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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット禁止マンションの犬の鳴き声問題:解決策は?

#騒音トラブル
 
現在UR賃貸住宅に住んでいます。ペット禁止マンションでお隣さんが犬を飼われているようで、鳴き声とそれを叱り付けるお隣さんの罵声に悩まされています。管理事務所に何度も相談したのですが、お隣さんは犬を飼っていないと言っている、実際に目で見ないと注意できない、夜しかいないのなら確認することが出来ないなど、結局安心できる回答は得られませんでした。そこで、お隣さんに直接お伺いし、鳴き声を対処もしくは引越していただけるのであれば引越し費用分を幾らかお出ししますと申し上げ、ご納得いただけましたので、現金(35万円)をお渡ししました。現金を差し上げたのは、新しい物件に引っ越してもまた同じかもしれないし、引越し代をお出ししてでもどうにかしたかったので、苦肉の策でした。以前住んでいた民間の賃貸マンションでも、犬の騒音で悩んでおり、ペット禁止のマンションだったので、大家さんに相談したのですが、結局お隣の方と大家さんが今飼われている犬に限り飼っても良いという形で和解してしまった為、私の方が引っ越すことになりました。今回はペット禁止で、且つ特例でペットが和解になったりはしないと思って、URで選んだのですが・・・。(主に夜にしか吠え(暴れ)ないので内覧のときは気がつきませんでした。)本当は一戸建てや分譲であれば良い物件があるかもしれませんが、恥ずかしながら貯金はありませんので、難しいです。しかし、その後現在4ヶ月ほど経ちますが未だ解決していません。お隣さんへお伺いしても、犬を訓練学校で鳴かないよう指導して貰っている、引越しも考えているが良い物件が見つからないと仰います。今では限界に達し、家で寝られないので3日に1度はネットカフェで寝泊りしています。やはり私が引っ越すほか無いのでしょうか。何か良い手はありませんでしょうか。

UR賃貸にお住まいで、お隣の犬の鳴き声に悩まされているのですね。しかも、以前の賃貸でも同様の経験をされているとのこと、心中お察しいたします。今回は、この状況を打開するための具体的な方法を、様々な角度から探っていきましょう。

1. 問題の再確認と整理

まず、現状を整理しましょう。
ペット禁止の原則: UR賃貸は原則としてペット禁止です。
騒音問題の深刻化: 犬の鳴き声と飼い主の叱責により、日常生活に支障が出ています。
管理会社の対応: 管理会社は具体的な対応をしてくれていません。
隣人との交渉: 引越し費用を渡したにも関わらず、状況は改善されていません。
精神的負担の増大: 騒音により、自宅で過ごすことが困難になっています。

これらの要素を踏まえ、解決策を検討する必要があります。

2. UR賃貸のルールと法的根拠

UR賃貸の契約書や規約を再度確認しましょう。ペット禁止に関する条項、騒音に関する条項が明記されているはずです。これらの条項は、法的にも有効な根拠となります。
契約不履行: お隣さんがペットを飼育していることは、契約不履行にあたります。
騒音による迷惑行為: 騒音は、他の居住者の平穏な生活を妨げる迷惑行為とみなされます。

これらの点を明確にし、管理会社への交渉材料としましょう。

3. 管理会社への再交渉:具体的なアクションプラン

管理会社が動かない場合でも、諦めずに以下のステップで再交渉を試みましょう。

1. 証拠の収集:
騒音の録音:日時、時間帯、頻度などを記録し、客観的な証拠として残しましょう。可能であれば、騒音計アプリなどで騒音レベルを測定するのも有効です。
状況の記録:騒音によってどのような影響を受けているか(睡眠不足、体調不良など)を具体的に記録しましょう。
2. 内容証明郵便の送付:
管理会社に対し、騒音問題の解決を求める内容証明郵便を送付します。
内容証明郵便は、相手に通知した事実を証明する公的な記録となります。
弁護士や行政書士に依頼すると、より効果的な内容のものが作成できます。
3. UR本社の相談窓口への連絡:
UR賃貸の各支店で対応してもらえない場合は、UR都市機構本社の相談窓口に連絡してみましょう。
本社のお客様相談窓口は、より広い視野で問題解決に取り組んでくれる可能性があります。
UR都市機構お客様相談室:050-3101-0101(ナビダイヤル)

