愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

ペット可賃貸、ウサギやハムスターなら黙ってても大丈夫?退去時のトラブル回避術

#ペット可賃貸
 
賃貸不動産について質問します。今現在、ミニウサギ一匹とハムスター二匹を飼っています。これらのペットを連れて賃貸物件に行くには、条件でペット可物件にした方が良いですかね?犬や猫と違い、檻の中で飼育するので、黙っていても大丈夫ですか?もし、黙っていて部屋に匂いがついて、退去のとき修繕費を高く請求されるケースなどありますか?経験者がいれば、ウサギを内緒で飼育していて退去時に揉め事に発展したお話など聞かせて下さい。ちなみに、ワンルームなら多数ペット可物件はあるのですが、2DKや2LDKになると、ほとんど物件がありません…

結論:小動物でも「ペット可」物件を選ぶのが賢明!

結論から言うと、ウサギやハムスターのような小動物であっても、賃貸物件を探す際は「ペット可」の物件を選ぶことを強くおすすめします。
「犬や猫と違って鳴き声もしないし、ケージの中で飼うからバレないだろう」と安易に考えるのは非常に危険です。
黙って飼育した場合、退去時に思わぬ高額な修繕費用を請求される可能性がありますし、最悪の場合は契約解除となることも。
今回は、小動物との賃貸生活でよくある誤解やトラブル事例、そして安心してペットと暮らすための対策について、詳しく解説していきます。

ケーススタディ

ある春の日、Aさんは新しい生活への期待を胸に、2DKの賃貸アパートに引っ越しました。
Aさんは、可愛らしいミニウサギの「ふわふわ」と、元気いっぱいのハムスター2匹を飼っていました。
犬や猫に比べて鳴き声もなく、ケージの中で飼育する小動物だから、大家さんに黙っていても大丈夫だろうと考えていたのです。

引っ越しから半年後、Aさんはアパートの管理会社から突然の連絡を受けました。
「近隣住民から、アパートの廊下で動物の臭いがするという苦情が寄せられています。つきましては、一度お部屋を確認させていただけないでしょうか?」

Aさんは内心焦りながらも、平静を装って管理会社の担当者を部屋に迎え入れました。
担当者が部屋に入ると、すぐに「少し動物の臭いがしますね」と指摘。
Aさんはしどろもどろになりながら、「実は…」とウサギとハムスターを飼っていることを告白しました。

管理会社の担当者は、「契約書にはペット禁止と明記されています。今回の件は、契約違反となります」と厳しい口調で伝えました。
Aさんは、「犬や猫のように騒音を出すわけでもありませんし、きちんとケージの中で飼育しています。どうかご勘弁ください」と懇願しましたが、管理会社の態度は変わりません。

結局、Aさんはペットを手放すか、アパートを退去するかの選択を迫られることになりました。
Aさんは悩んだ末、泣く泣くふわふわとハムスターを手放す決断をしたのです。

数ヶ月後、Aさんは新しいペット可の賃貸物件を見つけ、今では心置きなくペットとの生活を楽しんでいます。
この経験から、Aさんは「どんなに小さな動物でも、ペットを飼う場合は必ずペット可の物件を選ぶべきだ」と痛感しました。

このケースから学べる教訓

ペットの種類に関わらず、契約内容を遵守することの重要性
隠れてペットを飼育することのリスク
ペット可物件を選ぶことの安心感

小動物だから大丈夫?よくある誤解とリスク

「ウサギやハムスターは小さいから、バレないだろう」
「鳴き声もしないし、臭いも気にならないはず」

このような安易な考えは、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。
ここでは、小動物との賃貸生活でよくある誤解と、それに伴うリスクについて詳しく見ていきましょう。

1. 臭いの問題

小動物は犬や猫に比べて臭いが少ないと思われがちですが、決してそんなことはありません。
特に、ウサギやハムスターは排泄物の量が多く、こまめな掃除を怠るとすぐに臭いがこもってしまいます。
換気をせずに放置すると、壁や床に臭いが染み付き、退去時に高額な修繕費用を請求される原因となります。

