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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸マンションの隣家の犬の鳴き声問題:我慢すべき?管理会社に相談すべき?

#犬の鳴き声
 
賃貸の犬OKマンションに住んでいます。隣家の犬が時間に関係なく吠え続けて困っています。私がベランダに出ると、隣の犬も吠え出すため、窓を閉める状況です。日中も夜間も関係なく、ベランダに出るたびに吠えられます。隣家とは挨拶程度の関わりしかありません。また、隣家は共用部に荷物を置いたり、クッションを数日間干したりしており、不快に感じています。以前には、隣の犬が開けっ放しのドアから脱走し、廊下で排泄したこともありました。私が気にしすぎでしょうか?管理会社に言うのは心が狭いでしょうか?

犬と暮らせる賃貸マンションでの生活、楽しいことばかりではありませんよね。特に、犬の鳴き声問題は、多くの愛犬家が直面する悩みの一つです。今回は、まさにそんな状況に置かれているあなたからのご相談です。お気持ち、本当によく分かります。

結論から言うと、我慢せずに、まずは管理会社に相談することを強くおすすめします。 なぜなら、犬の鳴き声問題は、放置するとあなたの精神的な負担が増すだけでなく、マンション全体の住環境にも悪影響を及ぼす可能性があるからです。

しかし、「管理会社に言うのは大げさかな?」「ただのクレーマーだと思われたらどうしよう…」と、不安に感じる気持ちも当然ありますよね。そこで今回は、

1. なぜ管理会社に相談すべきなのか?
2. 相談する前に準備しておくべきことは?
3. 管理会社に相談しても解決しない場合はどうすればいいのか?

といった点について、具体的に解説していきます。さらに、同じような経験をした方の事例や、専門家のアドバイスも交えながら、解決策を探っていきましょう。

なぜ管理会社に相談すべきなのか?

「犬OK」の賃貸マンションだからといって、どんな鳴き方をしても許されるわけではありません。一般的に、賃貸契約には「他の入居者に迷惑をかけない」という条項が含まれています。犬の鳴き声が度重なり、日常生活に支障をきたす場合は、この条項に違反しているとみなされる可能性があります。

1. 契約上の義務

多くの賃貸契約には、騒音に関する条項が含まれています。犬の鳴き声がこの条項に違反する場合、管理会社は対応する義務があります。

2. 住環境の維持

管理会社は、マンション全体の住環境を維持する責任があります。騒音問題は、他の入居者にとっても迷惑となるため、管理会社が介入することで、より快適な住環境を維持することができます。

3. トラブルの悪化防止

個人的な注意や苦情は、感情的な対立を生みやすく、トラブルを悪化させる可能性があります。管理会社が仲介に入ることで、冷静かつ客観的な解決が期待できます。

4. 証拠の蓄積

将来的に法的手段を検討する場合、管理会社への相談記録は重要な証拠となります。

相談する前に準備しておくべきこと

管理会社に相談する前に、以下の点を準備しておくと、スムーズに問題解決を進めることができます。

1. 鳴き声の記録: いつ、どのくらいの時間、どんな状況で犬が吠えているのかを記録しておきましょう。可能であれば、録音や動画を撮影しておくと、より状況を伝えやすくなります。
日付、時間、時間帯
鳴き声の種類(連続した吠え声、単発の吠え声など)
鳴き声が聞こえる場所(ベランダ、室内など)
状況(人が通った時、特定の時間帯など)
2. 具体的な被害状況: 犬の鳴き声によって、どのような被害を受けているのかを具体的に伝えましょう。
睡眠不足
集中力の低下
精神的なストレス
在宅勤務への支障
3. マンションの規約確認: 契約書やマンションの規約を確認し、ペットに関する条項や騒音に関する規定を確認しておきましょう。
4. 証拠の収集: 可能であれば、犬の脱走や共用部分の汚れなどの証拠となる写真や動画を収集しておきましょう。
5. 相談内容の整理: 管理会社に伝えたい内容を整理しておきましょう。
問題の概要
具体的な被害状況
改善してほしいこと
希望する解決策
6. 冷静な対応: 管理会社への相談は、感情的にならず、冷静に行いましょう。