4. 法的手段の検討:弁護士への相談

管理会社が対応してくれない場合、法的手段も視野に入れる必要があります。
弁護士への相談: 騒音問題に詳しい弁護士に相談し、法的アドバイスを受けましょう。
民事訴訟: 騒音による損害賠償請求訴訟を提起することを検討します。
調停: 裁判所での調停手続きを利用し、お隣さんとの和解を目指します。

弁護士に相談することで、法的観点からの解決策が見つかる可能性があります。費用はかかりますが、問題解決への大きな一歩となるでしょう。

5. 騒音対策:自衛策の強化

問題解決までの間、ご自身でできる騒音対策も行いましょう。
耳栓、ノイズキャンセリングイヤホンの活用: 睡眠時やリラックスしたい時に活用しましょう。
防音カーテン、防音シートの設置: 窓や壁からの音の侵入を軽減します。
ホワイトノイズ発生器の利用: 環境音で騒音をマスキングします。
生活リズムの見直し: 騒音の少ない時間帯に活動するよう心がけましょう。

これらの対策は、一時的なものではありますが、精神的な負担を軽減する効果が期待できます。

6. 引越しを検討する場合:費用を抑える方法

最終的に引越しを選択する場合、費用を抑える方法を検討しましょう。
UR賃貸内での住み替え: UR賃貸内であれば、敷金が引き継がれる場合があります。
初期費用を抑えた賃貸物件の検討: 礼金なし、敷金なしの物件を探してみましょう。
引越し業者の比較: 複数の業者から見積もりを取り、最も安い業者を選びましょう。
不用品の処分: リサイクルショップやフリマアプリなどを活用し、不用品を処分して引越し費用を捻出しましょう。
自治体の住宅支援制度の活用: 自治体によっては、住宅に関する補助金や助成金制度があります。

7. 精神的なケア:相談窓口の活用

騒音問題は、精神的に大きな負担となります。一人で抱え込まず、専門機関に相談しましょう。
精神科医、カウンセラーへの相談: 専門家のサポートを受けることで、心のケアを行いましょう。
地域の相談窓口の利用: 自治体やNPOなどが運営する相談窓口を活用しましょう。
家族や友人への相談: 信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。

8. ケーススタディ:騒音問題を解決したAさんの事例

Aさんは、分譲マンションで上階の住人の騒音に悩まされていました。管理組合に相談しても改善されず、精神的に追い詰められていました。そこで、Aさんは弁護士に相談し、内容証明郵便を送付。その後、調停を経て、騒音を出す住人が引っ越すことで和解しました。Aさんは、弁護士のサポートを受けながら、冷静に交渉を進めたことが解決につながったと語っています。

9. 専門家からのアドバイス:騒音問題解決のポイント

騒音問題に詳しい専門家B氏は、「騒音問題は、証拠収集と冷静な交渉が重要です。感情的にならず、客観的な証拠を基に、管理会社や相手方と話し合いましょう。また、法的手段も視野に入れ、専門家の助けを借りることも有効です」と述べています。

10. まとめ:諦めずに解決を目指しましょう

今回のケースでは、
1. UR賃貸のルールを再確認し、契約不履行を明確にする
2. 騒音の証拠を収集し、管理会社へ内容証明郵便を送付する
3. 弁護士に相談し、法的手段を検討する
4. 自衛策として、耳栓や防音グッズを活用する
5. 精神的なケアを忘れず、相談窓口を利用する

これらのステップを踏むことで、状況を改善できる可能性があります。諦めずに、問題解決に向けて行動しましょう。

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