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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬との賃貸トラブル解決!大家さんからの退去要求にどう対応すべき?

#トラブル
 

大家さんから突然の退去要求、しかも心当たりのないことで怒鳴られるなんて、本当に困りますよね。お気持ちお察しします。今回は、そのような状況に陥った場合の対処法について、詳しく解説していきます。愛犬との大切な生活を守るために、ぜひ参考にしてください。

相談です。現在、一戸建てのペット可の賃貸に住んでいるのですが、先日大家さんが来てすごい勢いで怒鳴られ「綺麗にしてさっさと出ていけ」と言われました。契約者の母に事情を尋ねると四月に「家を売却したいためでていってほしい」と言われたそうなのです。しかし金銭的な問題もあり、退去の予定が立てれませんでした。その後大家さんは「近所の方から犬がうるさいと苦情が出ている、庭の手入れもしてない」などと文句を言われ、母が仕事の最中に大家さんの旦那さんからやくざのように電話で怒鳴られたそうです。それ以来母は、電話にでるのが怖くなってしまったようなのです。この賃貸には住んで三年目くらいなのですが、犬がうるさい等言われたのは初めてで、近所の方は可愛がってくださってます。また、庭の手入れまで契約にはありません。以前の賃貸では大家さんが業者に頼んでやられていたので困惑してしまいました。また、仲介業者などは介していないようで、大家さんとの直接交渉になるようです。このような場合どうするべきでしょうか?物件は探しているのですが室外犬がいるのでなかなか見つかりません。強制退去となりますか?またかなり古い家でひびも入っており、入居のときには「好きに使ってください」と言われていたのですが、修繕費用は払わなければいけないでしょうか?ちなみに、敷金礼金共に払っていません。

まずは状況の整理と確認を

まずは落ち着いて、状況を整理しましょう。

1. 契約内容の確認: 賃貸契約書を再度確認し、ペットに関する条項、退去に関する条項、修繕に関する条項などを確認しましょう。特に、犬の飼育に関する特約や、庭の手入れに関する記載がないかを確認することが重要です。
2. 退去要求の理由の明確化: 大家さんから退去を求められている理由を明確にしましょう。「家を売却したい」「犬がうるさい」「庭の手入れがされていない」など、具体的な理由を把握することが、今後の対応を考える上で重要になります。
3. 証拠の収集: 大家さんとのやり取り(電話、対面での会話など)を記録しておきましょう。可能であれば、録音やメモを取るなどして、言われた内容を正確に記録しておくことが大切です。また、近隣住民の方々が犬を可愛がってくれている状況を把握するため、手紙やメールなどで証言を集めておくのも有効です。
4. 専門家への相談: 弁護士や不動産に関する専門家など、専門知識を持った人に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、法的な観点から適切な対応策を検討することができます。

犬の鳴き声問題への対処

大家さんが「犬がうるさい」と言っている場合、まずはその原因を探り、対策を講じることが重要です。
鳴き声の原因特定: 犬がなぜ吠えるのか、原因を特定しましょう。例えば、来客に吠える、外の音に反応する、分離不安など、原因によって対策は異なります。
具体的な対策:
無駄吠え防止グッズの活用: 無駄吠え防止の首輪やスプレーなど、市販のグッズを活用してみるのも一つの方法です。ただし、犬にストレスを与えないように、慎重に選びましょう。
しつけ教室: プロのトレーナーによるしつけ教室に通うことで、犬の行動を改善することができます。
防音対策: 窓や壁に防音シートを貼る、厚手のカーテンを取り付けるなど、できる範囲で防音対策を行いましょう。
散歩時間の調整: 散歩の時間を増やしたり、運動量を増やしたりすることで、犬のストレスを軽減し、無駄吠えを減らすことができます。
近隣住民への配慮: 近隣住民の方々に、犬の鳴き声で迷惑をかけていることをお詫びし、理解を求めることが大切です。菓子折りなどを持参して、丁寧に説明することで、関係性が改善されることもあります。

