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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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マンションでの猫の騒音問題:夜の運動会を止めるには?

#猫
 
我が家には猫が2匹、小型犬が1匹いて、雄猫10年(11歳)、雌猫9年(9歳3ヶ月)犬は9ヶ月です。2年前にマンションを購入し引越しました。以前は、築20年の戸建(賃貸)で、大家さんも、その家で犬と猫を飼っていたらしくペット可の賃貸で、柱も床も爪の跡でボロボロ。畑の中の一軒家で、隣家からも離れていたので、特に何も気にせず暮らしてました。ところがマンションに越して1年で雄猫に元気がなくなり、食欲も減って6kgあった体重が5kgに減りました。動物病院で精密検査もしましたが、獣医さんは「ただの老化。」と言います。もう11歳だから、仕方ないのかもしれません。しかしこれで何か変わったのか、以前は雌猫が遠慮がちに生活してたのに、この頃、寝床の場所を争って猫同士の追いかけっこが始まり、2時間程終わりません。(以前は、自然と寝場所は決まり、争いませんでした。)特に私が夜中まで仕事してると、夜中の1〜2時頃に追いかけっこが始まり、足音やドババタした音が階下に聞こえるのではとヒヤヒヤ。そうなると犬も興奮して、ワンワン吠えるので、これはしつけで止めるようにしましたが、いつ下の方から苦情が来るかと心配しています。一応、走り回る廊下にはコルクマットを敷き、下に音がなるべく漏れないよう配慮はしましたが、夜中の猫の運動会を止める方法は無いでしょうか?補足雄猫、雌猫ともに1〜2歳の時に去勢済みです。今までは、雌猫が後から来たという事もあり、雌猫はいつも部屋の隅で遠慮がちに生活していたのに、急に態度が大きく?なってしまって、私もびっくりです。雌猫にとっては、今の方が居心地良いのかもしれませんね。

猫ちゃんとワンちゃんと快適なマンションライフを送りたいのに、夜中の運動会には困りますよね。特にマンションだと、階下への音漏れが気になって、気が休まらないのも当然です。今回は、猫の夜の運動会を止めるための具体的な方法を、Q&A形式でご紹介します。ぜひ、あなたの愛猫に合った対策を見つけて、穏やかな毎日を取り戻してくださいね!

Q1: なぜ猫は夜中に運動会をするの?

猫が夜に活発になるのは、彼らの持つ「薄明薄暮性」という性質が関係しています。これは、薄暗い時間帯に狩りをする習性の名残で、明け方や夕暮れ時に活動的になることを意味します。特に室内飼いの猫は、日中の刺激が少ないと、夜になってエネルギーを発散しようとすることがあります。

また、今回のケースのように、猫同士の関係性の変化も影響しているかもしれません。先住猫の体調変化により、これまで遠慮していた猫が優位に立とうとし、その結果、遊びや縄張り争いとして追いかけっこが始まることがあります。

Q2: 具体的にどんな対策をすればいいの?

猫の夜の運動会を止めるためには、以下の3つの方向からアプローチしてみましょう。
環境の見直し
遊び方の工夫
猫同士の関係改善

1. 環境の見直し

まずは、猫たちが快適に過ごせる環境を整えることが大切です。
キャットタワーの設置

猫は高い場所が好きなので、キャットタワーを設置して上下運動ができるようにしましょう。特に、複数の猫がいる場合は、それぞれがくつろげるように、複数のキャットタワーを設置するのがおすすめです。
隠れ場所の確保

猫は狭くて暗い場所を好みます。段ボール箱や猫用ハウスなどを設置して、安心して隠れられる場所を作ってあげましょう。
安全な遊び場の提供

猫が走り回っても安全なように、家具の配置を見直したり、滑りにくいカーペットを敷いたりするのも効果的です。
フェリウェイなどの使用

猫のフェイシャルフェロモン(F3)類縁化合物を含む製品を使用することで、猫が安心できる空間を作り、猫同士のケンカを減らす効果が期待できます。

2. 遊び方の工夫

猫の狩猟本能を満たし、日中の活動量を増やすことで、夜の運動会を抑制することができます。
1日15分以上の遊び時間

猫じゃらしやレーザーポインターなどを使って、毎日15分以上は猫と遊んであげましょう。ポイントは、猫の狩猟本能を刺激するように、獲物を追いかける動きを取り入れることです。
おもちゃの工夫

猫が飽きないように、様々なおもちゃを用意しましょう。電動おもちゃや知育玩具などもおすすめです。
時間帯の工夫

猫が活発になる夕暮れ時や寝る前に遊んであげると、夜の運動会を抑制する効果が期待できます。
おやつを使った遊び

おやつを隠して猫に探させる宝探しゲームは、猫の好奇心を刺激し、運動不足解消にもつながります。

3. 猫同士の関係改善

猫同士の相性が悪い場合は、ケンカがエスカレートして運動会に発展することがあります。
食事場所の分離

猫同士が食事場所を共有すると、ストレスを感じることがあります。それぞれ別の場所で食事をさせるようにしましょう。
トイレの数の見直し

猫の数+1個のトイレを用意するのが理想的です。トイレが汚れていると、猫は排泄を我慢してしまうことがあるので、常に清潔に保ちましょう。
パーソナルスペースの確保

猫それぞれが安心してくつろげる場所を確保しましょう。猫用ベッドやハンモックなどを設置するのがおすすめです。
多頭飼育の専門家への相談

どうしても猫同士の関係が改善しない場合は、専門家(獣医行動診療科医やキャットシッターなど)に相談してみるのも一つの方法です。

Q3: コルクマット以外に、防音対策でできることは?

コルクマットは一定の防音効果がありますが、マンションでの生活では、さらに防音対策を強化することをおすすめします。
防音カーペットの導入

防音効果の高いカーペットを敷くことで、足音や落下音を軽減することができます。
防音シートの活用

壁や天井に防音シートを貼ることで、音の反響を抑えることができます。
家具の配置の見直し

壁際に家具を配置することで、音の伝わりを遮断することができます。
窓の防音対策

窓からの音漏れを防ぐために、二重窓や防音カーテンを設置するのも効果的です。

Q4: 犬の吠え癖を改善するには?

猫の運動会に犬が興奮して吠えてしまう場合は、犬の吠え癖を改善する必要があります。
原因の特定

犬が吠える原因を特定しましょう。猫の運動会以外にも、インターホンや来客、外の音などに反応して吠える場合は、それぞれに対策が必要です。
無視する

犬が吠えても、構わずに無視しましょう。吠えることで飼い主の注意を引けると学習すると、ますます吠えるようになる可能性があります。
指示語のトレーニング

「おすわり」「待て」などの指示語を教え、吠え始めたら指示を出して落ち着かせましょう。
専門家への相談

どうしても吠え癖が改善しない場合は、ドッグトレーナーや獣医行動診療科医に相談してみるのも一つの方法です。

Q5: それでも改善しない場合は?

上記の対策を試しても、猫の運動会が改善しない場合は、獣医さんに相談してみることをおすすめします。猫の体調に問題がある場合や、ストレスが原因で問題行動を起こしている可能性も考えられます。

また、マンションの管理規約を確認し、ペット飼育に関するルールを守ることも大切です。場合によっては、管理会社に相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

猫とのマンション暮らしは、工夫次第でより快適なものになります。今回のQ&Aを参考に、あなたの愛猫に合った対策を見つけて、穏やかな毎日を送ってくださいね。そして、猫も人も、犬も、みんなが幸せに暮らせる環境づくりを目指しましょう!

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