これらの情報を整理しておくことで、管理会社に状況を正確に伝え、効果的な対応を促すことができます。

管理会社への相談方法

管理会社への相談は、電話、メール、または直接訪問など、様々な方法があります。しかし、記録を残すためにも、メールでの相談をおすすめします。

メールの件名

「【〇〇マンション〇号室】犬の鳴き声に関するご相談」のように、件名を見ただけで内容が伝わるようにしましょう。

メールの本文

1. 挨拶と自己紹介: 自分の名前と部屋番号を明記しましょう。
2. 問題の概要: 犬の鳴き声に関する問題の概要を簡潔に説明しましょう。
3. 具体的な被害状況: 鳴き声によってどのような被害を受けているのかを具体的に伝えましょう。
4. 証拠の提示: 収集した証拠(記録、写真、動画など)があれば、添付または提示しましょう。
5. 改善してほしいこと: どのような解決策を希望するかを具体的に伝えましょう。
6. 連絡先: 管理会社からの連絡を受けやすいように、電話番号とメールアドレスを記載しましょう。
7. 感謝の言葉: 最後に、対応してくれることへの感謝の言葉を添えましょう。

メールの例文

“`
件名:【〇〇マンション〇号室】犬の鳴き声に関するご相談

〇〇管理会社 ご担当者様

いつもお世話になっております。
〇〇マンション〇号室の〇〇と申します。

現在、隣室の犬の鳴き声に困っており、ご相談させて頂きたくご連絡致しました。

【問題の概要】
〇月〇日頃から、隣室の犬が時間帯に関係なく吠え続けるようになりました。
特に、私がベランダに出ると、必ず吠え出すため、窓を閉めざるを得ない状況です。
日中だけでなく、夜間も吠えることがあり、睡眠不足に悩まされています。

【具体的な被害状況】
・夜間の鳴き声による睡眠不足
・日中の鳴き声による集中力低下
・精神的なストレス

【証拠】
〇月〇日の〇時〇分頃に録音した鳴き声の録音データを添付致します。

【改善してほしいこと】
まずは、隣室の方に犬の鳴き声について注意して頂きたいです。
可能であれば、防音対策を講じて頂けると大変助かります。

お忙しいところ恐縮ですが、ご対応頂けますようお願い申し上げます。

ご連絡をお待ちしております。

〇〇マンション〇号室
〇〇 〇〇
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇

“`

管理会社に相談しても解決しない場合は?

管理会社に相談しても、すぐに問題が解決するとは限りません。しかし、諦めずに、以下の方法を検討してみましょう。

1. 再度、管理会社に相談する: 状況が変わらない場合は、再度管理会社に相談しましょう。その際、具体的な対応策を提案したり、改善が見られない場合の対応について確認したりするなど、積極的に働きかけましょう。
2. 内容証明郵便を送付する: 管理会社の対応に不満がある場合は、内容証明郵便を送付することで、あなたの意思を明確に伝えることができます。
3. 弁護士に相談する: 法的な解決を検討する場合は、弁護士に相談しましょう。
4. 他の機関に相談する: 自治体の相談窓口や、国民生活センターなどに相談することもできます。

同じような経験をした人の事例

実際に、犬の鳴き声問題で悩んでいたAさんの事例をご紹介します。

Aさんは、犬OKのマンションに引っ越したものの、隣の家の犬が昼夜問わず吠え続け、ノイローゼ気味になってしまいました。管理会社に相談しても、なかなか対応してくれず、途方に暮れていたそうです。

しかし、Aさんは諦めずに、鳴き声の記録を取り続け、管理会社に何度も相談しました。また、弁護士に相談し、内容証明郵便を送付することも検討しました。

最終的に、Aさんの粘り強い交渉の結果、管理会社が隣人に防音対策を講じるよう指示し、鳴き声問題は解決に向かいました。

Aさんは、「諦めずに、できる限りのことをすることが大切だと感じました」と語っています。

専門家からのアドバイス

騒音問題に詳しい専門家B氏は、以下のようにアドバイスしています。

「騒音問題は、当事者同士で解決しようとすると、感情的な対立を生みやすく、解決が難しくなることが多いです。まずは、管理会社や専門家など、第三者を介して解決を目指すことが大切です。また、証拠をしっかりと集め、客観的な視点を持って交渉に臨むことも重要です。」

まとめ

犬の鳴き声問題は、解決までに時間がかかることもありますが、諦めずに、できる限りのことをすることが大切です。まずは、管理会社に相談し、状況を改善するための第一歩を踏み出しましょう。

今回の記事が、あなたの犬との生活をより快適にするための一助となれば幸いです。

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