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ペット禁止マンションでの騒音トラブル!上階の犬の存在、どうすればいい?

#騒音トラブル
 
先月の終わりに賃貸マンションに引っ越しをしたのですが、上階の騒音に悩んでいます。入居してからほぼ毎日、夜中の2~5時にかけて、ドタドタという何かが走り回っている音がします。犬が吠える声やそれを注意する声も聞こえてきます。ドタドタ音もよく聞くと、明らかに四足動物が走り回る音のようです。ペット禁止マンションなのですが、どうやら無断で犬を飼われているようなんです。騒音源とおもわれる犬の存在を証明するには、どうしたらいいんでしょうか。今後管理会社さんにどのようなことをお願いすればいいのでしょうか。上階の人に「犬」のルール違反で退去してもらうことは可能なのでしょうか?

せっかく新しい生活を始めたのに、上階の騒音で眠れない日々が続くなんて、本当にお辛いですね。しかも、ペット禁止のマンションで無断で犬を飼育している疑いがあるとなると、余計に腹立たしい気持ちになるのも当然です。

今回は、そんな状況を打破するために、騒音問題を解決し、快適な生活を取り戻すための具体的なステップを、犬との暮らしをサポートする賃貸アドバイザーの視点から解説します。

結論:証拠収集と粘り強い交渉で解決を目指しましょう

まず、結論からお伝えすると、騒音問題を解決するためには、以下の2つのポイントが重要になります。

1. 騒音と犬の存在を証明するための証拠を収集する
2. 管理会社と連携し、粘り強く交渉する

これらのポイントを踏まえ、具体的な対策を講じることで、騒音問題を解決し、快適な生活を取り戻せる可能性は十分にあります。

ケーススタディ

今回は、あなたが騒音問題を解決するために奮闘する物語形式で、具体的な解決策を解説していきます。

第一章:騒音との出会い

あなたは、都心にほど近い、築22年の賃貸マンションに引っ越してきました。立地条件が良く、周辺環境も気に入っていたため、これから3年間はここで暮らしたいと考えていました。

しかし、引っ越して間もなく、上階からの騒音に悩まされることになります。夜中の2時から5時頃にかけて、ドタドタという音が響き渡り、眠りを妨げられる日々が続きました。

最初は、「足音が大きい人なのかな?」と思っていたのですが、次第に犬の吠える声や、それを注意する声も聞こえてくるようになりました。ドタドタという音も、よく聞くと明らかに四足動物が走り回る音だと気づき、ペット禁止のマンションで無断で犬が飼われている可能性に気づいたのです。

第二章:管理会社への相談

あなたは、すぐに管理会社に連絡し、騒音と犬の件を伝えました。管理会社は、手紙を出して様子を見ることを提案しましたが、1週間経っても状況は改善されませんでした。

あなたは、このままでは埒が明かないと思い、騒音問題を解決するために、自ら行動を起こすことを決意します。

第三章:証拠収集大作戦!

騒音問題を解決するためには、まず、騒音と犬の存在を証明するための証拠を収集する必要があります。

そこであなたは、以下の方法で証拠を集めることにしました。
騒音の録音:騒音が発生する時間帯に、スマートフォンやICレコーダーで騒音を録音する。
騒音日誌の作成:騒音が発生した日時、音の種類、継続時間などを記録する。
写真・動画撮影:犬の鳴き声が聞こえる時間帯に、窓の外やベランダから犬の姿を撮影する。
近隣住民への聞き込み:近隣住民に、騒音や犬の鳴き声について聞いてみる。

