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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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分譲マンションの騒音トラブル!上の階の犬の鳴き声に悩むあなたへ【解決策アドバイス】

#騒音トラブル
 

今回は、分譲マンションにお住まいのあなたが、上の階で飼われている犬の鳴き声や足音に悩まされているというご相談です。具体的な状況としては、

ペット不可の分譲マンションに住んでいます。真上の部屋から犬の鳴き声や、走る時の爪?のジャカジャカする音に悩んで、参っています。近隣トラブル(騒音)に詳しい方、アドバイスお願いします。真上の部屋には、60歳ぐらいの夫婦と30代半ばの娘さん(A)が住んでいるのですが、2~3日の連休や、GWや、お盆、年末年始などに頻繁に、嫁いだ娘さん(B)や、独立した息子さん(C)が帰省してきます。その時に、BとCが必ず犬を連れて帰って来ます。Bが2匹、犬飼っていて、Cは何匹飼っているか知りませんが、鳴き声や犬の足音が昼夜問わず、うるさくて悩んでいます。Bだけが帰省した時も、うるさくて、Cだけが帰省しても、うるさいです。BとCが同時に帰省してくると、犬も増え、余計にうるさいです。滞在期間は3~4日から一週間~2週間と、決して短くはない日数です。2年ぐらい悩んでいます。以前、私が直接、上の部屋の夫婦に苦情を伝えようと思いましたが口下手なため、「トラブルになる」と心配して、実家の母(私とは一緒に住んでいません)が上の部屋のおばさんに電話で、やんわり伝えた事がありますが、「うるさいわけがない」と逆ギレされました。他のご近所さんも、上の部屋の前を通った時に、通路に犬の鳴き声が響いていて皆さん気づいていらっしゃるようですが、誰も気にしていないようで、苦情を言いません。あまりにも犬の鳴き声がうるさく辛くて、話しやすいご近所さんに泣きながら電話したり、他のご近所さんを訪ねて泣いて訴えたりもしましたが、皆さん口を揃えて「好きな音楽や、テレビをみたりして気を紛らわせたら?」と言います。今、住んでいるマンションでは、5年ほど住んでいるとはいえ、私が一番の新参者です。上の部屋の方は、数十年住んでいらっしゃる方です。日頃の付き合いも関係しているのだと思いますが(私はご近所さんと、あまり親交がありません)このような場合、どうすればいいのでしょう?やはり、ご近所トラブルは避けたいと思っていますが、犬の鳴き声等を我慢するのも限界です。ちょうど年末年始で、BとCが帰省していて、今、犬がうるさい状態です。耐えきれず、先ほど警察に電話して来てもらいましたが、その時、犬が鳴いていなかった為「対応できません」と言われました。警官が来ている時に、犬が吠えていないと「証拠」というか、警官も強く発言出来ないそうです。ストレスからか、上の部屋から犬の鳴き声が聞こえるたび頭痛がするようになりました。どなたかアドバイス下さい。

とのこと。お気持ちお察しいたします。ペット不可のマンションで、しかも分譲となると、簡単には引っ越しもできませんし、本当に困りますよね。今回は、この状況を打開するための具体的なステップと、心の持ち方について、じっくりとアドバイスさせていただきます。

結論:まずは証拠集め!冷静な対応で解決を目指しましょう

まず、一番大切なことは、感情的にならず、冷静に対応することです。騒音問題は、感情的な対立を招きやすく、解決が難しくなるケースが少なくありません。焦らず、一つずつできることから始めていきましょう。

この記事では、以下のステップで解決策を探っていきます。

  1. 証拠の収集と記録:騒音の具体的な状況を記録し、客観的な証拠を揃える。
  2. 管理組合(または自治会)への相談:マンションのルールに違反している可能性を指摘し、対応を求める。
  3. 内容証明郵便の送付:騒音の改善を求める正式な通知を送る。
  4. 調停の申し立て:第三者を交えて話し合い、解決を目指す。
  5. 法的手段の検討:最終手段として、訴訟も視野に入れる。
  6. 騒音対策グッズの活用:自分自身でできる対策も取り入れる。
  7. 精神的なケア:ストレスを軽減するための工夫をする。

それでは、具体的な解決策を見ていきましょう。

1. 証拠の収集と記録:客観的な証拠は交渉の第一歩

まず、騒音の状況を具体的に記録することが重要です。これは、後々の話し合いや、万が一、法的手段に訴えることになった場合の証拠となります。

記録する際には、客観的な事実のみを記述するように心がけましょう。例えば、「〇月〇日 午前7時30分、甲高い犬の鳴き声で目が覚めた。その後、30分間鳴き続けた」のように、感情的な表現は避け、具体的な状況を記述します。