退去要求への対応

大家さんからの退去要求に対しては、状況に応じて適切な対応を取る必要があります。
正当な理由の確認: 賃貸契約書に違反する行為がない限り、大家さんは一方的に退去を求めることはできません。例えば、家賃の滞納や、ペット飼育禁止の違反など、正当な理由がない場合は、退去要求に応じる必要はありません。
立ち退き料の交渉: 大家さんの都合で退去を求められる場合、立ち退き料を請求できる場合があります。立ち退き料の相場は、家賃の数ヶ月分程度が一般的ですが、状況によって異なります。弁護士などの専門家に相談し、適切な金額を交渉することをおすすめします。
内容証明郵便の送付: 大家さんとのやり取りを記録するため、内容証明郵便を送付することも有効です。内容証明郵便には、退去要求に対する反論や、立ち退き料の請求などを記載することができます。
法的手続きの検討: 大家さんとの交渉がうまくいかない場合は、法的手続きを検討することも視野に入れましょう。弁護士に相談し、訴訟や調停などの手続きを行うことで、法的に保護される可能性があります。

修繕費用について

今回のケースでは、入居時に「好きに使ってください」と言われていること、また、敷金礼金を払っていないことから、修繕費用の負担については慎重に検討する必要があります。
通常損耗と特別損耗: 賃貸物件の修繕費用は、通常損耗と特別損耗で負担者が異なります。通常損耗とは、経年劣化や通常の使用による損耗のことで、大家さんが負担するのが一般的です。一方、特別損耗とは、故意または過失による損耗のことで、入居者が負担する必要があります。
入居時の状況: 入居時にすでにひびが入っていた場合、そのひびの修繕費用は大家さんが負担するべきです。入居時にひびの状態を写真などで記録しておくと、後々トラブルになった際に役立ちます。
契約書の確認: 賃貸契約書に修繕に関する条項が記載されている場合は、その内容に従う必要があります。契約書をよく確認し、不明な点があれば、専門家に相談しましょう。
交渉: 大家さんと修繕費用の負担について話し合い、合意点を見つけることが大切です。お互いの主張を尊重し、納得できる解決策を探しましょう。

室外犬と暮らせる賃貸物件探し

今回のケースでは、室外犬と暮らせる賃貸物件を探すことが急務となります。
不動産会社への相談: ペット可の物件を専門に扱っている不動産会社に相談してみましょう。室外犬と暮らせる物件の情報を持っている可能性があります。
インターネット検索: 「ペット可 賃貸 室外犬」などのキーワードでインターネット検索してみましょう。多くの物件情報サイトで、ペットの種類や飼育条件を指定して検索することができます。
地域の情報収集: 地元の掲示板や情報誌などをチェックしてみましょう。地域密着型の情報源には、インターネットには掲載されていない物件情報が掲載されていることがあります。
犬種による制限: 犬種によっては、飼育が禁止されている場合があります。事前に確認しておきましょう。
ペット共生型賃貸住宅: 最近では、ペットとの暮らしを前提とした賃貸住宅が増えています。ペット専用の設備やサービスが充実しているため、快適なペットライフを送ることができます。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんは、大型犬と暮らせる一戸建ての賃貸物件を探していました。しかし、なかなか条件に合う物件が見つからず、途方に暮れていました。そんな時、Aさんはペット専門の不動産会社に相談し、希望の条件を伝えたところ、すぐにいくつかの物件を紹介してもらえました。Aさんは、その中から庭が広く、犬が自由に走り回れる物件を選び、愛犬との快適な生活を送っています。

最後に

今回のケースは、大家さんとのコミュニケーション不足や、契約内容の確認不足が原因で発生したトラブルと言えるでしょう。今後は、契約内容をしっかりと確認し、大家さんとのコミュニケーションを密にすることで、同様のトラブルを避けることができます。愛犬との大切な生活を守るために、今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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