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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸マンションで内緒の犬飼育…迷惑住人を追い出す方法とは?

#迷惑行為
 

賃貸マンションでルールを守らない住人の存在は、本当に困りますよね。特に、ペット禁止の規約を破って内緒で犬を飼育しているとなると、他の住民への影響も無視できません。今回は、そのような迷惑な住人を追い出すために、どのような対策ができるのかを具体的に解説します。

同じ賃貸マンションで、ルールを守らずマナーの悪い人がいて、いつも迷惑をかけられています。その住人が、どうやら内緒で犬を飼っているみたいです。(ペットは厳禁)どうにかして、その住人を追い出すことは出来ないでしょうか?

まずは証拠集めから始めよう

内緒で犬を飼っているという事実を立証するためには、証拠を集めることが非常に重要です。なぜなら、証拠がない状態で管理会社や大家さんに訴えても、対応してもらえない可能性があるからです。

具体的にどのような証拠を集めれば良いのでしょうか?
写真や動画:犬の鳴き声が聞こえる時間帯や、犬を連れて出入りする様子を記録しましょう。日付や時間も記録しておくと、より信憑性が増します。
他の住民の証言:同じように迷惑を感じている住民がいれば、証言を集めるのも有効です。書面でサインをもらっておくと、より効果的です。
記録:犬の鳴き声がうるさい、共用部分で犬の糞尿を見つけたなど、具体的な迷惑行為を記録しておきましょう。日時、場所、状況などを詳細に記録することが大切です。

これらの証拠を集める際には、以下の点に注意してください。
プライバシーの侵害:証拠を集める際に、相手のプライバシーを侵害しないように注意しましょう。例えば、無断で室内を撮影するなどの行為は避けるべきです。
冷静な対応:感情的にならず、冷静に証拠を集めることが大切です。

管理会社や大家さんへの相談

証拠が集まったら、次は管理会社や大家さんに相談しましょう。その際、集めた証拠を提示し、具体的な被害状況を説明することが重要です。

相談する際には、以下の点を意識しましょう。
書面での申し立て:口頭だけでなく、書面で申し立てることで、記録が残り、後々の交渉で有利になります。
具体的な要望:単に迷惑だというだけでなく、具体的にどのような対応を望むのかを伝えましょう。例えば、「ペット飼育の中止」や「退去勧告」など、具体的な要望を伝えることが大切です。
他の住民との連携:他の住民も同様に迷惑を感じている場合は、共同で申し立てることで、管理会社や大家さんの対応を促すことができます。

管理会社や大家さんが対応してくれない場合は、以下の対策を検討しましょう。
内容証明郵便:管理会社や大家さんに対して、内容証明郵便を送付することで、あなたの意思表示を明確にすることができます。
弁護士への相談:弁護士に相談することで、法的なアドバイスや、より効果的な対策を講じることができます。

契約解除・退去勧告に向けて

残念ながら、管理会社や大家さんが動いてくれない場合や、相手がペット飼育をやめない場合は、最終手段として契約解除や退去勧告を検討する必要があります。

契約解除や退去勧告を行うためには、以下の条件を満たす必要があります。
契約違反:賃貸契約書にペット禁止の条項が明記されていることが前提となります。
信頼関係の破壊:相手の行為によって、賃貸借契約における信頼関係が破壊されたと判断される必要があります。

契約解除や退去勧告の手続きは、非常に複雑で専門的な知識が必要となるため、弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士に相談する際には、以下の点を確認しましょう。
契約解除の可能性:契約解除が法的に可能かどうかを判断してもらいましょう。
手続きの流れ:契約解除の手続きの流れや、必要な書類などを確認しましょう。
費用:弁護士費用や、その他の費用について確認しておきましょう。

犬との共生を考える

今回のケースでは、残念ながらルールを守らない住人の問題ですが、犬との共生は決して不可能ではありません。近年、ペット共生型賃貸物件が増加しており、犬と快適に暮らせる環境が整ってきています。

もしあなたが将来的に犬を飼いたいと考えているのであれば、ペット可の賃貸物件を探すことをおすすめします。

ペット可の賃貸物件を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
ペットの種類や大きさ:飼育可能なペットの種類や大きさが制限されている場合があります。
共用部分のルール:共用部分でのペットの扱い方(例:リードの着用義務、糞尿の処理方法など)を確認しましょう。
設備:ペット専用の設備(例:足洗い場、ドッグランなど)があるかどうかを確認しましょう。
近隣住民への配慮:犬の鳴き声や臭いなど、近隣住民への配慮を心がけましょう。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんは、ペット禁止の賃貸マンションに住んでいましたが、隣の住人が内緒で大型犬を飼っていることに気づきました。犬の鳴き声が頻繁に聞こえ、夜も眠れない日が続いたため、管理会社に相談しましたが、証拠がないため対応してもらえませんでした。

そこでAさんは、犬の鳴き声を録音し、他の住民にも聞き込みを行い、証言を集めました。そして、集めた証拠を再度管理会社に提出し、改善を求めました。

しかし、それでも状況は改善されなかったため、Aさんは弁護士に相談し、内容証明郵便を送付しました。その結果、管理会社は事態を重く見て、内緒で犬を飼っていた住人に対して退去勧告を行いました。

Aさんのように、証拠を集め、粘り強く交渉することで、問題を解決できる場合があります。

まとめ:諦めずに、できることから始めよう

今回は、賃貸マンションで内緒で犬を飼育している迷惑な住人を追い出すための方法について解説しました。

まずは証拠を集め、管理会社や大家さんに相談することが重要です。それでも解決しない場合は、弁護士に相談し、法的な手段を検討することも視野に入れましょう。

犬との共生は素晴らしいものですが、ルールを守り、他の住民に迷惑をかけないことが大前提です。今回のケースを教訓に、犬と人が気持ちよく暮らせる社会を目指しましょう。

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