騒音計アプリは、スマートフォンで簡単に利用できるものがたくさんあります。騒音レベルを客観的に把握することで、騒音の深刻さを伝える際に役立ちます。

騒音レベルの目安

騒音レベルを記録する際には、測定場所(例:寝室、リビング)も記録しておくと、より状況が分かりやすくなります。

2. 管理組合(または自治会)への相談:マンションのルールを確認

証拠が集まったら、次はマンションの管理組合(または自治会)に相談してみましょう。ペット不可のマンションであれば、規約違反に該当する可能性があります。

相談する際には、以下の点に注意しましょう。

管理組合が対応してくれない場合でも、諦めずに、記録を取り続けることが大切です。後々、法的手段に訴えることになった場合、管理組合が対応しなかったという事実も重要な証拠となります。

もし、マンションに管理組合がない場合は、自治会に相談してみましょう。自治会は、住民同士の親睦を深めるための組織ですが、騒音問題などのトラブル解決に協力してくれる場合もあります。

3. 内容証明郵便の送付:法的手段も視野に入れた対応

管理組合に相談しても改善が見られない場合は、内容証明郵便で騒音の改善を求める通知を送ることを検討しましょう。内容証明郵便は、「いつ、誰が、誰に、どのような内容の文書を送ったか」を証明するもので、法的な証拠となります。

内容証明郵便には、以下の内容を記載しましょう。

内容証明郵便は、自分で作成することもできますが、弁護士や行政書士に依頼することも可能です。専門家に依頼することで、法的に有効な文書を作成することができます。

内容証明郵便を送る際には、相手にプレッシャーを与えることが目的ではありません。あくまで、騒音問題を解決するための手段であることを理解しておきましょう。

4. 調停の申し立て:第三者を交えた話し合い

内容証明郵便を送っても改善が見られない場合は、裁判所に調停を申し立てることを検討しましょう。調停とは、裁判官や調停委員が間に入り、当事者同士の話し合いを仲介する手続きです。

調停のメリットは、以下の点です。

調停では、騒音の状況、改善策、損害賠償などについて話し合います。調停委員は、中立的な立場で、双方の意見を聞き、合意点を探ります。

調停が成立した場合、調停調書が作成されます。調停調書は、裁判の判決と同じ効力を持ちます。もし、相手が調停調書の内容を守らない場合は、強制執行を申し立てることができます。

調停は、あくまで話し合いの場です。相手が話し合いに応じない場合や、合意に至らない場合は、調停は不成立となります。

5. 法的手段の検討:最終手段としての訴訟

調停が不成立となった場合は、最終手段として、訴訟を提起することを検討しましょう。訴訟とは、裁判所に判断を求める手続きです。

訴訟では、騒音の事実、騒音によって受けた損害などを主張し、証拠を提出します。裁判所は、証拠に基づいて、騒音の有無、損害の程度などを判断し、判決を下します。

訴訟のデメリットは、以下の点です。

訴訟を提起する際には、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、訴訟の手続き、証拠の収集、法廷での主張などをサポートしてくれます。

訴訟は、最終手段です。できる限り、調停などの話し合いで解決することを目指しましょう。

6. 騒音対策グッズの活用:自分自身でできる対策

騒音問題の解決には時間がかかる場合があります。その間、自分自身でできる対策も取り入れて、ストレスを軽減しましょう。

これらのグッズは、ホームセンターやインターネットで購入することができます。予算に合わせて、効果的なものを選びましょう。

また、生活音を意識的に小さくすることも大切です。ドアや窓を静かに閉める、スリッパを履く、テレビの音量を下げるなど、できることから始めてみましょう。

7. 精神的なケア:ストレスを溜め込まない

騒音問題は、精神的なストレスを大きくします。ストレスを溜め込まないように、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。

騒音問題は、一人で抱え込まず、周りの人に相談することが大切です。また、自分を責めないことも重要です。騒音に悩まされるのは、あなたのせいではありません。

まとめ:諦めずに、解決に向けて行動しましょう

今回は、分譲マンションの騒音トラブルについて、具体的な解決策をアドバイスしました。騒音問題は、解決に時間がかかることもありますが、諦めずに、一つずつできることから始めていきましょう。

最後に、今回の内容をまとめます。

  1. 証拠の収集と記録:騒音の具体的な状況を記録し、客観的な証拠を揃える。
  2. 管理組合(または自治会)への相談:マンションのルールに違反している可能性を指摘し、対応を求める。
  3. 内容証明郵便の送付:騒音の改善を求める正式な通知を送る。
  4. 調停の申し立て:第三者を交えて話し合い、解決を目指す。
  5. 法的手段の検討:最終手段として、訴訟も視野に入れる。
  6. 騒音対策グッズの活用:自分自身でできる対策も取り入れる。
  7. 精神的なケア:ストレスを軽減するための工夫をする。

この情報が、あなたの騒音問題解決の一助となれば幸いです。応援しています!

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