愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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3匹の愛犬と暮らす賃貸住宅、フローリングの粗相対策どうすれば?【犬との暮らしをサポートする賃貸アドバイザー】

#犬のしつけ
 
どなたか良い方法を教えて下さい。
室内犬3匹と共に引越しをします。…が、しつけの入ってないオス犬が一匹います。たくさんの不動産屋を訪ねてやっとの思いで借りれた一軒家のリフォームしたリビングのみだけしか置かないという条件です。13畳のフローリングで以前和室だったのを壁をとってリビングにしているので中途半端な位置に柱が一本立っていて、玄関開けるとドアもなくいきなりリビングがまる見えです。主人はフローリングの上に防水シートを敷き更にコンパネを敷きまた更にリノリュームを敷くと言ってます。壁は下から30センチくらいまでベニヤ板をはり上にシートを貼るそうですが…賃貸なので釘が打てません。サークル内で犬を飼うのは?と言ったのですが、主人は家族なんだから一部屋くらい自由に走らせてあげたいそうです。元は私の犬なので大変ありがたいのですが…。上記のやり方で粗相した場合でもシミや臭いは防ぐことはできるでしょうか?また他に良い方法があればアドバイスを頂けたら助かります。モルタルの壁にベニヤ板を釘を使わず、退去の時元に戻せるように貼る方法などもご存知でしたら教えて下さい。古い家ですが大家さんがとてもコマメに手入れされていたのが分かるので、ピカピカのフローリングを汚したら申し訳ないのと、最初は室内犬一匹のみの条件をなんとか許可をもらったので…。長文になりましたがよろしくお願いします。補足その犬だけ6才の時引き取りました。それから一年以上根気よく躾をしてきたのですが、まだまだ時間が必要みたいなので先に環境を整えるしかないんですよね…。下にシートとボードを敷き詰める程度で大掛かりなリフォームは考えてません。

はじめに:愛犬との新生活、不安と期待を胸に

3匹の愛犬との引越し、おめでとうございます!特に、しつけ中の愛犬がいる場合は、新居での粗相対策は気がかりですよね。せっかく見つけた大切な住まい、フローリングや壁を汚してしまうのは避けたいものです。今回は、賃貸でもできる効果的な対策について、一緒に考えていきましょう。

結論:事前の対策と日々のケアで、愛犬も人も快適な空間を

結論から言うと、事前の対策をしっかりと行い、日々のケアを怠らなければ、粗相によるシミや臭いを最小限に抑えることは可能です。ご主人が考えている対策に加えて、さらに効果的な方法を組み合わせることで、より安心して愛犬との生活を送れるはずです。

ケーススタディ:我が家の愛犬との奮闘記

これは、実際に私が経験した愛犬との賃貸暮らしでの粗相対策の物語です。
我が家には、保護犬として迎えた柴犬ミックスの「ハナ」がいます。ハナは、推定年齢3歳で我が家に来たのですが、最初の頃は粗相が絶えませんでした。特に、新しい環境に慣れるまでは、不安からか頻繁に粗相をしてしまい、私も頭を抱える日々でした。

入居前の徹底準備

まず、入居前に徹底的な準備をしました。フローリング全体に防水シートを敷き、その上にペット用のクッションフロアを重ねました。壁には、腰の高さまでペット用の保護シートを貼り付けました。これらの対策は、フローリングや壁への直接的な汚れを防ぐだけでなく、万が一粗相をしてしまった場合でも、掃除が格段に楽になるというメリットがありました。

しつけと並行した対策

もちろん、粗相対策と並行して、ハナのしつけも行いました。獣医さんに相談し、専門のトレーナーを紹介してもらい、根気強くトレーニングを続けました。また、ハナが落ち着けるように、ケージの中に安心できる場所を作ったり、定期的な散歩でストレスを解消したりすることも心がけました。

予想外の事態と対策

しかし、ある日、予想外の事態が起こりました。ハナが、クッションフロアの継ぎ目からおしっこをしてしまったのです。防水シートを敷いていたにもかかわらず、継ぎ目から染み込んでしまい、フローリングの一部が変色してしまいました。

この経験から、私はクッションフロアの継ぎ目をしっかりと塞ぐことの重要性を痛感しました。その後、継ぎ目には防水テープを貼り、さらに念のため、防水スプレーを吹き付けました。

