめました。ぜひ、ご自身の状況と照らし合わせながら、最適な選択をしてください。

7ヶ月の赤ちゃんがはいはいするようになり、引っ越しを考えているのですが、候補が3件あります。どれも一長一短なのですが、赤ちゃんがおられる方、賃貸物件で育児経験のある方など回答をいただけたら嬉しいです。

候補①ペット可の一戸建て。築21年。家賃は7万。両隣がペット飼育中。得に片方の家にはペットは小型犬一匹までであるのに規約を破り、猫一匹、小型犬二匹を飼育している。庭は広いが隣とは低いフェンスで仕切られているのみ。ペット達も遊ばせたりしている。

候補②一戸建て。築13年。家賃は7万5千円。庭はほとんどなし。日当たりやや悪く、玄関の目の前1メートル先が水田。低いフェンスで仕切られているだけ。農薬散布や蚊の発生が心配。

候補③メゾネットの真ん中。築9年。家賃は8万円。両隣は小さな子どもがいる。上記2件と広さは変わらない。小さな庭もあり。オール電化。一応ペアガラスであるが目の前に線路があり、音が気になるかもしれない。高校や駅も近く通学路である。

みなさんでしたら子どもの健康や、自分の精神衛生上どれの物件が良いと思われますか?

また可能であればオール電化とガスの光熱費の違いについても教えていただきたいです。
補足②は内覧時カビキラーで押し入れを消毒中でした…。①も怪しいです。
③は大きな道楽が駐車場前にあり、そこを線路(踏み切り)があります。特急は0時近くまで走ります。
①の隣のペットの飼育状況はわかりませんが規約を破るくらいの人です。ワクチン接種や登録などしているか不明、ペットは綺麗にされていないかも…。
お風呂は①タイル張りの浴槽狭いステンレス。②は一般的なやや狭いお風呂。③は一坪風呂です。

3つの物件を徹底比較!犬との暮らしやすさ、子育て環境、光熱費まで

3つの物件について、犬との暮らし、子育て環境、光熱費の3つの視点から比較検討し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

候補①:ペット可の一戸建て

メリット
ペット可であること:犬を飼育する上で、最も重要なポイントです。
広い庭:犬が自由に遊べるスペースがあるのは大きな魅力です。
デメリット
築年数が古いこと:カビや老朽化による健康への影響が懸念されます。特に、赤ちゃんがいる場合は注意が必要です。
隣人のペット飼育状況:規約違反の状況や、ワクチン接種・登録状況が不明な点は、犬の健康面で不安が残ります。
低いフェンス:犬が脱走するリスクや、隣の犬との接触によるトラブルの可能性があります。
お風呂が狭い:赤ちゃんとの入浴は、ある程度の広さがあった方が楽です。

候補②:一戸建て

メリット
築年数が比較的浅いこと:候補①よりは、建物の状態が良い可能性があります。
デメリット
庭がほとんどないこと:犬が自由に遊べるスペースが限られます。
日当たりが悪いこと:赤ちゃんの成長には、日光浴も大切です。
水田が近いこと:農薬散布や蚊の発生は、赤ちゃんと犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
カビ:内覧時にカビキラーを使用していたということは、カビが発生しやすい環境であることを示唆しています。
お風呂がやや狭い:赤ちゃんとの入浴は、ある程度の広さがあった方が楽です。

候補③:メゾネットの真ん中

メリット
築年数が浅いこと:候補①②より、建物の状態が良いことが期待できます。
小さな庭があること:犬が少しでも外で遊べるスペースがあるのは良い点です。
オール電化:光熱費を抑えられる可能性があります(後述)。
ペアガラス:ある程度の防音効果が期待できます。
お風呂が広い:赤ちゃんとの入浴が楽にできます。
デメリット
線路が近いこと:電車の音が気になる可能性があります。特に、赤ちゃんや犬が音に敏感な場合は注意が必要です。
通学路であること:時間帯によっては、人通りが多く、犬の散歩がしにくいかもしれません。
メゾネットタイプ:上下階への音の配慮が必要です。特に、犬の足音や鳴き声には注意が必要です。

犬との暮らしを最優先に考えるなら?

