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多頭飼いのプロに聞く!犬12匹と暮らす住まいの選び方:一軒家vsペット可マンション徹底比較

#多頭飼い
 

多頭飼いをしていると、引っ越しって本当に悩みますよね。特に12匹のミニチュアダックスフンドと暮らしているとなると、なおさらです。今回は、同じように多頭飼いを経験されている方へのインタビュー形式で、住まいの選び方について深掘りしていきます。一軒家かペット可マンションか、それぞれのメリット・デメリット、そして多頭飼いならではの工夫について、具体的なアドバイスをお届けします。

犬を10匹以上飼っておられる方に何点かお聞きしたいのですが…
・お家は一軒家かペット可のマンション、どちらでしょうか。
・室内、室外どのようにして飼っておられますか?
・防音対策などはされてますか?
差し支えなければお答えいただきたいです。
あと、こんな工夫をしているなどアドバイスがあれば教えてください。
私はミニチュアダックス12匹を一軒家室内で飼っています。
引っ越しを考えているのですが、さすがに一軒家を買う事はできません。
バルコニーなどがある一軒家を賃貸するか、大きめのベランダがあるマンションにするか、悩んでいます。
そこで、犬をたくさん飼われている方に意見が聞きたいと思い、質問させていただきました。
回答よろしくお願いします。

多頭飼いの先輩に聞く!住まい選びのリアル

今回は、長年シェルティー15匹と暮らしているAさんに、住まい選びのポイントや工夫についてお話を伺いました。Aさんはこれまで、一軒家とペット可マンションの両方で多頭飼いを経験されています。

インタビュアー:Aさん、今日はよろしくお願いします。早速ですが、これまで一軒家とペット可マンション、どちらで多頭飼いをされてきましたか?

Aさん:はい、よろしくお願いします。最初は一軒家で、庭も広かったので犬たちは自由に走り回っていました。ただ、手入れが大変で…。その後、ペット可マンションに引っ越しました。

インタビュアー:なるほど。それぞれにメリット・デメリットがありそうですね。まず、一軒家での多頭飼いについて、良かった点と苦労した点を教えていただけますか?

Aさん:一軒家の良かった点は、やはり広さですね。15匹もいると、ある程度の広さがないとストレスが溜まってしまいます。庭で自由に遊ばせることができたのも大きかったです。ただ、掃除が本当に大変でした。特に抜け毛の季節は、毎日掃除機をかけても追いつかないくらいで…。あと、庭の手入れも必要ですし、維持費もかかります。

インタビュアー:確かに、広さは重要ですね。では、ペット可マンションはいかがでしたか?

Aさん:ペット可マンションは、一軒家に比べて管理が楽でした。共用部分の掃除は管理会社がやってくれますし、庭の手入れも不要です。ただ、どうしても一軒家に比べると狭いので、犬たちがストレスを感じないように工夫する必要がありました。

多頭飼い向け!住まいの選び方チェックリスト

Aさんの経験を踏まえ、多頭飼いをする際の住まい選びで重要なポイントをチェックリスト形式でまとめました。

  1. 広さの確保:犬種や頭数に合わせて十分な広さを確保できるか。
  2. 床材の選定:滑りにくく、掃除しやすい床材であるか。
  3. 防音対策:鳴き声や足音など、近隣への配慮ができるか。
  4. ペット設備:ペット専用の設備(足洗い場、ドッグランなど)があるか。
  5. 周辺環境:散歩コースや動物病院が近くにあるか。
  6. 管理規約:ペットに関する規約(頭数制限、犬種制限など)を確認する。
  7. 日当たりと風通し:犬たちが快適に過ごせる環境であるか。
  8. 収納スペース:ペット用品を収納するスペースが十分にあるか。
  9. 災害対策:避難経路や避難場所を確認しておく。
  10. 初期費用と維持費:敷金、礼金、家賃、共益費などを考慮する。

