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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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【犬と暮らす賃貸】留守中にベランダの避難梯子が交換された!管理会社への不信感を解消するには?

#トラブル
 
賃貸マンションに住んでいます。管理会社からベランダの避難梯子の交換について連絡があり、最初に指定された訪問日はいずれも不在のため、後日指定された日のうち1日を希望すると伝えたところ、時間については後で連絡するとのことでした。その後、管理会社から何度か電話があったものの、仕事中で出られず、留守番電話にもメッセージはありませんでした。そして、帰宅するとベランダの避難梯子が新しいものに交換されており、管理会社からの事前の連絡や事後の報告は一切ありませんでした。小型犬も飼っているため、留守中に無断で入られたことが非常に心配です。管理会社への信頼を失ってしまったのですが、どのように対応すれば良いでしょうか。

結論:まずは状況の確認と説明を求め、必要に応じて専門家への相談も検討しましょう

今回のケースは、管理会社の対応に不信感を抱くのは当然です。しかし、感情的に対応するのではなく、まずは冷静に状況を整理し、管理会社に説明を求めることが重要です。ここでは、具体的な対応策と、犬との暮らしを守るためのポイントを解説します。

ケーススタディ:ある女性と愛犬の不安な一日

Mさんは、都内の賃貸マンションで愛犬のチワワ、ココと一緒に暮らしています。ある日、マンションの管理会社からベランダの避難梯子の交換工事の連絡がありました。Mさんは仕事で忙しく、指定された日程ではどうしても都合がつかなかったため、別の日に変更してもらうことに。しかし、その後、管理会社からの連絡は途絶え、Mさんが仕事から帰宅すると、なんと避難梯子がすでに交換されていたのです。

Mさんは驚きと同時に、強い不安に襲われました。事前に連絡もなしに、女性の一人暮らしの部屋に男性作業員が立ち入ったことへの恐怖、そして何よりも、愛犬ココが知らない人に怯えていないか、何か危害を加えられていないかという心配でいっぱいになったのです。

管理会社の対応はどこに問題があったのか?

今回のケースで問題となるのは、以下の点です。
事前の連絡不足:工事の日時について、Mさんと管理会社の間で明確な合意がなされていなかった。
無断侵入:Mさんの承諾なしに、留守宅に立ち入って工事を行った。
事後報告の欠如:工事完了後、Mさんへの報告が一切なかった。

これらの行為は、Mさんのプライバシーを侵害し、安心できる住環境を脅かすものです。

取るべき対応:5つのステップで信頼回復を目指す

Mさんのように不安な思いを抱えた場合、どのように対応すれば良いのでしょうか?具体的なステップを以下に示します。

ステップ1:管理会社への状況確認と説明要求

まずは、管理会社に電話または書面で連絡を取り、以下の点について確認と説明を求めましょう。
なぜ事前の連絡がなかったのか
工事の日時をどのように決定したのか
作業員がどのように部屋に立ち入ったのか(合鍵の有無など)
工事の責任者は誰か
今回の件に対する謝罪と今後の対応

この際、感情的にならず、冷静に事実関係を確認することが大切です。また、やり取りの内容は記録しておきましょう。

ステップ2:契約書と重要事項説明書の確認

賃貸契約書と重要事項説明書を確認し、管理会社の権限や緊急時の対応について記載されているか確認しましょう。無断で立ち入ることが許されるケース(例えば、緊急の事態など)が明記されている場合もあります。

ステップ3:証拠の保全

今回の件に関する証拠を保全しましょう。例えば、
管理会社との電話の通話記録
管理会社からのメールや手紙
交換された避難梯子の写真
愛犬の様子の記録(もし変化があれば)

これらの証拠は、後々、第三者機関に相談する際に役立ちます。

ステップ4:内容証明郵便の送付(必要に応じて)

管理会社の説明に納得がいかない場合や、誠意ある対応が見られない場合は、内容証明郵便で抗議書を送付することも検討しましょう。内容証明郵便は、送付した内容と日付を証明するもので、法的な証拠となります。

抗議書には、以下の内容を記載します。
今回の事態の経緯
管理会社の対応の問題点
損害賠償の請求(精神的な苦痛に対する慰謝料など)
今後の改善策の要求

ステップ5:専門家への相談

上記の対応でも解決しない場合は、弁護士や消費者センターなどの専門機関に相談することを検討しましょう。専門家は、法的なアドバイスや交渉のサポートをしてくれます。

犬との暮らしを守るために:確認しておきたい3つのポイント

今回の件で、Mさんが最も心配したのは愛犬ココのことでした。犬と暮らす賃貸物件では、以下の点にも注意が必要です。

1. ペット可物件の規約:ペットの種類や大きさ、飼育方法など、規約をしっかり確認しましょう。
2. 緊急連絡先の登録:万が一の事態に備え、管理会社に緊急連絡先を登録しておきましょう。
3. ペット保険の加入:予期せぬ事故や病気に備え、ペット保険への加入も検討しましょう。

成功事例:冷静な交渉で信頼回復

過去に同様のケースで、冷静な交渉によって管理会社との信頼関係を回復した事例があります。

Aさんは、留守中に業者が部屋に立ち入り、家具を破損されたことに気づきました。Aさんは、感情的に怒るのではなく、まず管理会社に状況を説明し、損害賠償を求めました。管理会社は当初、責任を認めませんでしたが、Aさんが証拠を提示し、冷静に交渉した結果、最終的に損害賠償に応じ、謝罪しました。

Aさんは、今回の件を教訓に、管理会社とのコミュニケーションを密にすることを心がけ、信頼関係を再構築しました。

専門家からのアドバイス:弁護士K先生の見解

弁護士K先生は、今回のケースについて以下のように述べています。

「管理会社が住人の承諾なしに住居に立ち入ることは、住居侵入罪に該当する可能性があります。また、今回のケースでは、事前の連絡不足や事後報告の欠如など、管理会社の対応に問題があると言えます。まずは、管理会社に説明を求め、誠意ある対応を求めることが重要です。もし、管理会社の対応に納得がいかない場合は、弁護士に相談することをおすすめします。」

まとめ:信頼回復と安心できる暮らしのために

今回のケースは、管理会社の不手際によって、Mさんの安心できる暮らしが脅かされた事例です。しかし、冷静に対応することで、管理会社との信頼関係を回復し、安心して暮らせる環境を取り戻すことは可能です。

今回の記事が、犬と暮らす賃貸物件で同様のトラブルに遭遇した方の参考になれば幸いです。

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