2. 騒音の問題

「小動物は静かだから、騒音トラブルとは無縁」と思っている方もいるかもしれませんが、これも誤解です。
ハムスターは夜行性のため、夜中にケージの中で走り回ったり、回し車をカラカラと回したりする音が響くことがあります。
また、ウサギは時折ケージをかじったり、足をバタバタさせたりすることがあり、階下や隣室に音が伝わる可能性も否定できません。

3. 契約違反のリスク

賃貸契約書には、ペットの飼育に関する条項が必ず記載されています。
ペット禁止の物件で無断で動物を飼育した場合、契約違反となり、最悪の場合は契約解除となることもあります。
また、ペット可の物件であっても、飼育できるペットの種類や数に制限がある場合がありますので、契約内容をしっかりと確認することが重要です。

4. 退去時のトラブル

ペットを飼育していた場合、退去時には通常のクリーニング費用に加えて、臭いや傷の修繕費用が請求されることがあります。
特に、ペット禁止の物件で無断で飼育していた場合は、高額な修繕費用を請求される可能性が高くなります。
中には、原状回復費用として数百万円を請求されるケースも存在します。

ペット可物件の探し方と注意点

ペットとの快適な賃貸生活を送るためには、ペット可の物件を選ぶことが不可欠です。
しかし、ペット可の物件といっても、様々な種類があります。
ここでは、ペット可物件の探し方と、契約前に確認すべき注意点について解説します。

1. ペット可物件専門の不動産サイトを活用する

最近では、ペット可物件に特化した不動産サイトが増えています。
これらのサイトでは、犬や猫だけでなく、ウサギやハムスターなどの小動物が飼育可能な物件も多数掲載されています。
条件を絞って検索できるので、効率的に物件を探すことができます。

2. 不動産会社に相談する

地域の不動産会社に直接相談するのも有効な手段です。
ペットを飼っていることを伝え、希望の条件(家賃、間取り、エリアなど)を伝えれば、最適な物件を紹介してくれます。
また、不動産会社によっては、ペットとの暮らしに関するアドバイスや、入居後のサポートを提供してくれる場合もあります。

3. 契約前に確認すべきこと

ペット可物件を見つけたら、契約前に以下の点を確認しておきましょう。
飼育可能なペットの種類と数
ペットに関する追加の規約(共用部分の利用ルール、予防接種の義務など)
退去時のクリーニング費用や修繕費用に関する取り決め

これらの情報をしっかりと確認し、納得した上で契約することが大切です。

ペットとの暮らしを楽しむためのヒント

ペットとの賃貸生活は、工夫次第でより快適なものになります。
ここでは、ペットとの暮らしを楽しむためのヒントをいくつかご紹介します。
こまめな掃除と換気を心がける
臭い対策として、ケージやトイレは毎日掃除し、定期的に換気を行いましょう。
ペット用グッズを活用する
防音対策として、ペット用の防音ケージやマットを使用するのも効果的です。
近隣住民への配慮を忘れずに
共用部分では、ペットを抱きかかえるか、キャリーバッグに入れるようにしましょう。
ペットとのコミュニケーションを大切にする
毎日一緒に遊んだり、話しかけたりすることで、ペットとの絆を深めましょう。

専門家からのアドバイス

ペット共生住宅の設計を手がける建築家のBさんは、次のように語ります。
「ペットとの暮らしは、心豊かな生活をもたらしてくれます。しかし、そのためには、飼い主としての責任をしっかりと果たす必要があります。ペット可物件を選ぶことはもちろん、近隣住民への配慮や、ペットの健康管理にも気を配り、快適な共生生活を目指しましょう。」

まとめ:ペットとの幸せな生活のために

ウサギやハムスターなどの小動物との賃貸生活は、事前の準備と注意によって、より快適で楽しいものになります。
ペット可物件を選ぶことはもちろん、契約内容の確認、近隣住民への配慮、そして何よりもペットへの愛情を忘れずに、素敵なペットライフを送ってください。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事