これらの項目を一つずつチェックすることで、自分と愛犬にとって最適な住まいを見つけることができるでしょう。

ケーススタディ:ミニチュアダックス12匹と暮らすための住まい選び

今回の相談者さんは、ミニチュアダックスフンド12匹と暮らしています。このケースに特化して、具体的な住まい選びのポイントを考えてみましょう。

ミニチュアダックスフンドは、比較的活発で、胴長短足な体型のため、フローリングなどの滑りやすい床材は避けるべきです。また、椎間板ヘルニアになりやすい犬種なので、段差の少ない住まいを選ぶことが重要です。

一軒家(賃貸)の場合:
メリット:広さを確保しやすい、庭で自由に遊ばせることができる、防音対策がしやすい。
デメリット:家賃が高い、手入れが大変、セキュリティ面で不安がある。

ペット可マンションの場合:
メリット:管理が楽、セキュリティがしっかりしている、ペット専用設備がある場合がある。
デメリット:広さが限られる、他の住民への配慮が必要、規約が厳しい場合がある。

Aさんの経験とミニチュアダックスフンドの特性を考慮すると、理想的なのは、広めの庭付き一軒家です。しかし、家賃や手入れの負担を考えると、広めのベランダ付きペット可マンションも選択肢に入ります。

マンションを選ぶ場合は、以下の点に注意しましょう。
床材:滑りにくい素材(コルクマット、カーペットなど)を使用する。
防音対策:防音マットを敷いたり、壁に吸音材を貼ったりする。
運動:室内の運動スペースを確保し、定期的に散歩に連れて行く。
ストレス軽減:おもちゃや遊び道具を用意し、犬たちが退屈しないように工夫する。

多頭飼いを成功させるための5つの秘訣

Aさんは、多頭飼いを成功させるために、以下の5つの秘訣を教えてくれました。

  1. 愛情を平等に注ぐ:どの犬にも同じように愛情を注ぎ、差別しない。
  2. 個性を尊重する:それぞれの犬の性格や個性を理解し、尊重する。
  3. リーダーシップを発揮する:飼い主がリーダーシップを発揮し、犬たちを統率する。
  4. 健康管理を徹底する:定期的な健康チェックや予防接種を欠かさない。
  5. コミュニティに参加する:ドッグランやしつけ教室などに参加し、犬同士の交流を促す。

これらの秘訣を実践することで、多頭飼いはより豊かなものになるでしょう。

専門家からのアドバイス

最後に、獣医のB先生に、多頭飼いをする際の注意点について伺いました。

B先生:多頭飼いは、犬たちにとっても飼い主さんにとっても、楽しい経験になるはずです。しかし、注意しなければならない点もあります。

まず、感染症のリスクです。一匹が感染症にかかると、他の犬にも感染する可能性が高くなります。定期的なワクチン接種や健康チェックを徹底し、感染症予防に努めましょう。

次に、ケンカのリスクです。犬同士の相性が悪いと、ケンカが絶えなくなることがあります。相性の良い犬同士を組み合わせたり、ケンカの原因となる要素を取り除いたりするなどの対策が必要です。

最後に、経済的な負担です。多頭飼いは、食費や医療費など、経済的な負担が大きくなります。事前にしっかりと計画を立て、無理のない範囲で飼育するようにしましょう。

まとめ:愛犬との幸せな暮らしのために

今回は、多頭飼いの住まい選びについて、経験者のAさんや獣医のB先生のお話をもとに、様々な角度から検討してきました。

今回の記事の要点をまとめます。
多頭飼いの住まいは、広さ、床材、防音対策などが重要
一軒家とペット可マンションには、それぞれメリット・デメリットがある
ミニチュアダックスフンドの特性を考慮した住まい選びが必要
多頭飼いを成功させるためには、愛情、個性、リーダーシップが不可欠
感染症、ケンカ、経済的な負担に注意する

今回の記事が、あなたの愛犬との幸せな暮らしの実現に役立つことを願っています。

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