愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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犬と猫、仲良く暮らすには?同居成功のステップと注意点

#犬猫多頭飼い
 

猫と犬、どちらも可愛くて一緒に暮らせたら…と夢見ますよね。でも、本当にうまくいくのかな?と不安になる気持ち、すごくよく分かります。特に、先住猫ちゃんが箱入り娘だったり、実家のわんちゃんが他の犬や猫と触れ合うのが苦手だったりすると、心配は尽きないですよね。

結論から言うと、猫と犬が仲良く暮らすためには、焦らず段階を踏んで、お互いのペースを尊重することが大切です。いきなりの同居は避けて、まずは少しずつ会わせて、お互いの存在に慣れてもらうことから始めましょう。

猫と犬を一緒に飼おうかと思っています。うまくやっていけるか不安です。今は同棲している彼氏が前から飼っていた猫と暮らしています。私の実家には犬がいます。(雑種・メス・3歳)私が飼うと、知り合いの家からもらってきた子犬で、今は両親が面倒を見てくれています。実家でかわいがってくれていたので、問題なかったのですが、両親が離婚することになり、犬をどうするか決めなくてはなりません。そこで、私が今暮らしている賃貸アパートより広いところに引越し、猫と一緒に飼おうかと考えています。しかし、猫はだいぶ箱入り娘で、犬を見たことがありません。(病院は猫専門に行っていた為)実家の犬は、小さい頃から他の犬と触れ合う機会があまりなく、犬と仲良くするのが苦手、、外で猫を見れば追いかける、、自分は犬だと思っていない??ような子です。まずは少しずつ会わせてみることからでしょうか?いきなり同居はさすがにムリでしょうか?

この記事では、猫と犬が安心して暮らせる環境を作るための具体的なステップと、注意すべきポイントを詳しく解説します。ぜひ、最後まで読んで、猫ちゃんとわんちゃんが幸せに暮らせる未来を実現してくださいね。

ケーススタディ:犬と猫、それぞれの性格と相性を考慮した同居作戦

今回のケースは、猫ちゃんとわんちゃんの性格が異なる点がポイントです。猫ちゃんは箱入り娘で犬に不慣れ、わんちゃんは他の犬や猫と触れ合うのが苦手とのこと。それぞれの性格を考慮しながら、慎重に同居を進める必要があります。

STEP1:まずは匂いから!お互いの存在を認識させる

最初から対面させるのは、猫ちゃんにもわんちゃんにも大きなストレスを与えてしまいます。まずは、お互いの匂いを少しずつ認識させることから始めましょう。
猫ちゃんの匂いがついたタオルをわんちゃんのケージに入れたり、
わんちゃんの匂いがついたタオルを猫ちゃんのベッドの近くに置いたりしてみましょう。

こうすることで、お互いの存在を少しずつ意識し始め、警戒心を和らげることができます。

STEP2:音に慣れさせる!

匂いに慣れてきたら、次は音に慣れさせましょう。
ドア越しにお互いの鳴き声を聞かせる
猫ちゃんのいる部屋の前で、わんちゃんに「おすわり」「待て」をさせる

などの方法で、お互いの存在を音で感じさせます。この時、猫ちゃんが怖がって隠れてしまったり、わんちゃんが吠え続けてしまう場合は、無理に進めず、STEP1に戻って、匂い慣らしからやり直しましょう。

STEP3:短時間の対面!最初はケージ越しに

匂いと音に慣れてきたら、いよいよ対面です。ただし、いきなり自由にさせるのではなく、必ずケージ越しに対面させましょう。
わんちゃんをケージに入れて、猫ちゃんに近づいてもらう
猫ちゃんが落ち着いていられるように、高い場所にキャットタワーなどを設置する

最初は数分程度の短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。この時、猫ちゃんがシャーッと威嚇したり、わんちゃんが吠えたりする場合は、すぐに中断し、距離を置いて落ち着かせましょう。

STEP4:徐々に行動範囲を広げる!

ケージ越しでの対面に慣れてきたら、徐々にわんちゃんの行動範囲を広げていきましょう。
最初はリードをつけた状態で、猫ちゃんのいる部屋を散歩させる
猫ちゃんが逃げられるように、高い場所に避難場所を用意しておく

この時も、猫ちゃんの様子をよく観察し、ストレスを与えないように注意しましょう。

STEP5:ついに同居!それぞれのテリトリーを確保

時間をかけて、お互いの存在に慣れてきたら、いよいよ同居開始です。ただし、完全に自由にさせるのではなく、それぞれのテリトリーを確保することが大切です。
猫ちゃんには、高い場所にあるキャットタワーや隠れられる場所を用意する
わんちゃんには、自分のベッドやケージなど、安心できる場所を用意する

お互いが安心して過ごせる場所があることで、ストレスを軽減し、仲良く暮らせる可能性が高まります。

専門家からのアドバイス:犬と猫の専門家K先生に聞く!

犬と猫の同居について、動物行動学の専門家であるK先生にアドバイスをいただきました。

K先生:「猫と犬は、異なる言語を話す異文化の人々のようなものです。お互いの行動やサインを理解し、尊重することが大切です。猫は高い場所を好む習性があるので、キャットタワーなどを設置して、安心できる空間を作ってあげましょう。犬は、飼い主との信頼関係が重要です。犬に「待て」「おすわり」などの指示を出し、猫に危害を加えないように教えましょう。」

K先生:「猫と犬が仲良く暮らすためには、飼い主の根気と愛情が不可欠です。焦らず、それぞれのペースに合わせて、ゆっくりと関係を築いていきましょう。」

成功事例:Mさんの場合

Mさんは、先住猫のAちゃんと、保護犬のBくんを飼っています。最初は、AちゃんがBくんを警戒していましたが、Mさんが根気強くお互いを慣れさせた結果、今では寄り添って寝るほど仲良しになりました。

Mさん:「最初は本当に大変でした。AはBのことをシャーシャー威嚇するし、BはAを追いかけようとするし…。でも、K先生のアドバイスを参考に、少しずつ距離を縮めていきました。Aには高い場所をたくさん用意して、Bには『待て』を教え込みました。今では、AとBは家族の一員として、なくてはならない存在です。」

注意点:こんな時は専門家に相談を!

猫と犬の同居は、必ずしも成功するとは限りません。以下のような場合は、無理に同居させず、専門家(獣医や動物行動学者)に相談することをおすすめします。
猫ちゃんが極度のストレスを感じている場合
わんちゃんが猫ちゃんを執拗に追いかけ回す場合
猫ちゃんやわんちゃんが攻撃的な行動をとる場合

まとめ:猫と犬との幸せな暮らしのために

猫と犬が仲良く暮らすためには、

1. 焦らず段階を踏んで、お互いのペースを尊重する
2. それぞれのテリトリーを確保する
3. 飼い主が根気強く、愛情を持って接する

ことが大切です。この記事で紹介したステップと注意点を参考に、猫ちゃんとわんちゃんが安心して暮らせる環境を作ってあげてくださいね。もし、うまくいかない場合は、専門家のアドバイスを求めることも検討しましょう。猫ちゃんとわんちゃんが、幸せな毎日を送れることを心から願っています。

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