犬との暮らしを考えると、候補①のペット可物件は魅力的ですが、隣人の飼育状況やフェンスの低さなど、不安要素が多いのが難点です。候補②は庭がほとんどなく、犬が自由に遊べるスペースがないため、あまりおすすめできません。
候補③は、小さな庭があり、犬が少しでも外で遊べるスペースがあるのが良い点です。ただし、メゾネットタイプなので、上下階への音の配慮は必要です。犬の足音や鳴き声が、階下の方の迷惑にならないように、防音対策を検討しましょう。

子育て環境を重視するなら?

子育て環境を考えると、候補①は築年数が古く、カビなどの健康面への影響が心配です。候補②は日当たりが悪く、水田が近いことから、農薬や蚊の発生も懸念されます。
候補③は、築年数が比較的浅く、オール電化であること、お風呂が広いことなど、子育てしやすい環境が整っていると言えます。ただし、線路が近いことや、通学路であることは、注意が必要です。

オール電化とガスの光熱費の違いは?

オール電化とガス併用では、光熱費にどのような違いがあるのでしょうか?一般的に、オール電化は、電気料金プランによっては、ガス併用よりも光熱費を抑えられる可能性があります。特に、深夜電力の料金が安いプランを利用すれば、夜間に電気温水器でお湯を沸かしたり、蓄熱暖房機を使用したりすることで、光熱費を大幅に削減できます。

ただし、オール電化は、電気の使用量が増えると、電気料金が高くなる場合があります。また、停電時には、すべての電気製品が使用できなくなるというデメリットもあります。
一方、ガス併用は、ガス料金と電気料金の両方がかかるため、オール電化よりも光熱費が高くなる傾向があります。しかし、ガスコンロやガス給湯器は、火力が強く、調理や給湯にかかる時間が短いというメリットがあります。また、停電時にも、ガスコンロやガス給湯器は使用できる場合があります。

どちらがお得かは、家族構成やライフスタイル、電気料金プラン、ガス料金プランなどによって異なります。複数の料金プランを比較検討し、ご自身に合ったプランを選ぶことが大切です。

物件選びの最終チェックリスト

最後に、物件を選ぶ際に確認しておきたいチェックリストをご用意しました。
物件の周辺環境
スーパーやコンビニ、病院など、生活に必要な施設が近くにあるか
公園や児童館など、子どもが遊べる場所があるか
交通量や騒音は気にならないか
治安は良いか
物件の状態
築年数は何年か
日当たりは良いか
風通しは良いか
カビや水漏れはないか
害虫はいないか
設備の故障はないか
契約内容
家賃、敷金、礼金、仲介手数料はいくらか
更新料はいくらか
ペット飼育に関する規約はあるか
退去時のクリーニング費用はいくらか
駐車場はあるか
駐輪場はあるか
犬との暮らし
ペット可の物件か
犬種や頭数の制限はあるか
犬の鳴き声や臭いに対する対策は必要か
近隣に犬の散歩コースはあるか
動物病院は近くにあるか

決断の時:後悔しないために

今回の記事では、3つの候補物件について、犬との暮らし、子育て環境、光熱費の3つの視点から比較検討しました。それぞれの物件にメリット・デメリットがありましたが、総合的に考えると、候補③のメゾネットタイプが最もおすすめという結論に至りました。

もちろん、最終的な判断は、ご自身の状況や優先順位によって異なります。今回の記事を参考に、ご家族でよく話し合い、後悔のない選択をしてください。
もし、今回の記事を読んでも、まだ迷っている場合は、不動産会社に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より客観的な視点から物件を評価することができます。

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