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もしかして犬アレルギー?症状と対策、義実家への伝え方を解説

#犬アレルギー
 

犬との生活は喜びと癒しをもたらしますが、アレルギーの問題は深刻です。特に、結婚後に初めて犬と室内で暮らすようになり、アレルギー症状が出始めた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

今回は、犬アレルギーの可能性、症状の緩和方法、そして義両親への伝え方について、具体的なアドバイスをまとめました。アレルギーかもしれないという不安を解消し、愛犬とのより良い関係を築くための一助となれば幸いです。

もしかしたら犬アレルギーかもしれません。小さい頃は外で犬を飼っていましたが、結婚先の実家で柴犬を室内で飼い始めたところ、くしゃみや目から涙が出てきました。賃貸に引越してからは症状が止まり、実家に行く度に症状が出て、夫の親を心配させてしまいます。やはりこれは犬アレルギーなのでしょうか?夫の親にアレルギーかもしれないと伝えた方が良いのでしょうか?

犬アレルギーの可能性と症状

ご質問ありがとうございます。症状から考えると、犬アレルギーの可能性は高いと考えられます。

小さい頃に犬を飼っていたにも関わらず、大人になってからアレルギーを発症するケースは珍しくありません。これは、アレルギー体質が変化したり、アレルゲンへの暴露量が増えたりすることが原因として考えられます。

犬アレルギーの主な症状としては、以下のようなものがあります。
くしゃみ
鼻水
鼻づまり
目のかゆみ
涙目
皮膚のかゆみ
じんましん

呼吸困難

ご相談者様の場合、くしゃみや涙目といった症状が出ていることから、犬アレルギーの可能性が高いと考えられます。賃貸に引っ越して症状が止まったことも、その可能性を裏付けています。

アレルギー検査を受ける

自己判断でアレルギーと決めつけず、まずは医療機関でアレルギー検査を受けることをおすすめします。アレルギー検査には、血液検査や皮膚テストなどがあります。
血液検査(RAST検査、CAP-RAST検査): 血液中のアレルゲンに対する抗体の量を測定します。
皮膚テスト(プリックテスト): 皮膚にアレルゲンを少量投与し、反応を観察します。

これらの検査によって、犬アレルギーかどうかを確定診断できます。また、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を特定することで、より適切な対策を講じることができます。

犬アレルギーの原因物質

犬アレルギーの原因となるのは、犬の毛だけではありません。犬のフケ唾液尿などもアレルゲンとなります。これらのアレルゲンは、空気中に漂いやすく、室内に拡散しやすいため、注意が必要です。

特に、犬が室内で生活している場合、アレルゲンは家具やカーペット、カーテンなどに付着し、長期間にわたって室内に存在し続けることがあります。

アレルギー症状を緩和するための対策

アレルギー検査の結果、犬アレルギーと診断された場合でも、愛犬との生活を諦める必要はありません。アレルギー症状を緩和するための対策を講じることで、快適な生活を送ることができます。

以下に、具体的な対策をご紹介します。

1. 部屋の換気を徹底する

室内のアレルゲン濃度を下げるために、こまめな換気が重要です。窓を開けて、新鮮な空気を取り入れましょう。特に、犬がいる部屋は、定期的に換気を行うように心がけてください。

空気清浄機を併用するのも効果的です。HEPAフィルター搭載の空気清浄機は、空気中のアレルゲンを効果的に除去してくれます。

2. 掃除を徹底する

室内のアレルゲンを除去するために、こまめな掃除が欠かせません。特に、犬がよくいる場所は、念入りに掃除しましょう。
掃除機: カーペットや畳、フローリングなどを丁寧に掃除機がけしましょう。
拭き掃除: 家具や床、壁などを水拭きしましょう。
洗濯: カーテンやシーツ、タオルなどをこまめに洗濯しましょう。

掃除機は、HEPAフィルター搭載のものを使用すると、より効果的にアレルゲンを除去できます。

3. 犬のケアを徹底する

犬のブラッシングシャンプーを定期的に行い、アレルゲンの発生を抑えましょう。ブラッシングは、できれば毎日行い、抜け毛を取り除くようにしましょう。シャンプーは、月に1〜2回程度が目安です。

ブラッシングやシャンプーは、アレルギーを持つ人以外が行うのが理想的です。もし、ご自身で行う場合は、マスクや手袋を着用し、換気を十分に行いましょう。

4. アレルゲン除去スプレーを使用する

市販のアレルゲン除去スプレーを使用するのも効果的です。アレルゲン除去スプレーは、家具やカーペット、カーテンなどにスプレーすることで、アレルゲンを分解・除去してくれます。

5. 医療機関を受診する

アレルギー症状がひどい場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。アレルギー症状を緩和するための薬(抗ヒスタミン薬、ステロイド薬など)を処方してもらうことができます。

また、アレルゲン免疫療法(減感作療法)という治療法もあります。アレルゲン免疫療法は、アレルゲンを少量ずつ投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を軽減させる治療法です。

義両親への伝え方

ご自身の体調も心配ですが、義両親への伝え方も悩ましいですよね。

ストレートに「犬アレルギーです」と伝えてしまうと、気を悪くされるかもしれません。しかし、何も言わずに我慢していると、症状が悪化する可能性もあります。

そこで、以下のような伝え方を検討してみてはいかがでしょうか。

1. 正直に、しかし丁寧に伝える:
「もしかしたら、犬アレルギーかもしれないんです。実家に来ると、くしゃみや涙が止まらなくなってしまって…。検査を受けてみようと思っているのですが、もしアレルギーだったら、少しだけ犬との距離を置かせていただけると嬉しいです」
2. 心配していることを伝える:
「お義父さん、お義母さんのことは大好きですし、柴犬ちゃんも可愛いと思っているのですが、体調を崩してしまうと、なかなか実家に遊びに来られなくなってしまうので…。ご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、ご理解いただけると嬉しいです」
3. 具体的な対策を提案する:
「もしアレルギーだったら、空気清浄機を置いたり、掃除の回数を増やしたりすることで、症状を緩和できるかもしれません。何かできることがあれば、協力させてください」

大切なのは、相手の気持ちを尊重しながら、自分の状況を正直に伝えることです。また、具体的な対策を提案することで、建設的な話し合いができるでしょう。

もし、義両親が犬アレルギーについて理解を示してくれない場合は、ご主人から伝えてもらうのも一つの方法です。ご主人からであれば、よりスムーズに話が進むかもしれません。

まとめ

犬アレルギーは、適切な対策を講じることで、症状を緩和し、愛犬との快適な生活を送ることができます。まずは、医療機関でアレルギー検査を受け、正確な診断を受けることが重要です。

また、義両親には、正直に、しかし丁寧に伝えるように心がけましょう。

アレルギーと向き合いながらも、愛犬との絆を大切に、素敵な毎日を送ってくださいね。

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