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賃貸マンションの騒音問題:犬の騒音から子供の騒音へ、契約更新は可能?

#騒音トラブル
 
賃貸マンションに住んでいます。以前、犬の騒音で悩んでいましたが、最近は土日に子供が走り回る音に変わりました。それだけでなく、隣人一家(母親、息子、娘)に監視されているような気配があります。玄関を開ける音や廊下を歩く音で私が帰宅したことを察知し、私が動くとリビングからベランダまでついてくるのです。最近では、私がお風呂に入っている時に壁を叩いたり、わざと物を落としたりするようになりました。隣の和室と風呂が隣接しているのですが、なぜそこまでするのか理解できませんし、下の階の方にも迷惑です。隣人はあと3ヶ月ほどで賃貸契約の更新時期を迎えます。過去の犬の騒音問題や、今回の騒音で契約更新ができないということはあるのでしょうか? あと数年は引っ越しができない事情があります。

騒音問題、本当に辛いですよね。特に、生活音だけでなく、嫌がらせのような行為まで加わると、精神的な負担は計り知れません。今回は、賃貸契約の更新という観点から、騒音問題の解決策を探っていきましょう。

結論から言うと、騒音問題や嫌がらせが、契約更新拒否の正当な理由になる可能性はあります。ただし、そのためには、客観的な証拠と、然るべき手順を踏むことが重要です。

騒音問題で契約更新が拒否される可能性

賃貸契約は、貸主と借主の信頼関係に基づいて成り立っています。騒音問題は、この信頼関係を著しく損なう行為とみなされる可能性があります。特に、以下のようなケースでは、契約更新拒否が認められる可能性が高まります。
騒音の程度が著しく、日常生活に支障をきたすレベルである
注意や改善を求めても、騒音が改善されない
他の入居者にも同様の迷惑をかけている
嫌がらせ行為がエスカレートしている

ただし、騒音の感じ方には個人差があります。そのため、客観的な証拠を集めることが非常に重要になります。

騒音の証拠を集める

騒音問題を訴えるためには、具体的な証拠が必要です。以下の方法で、できるだけ多くの証拠を集めましょう。
騒音の録音・録画:騒音が発生した日時、場所、音の種類、継続時間などを記録します。スマートフォンの録音アプリなどを活用しましょう。
騒音レベルの測定:騒音計アプリなどを利用して、騒音レベルを測定します。環境省の定める騒音基準などを参考に、客観的な数値を記録しましょう。
騒音に関する記録:騒音が発生した日時、状況、自分の感じたことなどを詳細に記録します。日記やメモ帳を活用しましょう。
第三者の証言:他の入居者や管理人さんに、騒音について相談し、証言を得られる場合は記録しておきましょう。
嫌がらせ行為の記録:嫌がらせ行為があった日時、状況、内容などを詳細に記録します。写真や動画を撮影できる場合は、証拠として残しましょう。

これらの証拠は、後々、大家さんや管理会社に相談する際、または法的手段に訴える際に非常に重要な役割を果たします。

大家さん・管理会社への相談

証拠が集まったら、まずは大家さんや管理会社に相談しましょう。騒音問題の現状を伝え、改善を求めます。
書面で相談する:口頭だけでなく、書面で相談することで、記録を残すことができます。騒音に関する具体的な内容、証拠、改善してほしい点などを明記しましょう。
内容証明郵便で送付する:書面を内容証明郵便で送付することで、相手に確実に届いたことを証明できます。
改善要求を明確に伝える:騒音を止めてほしい、嫌がらせ行為をやめてほしいなど、具体的な改善要求を伝えましょう。
対応を記録する:大家さんや管理会社の対応内容、日時、担当者などを記録しておきましょう。

大家さんや管理会社が、騒音問題を解決するために動いてくれることが理想的ですが、対応してくれない場合もあります。その場合は、次のステップに進む必要があります。

弁護士への相談

大家さんや管理会社が対応してくれない場合、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守り、適切なアドバイスをしてくれます。
法律相談:弁護士に騒音問題の現状を伝え、法的なアドバイスを受けましょう。
内容証明郵便の作成:弁護士に依頼して、内容証明郵便を作成してもらうことで、相手にプレッシャーを与えることができます。
交渉の代行:弁護士に、大家さんや管理会社との交渉を代行してもらうことができます。
訴訟の提起:騒音問題が解決しない場合、弁護士に依頼して、訴訟を提起することも可能です。

弁護士に相談することで、法的な観点から、騒音問題の解決策を見つけることができます。

契約更新拒否の申し立て

騒音問題が解決せず、契約更新時期が近づいてきたら、契約更新拒否の申し立てを検討しましょう。
更新拒否の理由を明確にする:騒音問題が、契約更新を拒否する正当な理由であることを明確に伝えましょう。
証拠を提示する:集めた証拠を提示し、騒音問題の深刻さを伝えましょう。
弁護士に相談する:契約更新拒否の申し立てについて、弁護士に相談し、法的なアドバイスを受けましょう。

契約更新拒否が認められるかどうかは、個別のケースによって異なります。しかし、騒音問題が深刻で、改善の見込みがない場合は、契約更新拒否が認められる可能性はあります。

騒音問題を解決するためのその他の方法

騒音問題を解決するためには、上記以外にも、様々な方法があります。
調停:裁判所で行われる調停手続きを利用して、大家さんや隣人と話し合い、解決策を探ります。
NPOなどの相談窓口:騒音問題に関する相談窓口に相談し、アドバイスや支援を受けます。
引っ越し:騒音問題がどうしても解決しない場合は、引っ越しを検討することも視野に入れましょう。

騒音問題で精神的に疲弊しないために

騒音問題は、解決までに時間がかかることが多く、精神的に大きな負担となります。そのため、以下のようなことに注意して、精神的な健康を保つようにしましょう。
誰かに相談する:家族、友人、同僚など、信頼できる人に相談し、悩みを打ち明けましょう。
気分転換をする:趣味や運動など、気分転換になることを積極的に行いましょう。
専門家のサポートを受ける:精神的な負担が大きい場合は、カウンセラーや精神科医などの専門家のサポートを受けましょう。

騒音問題は、一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、専門家のサポートを受けたりしながら、解決に向けて進んでいきましょう。

まとめ

今回は、賃貸マンションの騒音問題について、契約更新という観点から、解決策を探ってきました。騒音問題は、証拠を集め、大家さんや管理会社に相談し、必要であれば弁護士に相談するなど、段階的に解決に向けて進んでいくことが重要です。騒音問題を解決し、快適な生活を取り戻せるよう、応援しています。

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