これらの証拠を集めることで、騒音と犬の存在を客観的に証明することができます。

【アドバイス】
騒音を録音する際は、できるだけクリアな音質で録音することが重要です。また、騒音日誌には、できるだけ詳細な情報を記録するようにしましょう。

第四章:管理会社との交渉

証拠を収集した後、あなたは再び管理会社に連絡し、集めた証拠を提示しました。管理会社は、証拠を見て、事態の深刻さを認識し、より積極的に対応することを約束しました。

あなたは、管理会社に対し、以下のことをお願いしました。
上階の住人への注意:騒音と犬の飼育について、上階の住人に厳重注意してもらう。
立ち入り調査の実施:上階の住人の部屋に立ち入り調査を実施し、犬の存在を確認してもらう。
契約解除の検討:上階の住人がルールを守らない場合、契約解除を検討してもらう。

管理会社は、これらの要望を受け入れ、上階の住人への注意と立ち入り調査を実施することになりました。

【アドバイス】
管理会社との交渉では、冷静かつ論理的に、あなたの要望を伝えることが重要です。また、管理会社の担当者と良好な関係を築くことも、問題解決に繋がる可能性があります。

第五章:ついに解決!

管理会社が上階の住人に注意した結果、騒音は徐々に収まり始めました。しかし、犬の鳴き声は依然として聞こえてくるため、管理会社は上階の住人の部屋に立ち入り調査を実施しました。

その結果、上階の住人が無断で犬を飼育していることが発覚しました。管理会社は、上階の住人に対し、犬の飼育をやめるよう厳命し、従わない場合は契約を解除することを伝えました。

上階の住人は、最終的に犬を手放すことを決意し、あなたはついに騒音から解放され、平穏な日々を取り戻すことができました。

【成功のポイント】
諦めずに証拠を集め続けたこと
管理会社と協力して、粘り強く交渉したこと
法的手段も辞さない覚悟を持っていたこと

今回のケーススタディからわかるように、騒音問題を解決するためには、諦めずに証拠を集め、管理会社と協力して、粘り強く交渉することが重要です。

騒音問題を解決するための具体的なアドバイス

今回のケーススタディを踏まえ、騒音問題を解決するための具体的なアドバイスを以下にまとめました。

1. 証拠を収集する
騒音の録音
騒音日誌の作成
写真・動画撮影
近隣住民への聞き込み
2. 管理会社と連携する
騒音の状況を詳しく説明する
集めた証拠を提示する
具体的な対策を求める
3. 内容証明郵便を送付する
騒音の状況、改善要求、期限などを記載する
証拠となる資料を添付する
配達証明付きで送付する
4. 調停を申し立てる
裁判所に調停を申し立てる
調停委員の仲介で話し合いを行う
合意内容を調停調書に記載する
5. 訴訟を提起する
裁判所に訴訟を提起する
騒音による損害賠償を請求する
弁護士に相談する

【注意点】
騒音問題を解決するためには、時間と労力がかかる場合があります。しかし、諦めずに根気強く対応することで、必ず解決の糸口が見つかるはずです。

上階の住人に退去してもらうことは可能?

結論から言うと、上階の住人に退去してもらうことは、可能です。

ただし、そのためには、以下の条件を満たす必要があります。
上階の住人が、賃貸契約に違反していること
騒音によって、あなたの生活に著しい支障が出ていること
管理会社が、上階の住人に対して、退去勧告を行っていること

これらの条件を満たした場合、あなたは、管理会社を通じて、上階の住人に退去を求めることができます。

【法的根拠】
民法第415条には、「債務者がその債務の本旨に従った履行をしないときは、債権者は、これによって生じた損害の賠償を請求することができる」と規定されています。

つまり、上階の住人が騒音によってあなたの生活を侵害した場合、あなたは、上階の住人に対して、損害賠償を請求することができるのです。

【弁護士への相談】
騒音問題が深刻化し、法的手段を検討する場合は、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、あなたの状況に合わせて、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

まとめ:諦めずに、快適な生活を取り戻しましょう!

今回は、ペット禁止マンションでの騒音トラブルについて、解決策を解説しました。

騒音問題は、解決までに時間がかかることもありますが、諦めずに根気強く対応することで、必ず解決の糸口が見つかるはずです。

今回の記事が、あなたの騒音問題解決の一助となれば幸いです。

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