愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

保護した犬を幸せにするには?賃貸暮らしでもできること

#保護犬
 
昨日、迷い犬を保護しました。近所で虐待(暴力とかではありません)されているのではないかと以前から気になっていた犬のようです。とりあえずお風呂に入れ、ご飯をたくさん食べてもらい一泊させました。ずっとコンクリートの小屋に閉じ込められているようで、扉の柵をかじって出ようとした形跡もあります。餌はもらっていたようですがガリガリで下半身がふらふらしています。とても汚かったです。朝、昼、晩、深夜、早朝問わず心が痛くなるような吠え方で吠えていました。その声を聞くたびにかわいそうで聞いていられませんでした。保護した昨夜からはその声は聞こえてきません。やはり気になっていた犬かと思います。私は最近引越してきたので知人もなく近所の方にも知り合いはいません。現在ミニチュアを2匹飼っているのと賃貸の為、中型犬のこの犬の面倒は不可能です。また、元の生活に戻ってしまうかと思うと元のお家を訪ねて保護しましたとするのがいいのか悩んでいます。保健所(処分されてしまうのですよね?)だけは避けたいのですが、どこか迷い犬を引き取ってもらえる所はないのでしょうか?ちなみに千葉市在住です。どなたかこの犬が幸せな生活を送れる一番良い方法を教えてください。

結論:犬の幸せを第一に考え、専門機関と連携を

まず、あなたが犬を保護されたこと、そしてその犬の幸せを真剣に願っていることに心から敬意を表します。賃貸暮らしで小型犬を飼育されている状況で、中型犬の保護は大変なご苦労があることと思います。結論として、犬の幸せを最優先に考え、関係機関と連携しながら、最適な解決策を探すことが重要です。

ケーススタディ:ある保護犬と里親さんの物語

これは、千葉県在住のAさんの体験談です。Aさんは、あなたと同じように賃貸アパートで小型犬2匹と暮らしていました。ある日、近所の公園でガリガリに痩せた柴犬を見つけました。首輪はしておらず、人に慣れている様子でしたが、飼い主は見つかりませんでした。

Aさんは、その柴犬を一時的に保護しましたが、すでに2匹の犬を飼っているため、飼い続けることは難しい状況でした。そこでAさんは、まず地元の動物保護団体に相談しました。保護団体のスタッフは、柴犬の健康状態をチェックし、必要な医療ケアを施しました。

その後、保護団体は柴犬の里親探しを開始しました。Aさんは、柴犬の性格や特徴を詳しく伝え、里親希望者との面会にも立ち会いました。その結果、柴犬は、庭付きの一軒家に住む、犬好きのBさん夫婦に引き取られることになりました。

Bさん夫婦は、柴犬を家族の一員として迎え、たっぷりの愛情を注いで育てています。Aさんは、今でも時々Bさん夫婦と連絡を取り合い、柴犬の成長を見守っています。

このケースから学べることは、「無理に自分で抱え込まず、専門機関と連携することで、犬にとって最良の道が開ける」ということです。

具体的なステップ:あなたにできること

1. 警察への届け出:
法律上、迷い犬を保護した場合、速やかに警察に届け出る義務があります。これは、元の飼い主が見つかる可能性を残すためにも重要な手続きです。届け出の際には、保護した犬の特徴(犬種、毛色、体格など)、保護した場所、日時などを詳しく伝えましょう。
2. 動物愛護センター・保護団体への相談:
千葉市には、動物愛護センターや複数の動物保護団体があります。これらの機関に相談し、現状を伝え、今後の対応についてアドバイスを求めましょう。
動物愛護センターでは、一時的な保護や里親探しのサポートを行っている場合があります。
保護団体は、犬の性格や状態に合わせた適切な里親を見つけるためのノウハウを持っています。
各団体のウェブサイトやSNSをチェックし、情報収集することも有効です。
3. 動物病院での健康チェック:
保護した犬の健康状態を確認するため、動物病院を受診しましょう。
獣医さんに、犬の年齢、体重、栄養状態、皮膚の状態などをチェックしてもらい、必要な治療やケアについて相談しましょう。
フィラリア検査やワクチン接種なども検討しましょう。
4. 里親探しの協力:
動物愛護センターや保護団体と協力して、里親探しを行いましょう。
犬の写真を撮影し、性格や特徴を詳しく記述した紹介文を作成しましょう。
SNSや里親募集サイトなどを活用して、情報を拡散しましょう。
里親希望者との面会を設定し、犬との相性を見極めましょう。
5. 一時的な預かりボランティア:
もし可能であれば、里親が見つかるまでの間、一時的に犬を預かるボランティアを検討しましょう。
預かりボランティアは、犬に愛情を注ぎ、基本的な世話をする役割です。
動物保護団体によっては、預かりボランティアに対するサポート体制が整っている場合があります。

賃貸での犬の保護:知っておくべきこと

賃貸物件で犬を保護する場合、以下の点に注意が必要です。
賃貸契約の確認:
賃貸契約書に、ペット飼育に関する条項が記載されているか確認しましょう。
無許可で犬を飼育した場合、契約違反となる可能性があります。
管理会社への相談:
犬を保護したことを管理会社に伝え、指示を仰ぎましょう。
一時的な保護であれば、許可を得られる場合もあります。
近隣住民への配慮:
犬の鳴き声や臭いなどで、近隣住民に迷惑をかけないように注意しましょう。
散歩の際には、必ずリードを着用し、排泄物の処理を徹底しましょう。
事前に近隣住民に挨拶をし、犬を保護したことを伝えるのも良いでしょう。

専門家からのアドバイス

動物行動学者のC先生は、次のように述べています。

「犬にとって、最も重要なのは、安全で安心できる環境と、愛情を注いでくれる飼い主です。保護された犬は、心に大きな傷を負っている可能性があります。新しい環境に慣れるまで、優しく寄り添い、辛抱強く接することが大切です。また、犬のストレスを軽減するため、適度な運動や遊びを取り入れ、心身の健康を保つように心がけましょう。」

まとめ:犬の幸せのために、できることを

今回のケースでは、あなたが保護した犬が、再び劣悪な環境に戻ってしまうことを避けることが最優先です。そのためには、感情的にならず、冷静に関係機関と連携し、客観的に判断することが重要です。

あなたが犬のために行動することで、必ず道は開けます。犬が幸せな生活を送れるよう、心から応援しています。

参考情報:千葉市の犬に関する相談窓口

千葉市動物保護指導センター
迷い犬、負傷動物の保護、動物愛護に関する相談など
電話番号:043-258-7817
千葉県動物愛護センター
動物愛護思想の普及啓発、動物に関する相談など
電話番号:0475-58-8460

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事