愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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13歳のパピヨンと暮らす、安心安全な住まい選び

#ペット可物件 #視覚障害犬 #高齢犬
 
13歳になる飼い犬(パピヨン・オス)が両目失明してしまいました。医者は視力回復は望めないし高齢犬だからサークルへ入れて生活させるようにと言いましたが、急に目が見えなくなった上に、暮らす環境を変えてしまうのは二重のストレスになってしまうのではないかと… 失明する前までは家の中で放し飼いでした。トイレは場所が決まっていましたが、失明してからトイレの場所が分からなくてうろうろしてるうちに漏らしてしまったので、粗相してもいいように犬用おむつをし始めました。本人は高齢ではあるけれど、足腰は問題なく軽くぶつかりながらも歩けます。まだ自力で動けるうちはサークルへ押し込めてしまうのが逆に老化を早めてしまうように思えてならないのです。犬は嗅覚と聴覚で、失明しても慣れれば変わらず生活できるという話を多く聞きます。しかし、医者から直接サークルの話をもらったので混乱してしまって… ご意見・アドバイスなどいただけたら嬉しいです。

愛犬の失明、それは飼い主さんにとって大きなショックですよね。特に13歳と高齢のパピヨンちゃんとの生活の変化に、戸惑いを感じるのは当然のことです。 大切なのは、愛犬が安全で安心して暮らせる環境を整えること。そして、その環境は、愛犬の年齢や状態に合わせて柔軟に変化させていく必要があるということです。

高齢犬と暮らすための住まい選び:安全性と快適性を両立

まず、獣医さんからサークル導入の提案があったことについてですが、これは愛犬の安全を確保するための提案だと捉えるのが良いでしょう。高齢で視覚を失った犬は、思わぬ事故や怪我をするリスクが高まります。階段から落ちたり、家具にぶつかったりする可能性も考えられます。サークルは、そのような事故を防ぐための安全策の一つとして有効です。

しかし、ご心配の通り、いきなりサークルに閉じ込めるのは、愛犬にとって大きなストレスになる可能性があります。 愛犬の性格や反応を見ながら、徐々にサークルに慣れさせていくことが大切です。最初は、サークルを遊び場として捉えさせ、おやつや玩具を与えて、良いイメージを持たせることから始めましょう。そして、徐々に滞在時間を長くしていく方法がおすすめです。

また、サークルは常に閉じ込めるためのものとは限りません。お留守番の時や、飼い主さんが家事をしている時など、一時的に愛犬を安全に確保するためのツールとして活用し、それ以外の時間は自由に過ごせるように配慮しましょう。 愛犬が自由に動き回れる空間を確保しつつ、危険な場所には柵などを設置するのも有効な手段です。

家の中の安全対策:視覚障害犬のための工夫

視覚障害を持つ犬にとって、家の中の環境は非常に重要です。視覚に頼れない分、嗅覚や聴覚が頼りになります。そのため、家具の配置はなるべく変えず、愛犬が空間を把握しやすくすることが大切です。新しい家具を導入する際は、愛犬が触れても安全な素材を選び、配置場所も事前に確認しましょう。

また、床材も滑りにくい素材を選ぶことが重要です。高齢犬は足腰が弱くなっている場合が多く、滑りやすい床では転倒のリスクが高まります。カーペットやマットなどを敷いたり、滑り止め加工を施した床材を選んだりするのも良いでしょう。

さらに、階段には滑り止めを付ける段差にはスロープを設置するなどの工夫も有効です。これにより、愛犬が安全に移動できる環境を作ることができます。

トイレトレーニングの見直し:新しい生活リズムの確立

失明によってトイレの失敗が増えたとのことですが、これは当然のことです。愛犬は、視覚情報に頼らずにトイレの場所を認識しなければならなくなりました。そのため、トイレの場所を明確に示す工夫が必要です。

例えば、トイレの近くに独特の匂いのするマットを敷いたり、音の出るトイレトレーニング用品を使用したりするのも良いでしょう。また、トイレの場所を言葉で指示することで、愛犬は嗅覚と聴覚を頼りにトイレの場所を覚えていくことができます。そして、トイレトレーニングは根気強く、褒めて励ますことが重要です。

犬用おむつを使用しているとのことですが、これは一時的な対応として有効です。しかし、おむつに頼りすぎることで、トイレトレーニングが遅れてしまう可能性もあります。おむつを使用する際は、愛犬の清潔を保つこと、そしてトイレトレーニングを継続することを心がけましょう。

住まい選びのポイント:犬と暮らすための理想的な環境

愛犬が快適に暮らせる住まいを選ぶことは、非常に重要です。特に高齢で視覚障害を持つ愛犬の場合、安全性と快適性を考慮した住まい選びが不可欠です。

ペット可物件の選び方:条件を明確に

まず、ペット可物件であることが前提条件です。しかし、ペット可物件といっても、ペットの種類や大きさ、飼育頭数などに制限がある場合があります。愛犬が快適に暮らせる条件を明確に提示し、物件探しを進めましょう。DOG-FRIENDLYでは、ペット可物件の情報を豊富に掲載していますので、ぜひご活用ください。

物件の立地と環境:生活のしやすさを考慮

物件の立地も重要なポイントです。近くに動物病院があると安心です。また、散歩に適した公園や緑地が近くにあることも、愛犬の健康維持に役立ちます。さらに、騒音が少ない静かな環境を選ぶことも大切です。高齢犬は、騒音に敏感になっている可能性があります。

間取りと設備:愛犬の行動範囲を考慮

間取りは、愛犬の行動範囲を考慮して選びましょう。広いリビングや庭がある物件は、愛犬が自由に動き回れるスペースを確保できます。また、バリアフリー設計の物件は、高齢犬にとって非常に便利です。段差が少ない、滑りにくい床材を使用しているなど、高齢犬にとって安全な設計がされている物件を選びましょう。

さらに、ペット専用の設備がある物件もおすすめです。ペット専用の洗い場や乾燥スペースがあれば、愛犬の清潔を保つことが容易になります。また、ペット同伴可能な賃貸物件を選ぶ際も、契約前にしっかりと条件を確認しましょう。ペット飼育に関する規則や、敷金・礼金などの費用についても、事前に確認しておくことが大切です。

まとめ:愛犬との幸せな生活のために

愛犬の失明は、飼い主さんにとって大きな試練ですが、同時に愛犬との絆をより深める機会でもあります。 愛犬の安全と快適さを第一に考え、適切な環境を整えることで、愛犬は新たな生活に順応し、幸せな日々を送ることができるでしょう。 焦らず、少しずつ環境を整え、愛犬の様子を見ながら対応していくことが大切です。DOG-FRIENDLYでは、愛犬と飼い主さんが共に幸せに暮らせるための情報をこれからも発信していきますので、ぜひ参考にしてください。

今回のケースのように、高齢犬の視覚障害への対応は、飼い主さんの愛情と工夫で乗り越えることができます。愛犬との時間を大切に、そして、安心して暮らせる環境づくりを心掛けていきましょう。

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