試行錯誤の末に

様々な対策を講じた結果、ハナの粗相は徐々に減っていきました。そして、半年後には、ほとんど粗相をすることがなくなったのです。

この経験を通して、私は、愛犬との賃貸暮らしは、事前の準備と日々のケアが不可欠であることを学びました。また、万が一粗相をしてしまった場合でも、諦めずに原因を究明し、対策を講じることで、必ず状況は改善されると信じています。

具体的な対策方法:フローリング、壁、臭い対策

フローリングの保護

フローリングの保護は、粗相対策の基本中の基本です。ご主人が考えているように、防水シート、コンパネ、リノリュームを重ねる方法は、非常に効果的です。さらに、以下の点に注意すると、より効果が高まります。
防水シートの選び方:防水シートは、厚手で耐久性の高いものを選びましょう。薄いシートだと、破れてしまう可能性があり、効果が半減してしまいます。
コンパネの固定方法:コンパネは、フローリングに直接固定してしまうと、退去時に原状回復が難しくなります。両面テープや吸着シートなどを使って、固定するようにしましょう。
リノリュームの選び方:リノリュームは、ペット用のものを選ぶと、滑りにくく、耐久性も高いため、おすすめです。

壁の保護

壁の保護も、フローリングと同様に重要です。特に、オス犬の場合は、マーキングをしてしまうことがあるため、注意が必要です。
ベニヤ板の固定方法:ベニヤ板をモルタルの壁に固定する場合、釘を使うことはできません。そこで、強力な両面テープや、剥がせるタイプの粘着剤を使用しましょう。ただし、粘着力が強すぎると、剥がす際に壁を傷つけてしまう可能性があるため、注意が必要です。
保護シートの活用:ベニヤ板の上に貼るシートは、防水性、防臭性のあるものを選びましょう。ペット用の消臭シートや、壁紙用の保護シートなどがおすすめです。

臭い対策

粗相をしてしまった場合、すぐに拭き取ることはもちろんですが、臭いが残ってしまうことがあります。臭い対策としては、以下の方法が効果的です。
重曹:重曹は、消臭効果が高く、ペットにも安全なため、安心して使用できます。粗相をした場所に重曹を振りかけ、しばらく置いてから掃除機で吸い取ると、臭いを効果的に除去できます。
消臭スプレー:ペット用の消臭スプレーは、様々な種類が販売されています。粗相をした場所にスプレーするだけで、簡単に消臭できます。
空気清浄機:空気清浄機は、室内の空気を清潔に保ち、臭いを軽減する効果があります。ペット用の空気清浄機は、脱臭効果が高く、おすすめです。

賃貸でもできるDIY:原状回復可能な壁の保護

賃貸物件で壁を保護する場合、原状回復が可能な方法を選ぶ必要があります。ここでは、釘を使わずにベニヤ板を固定する方法をご紹介します。

1. 強力両面テープ
壁に直接貼り付けるため、下地を傷つけにくいタイプを選びましょう。
ベニヤ板の चारों corners と中央に貼り付けることで、安定性を高めます。
2. ディアウォールなどの突っ張り棒
床と天井で突っ張るため、壁に穴を開ける必要がありません。
ベニヤ板を立てかけ、突っ張り棒で固定することで、壁を保護します。
3. 吸着シート
壁に吸着するため、繰り返し使用できます。
ベニヤ板の裏に貼り付け、壁に吸着させることで、固定します。

専門家からのアドバイス:獣医A先生の場合

「犬の粗相は、様々な原因が考えられます。まず、動物病院で健康状態をチェックしてもらいましょう。健康に問題がない場合は、環境の変化によるストレスや、分離不安などが原因かもしれません。
専門のトレーナーに相談し、適切なトレーニングを行うことで、改善が見込めます。
また、粗相をしてしまった時は、決して叱らず、優しく声をかけてあげてください。犬は、飼い主の愛情を感じることで、安心し、粗相を減らすことができます。」

まとめ:愛犬との快適な暮らしのために

今回は、3匹の愛犬と暮らす賃貸住宅での粗相対策について解説しました。
今回の記事のポイントをまとめます。
フローリングには防水シート、コンパネ、リノリュームを重ねて保護する。
壁にはベニヤ板を貼り、その上に保護シートを貼る。
粗相をしてしまった場合は、すぐに拭き取り、重曹や消臭スプレーで消臭する。
獣医やトレーナーに相談し、しつけを行う。

これらの対策を行うことで、愛犬も人も快適に暮らせる空間を作ることができます。
愛犬との生活は、楽しいことばかりではありませんが、愛情を込めて接することで、必ず良い関係を築けるはずです。今回の記事が、皆様の愛犬との生活をより豊かなものにする一助となれば幸いです。

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