中学2年生の娘を持つ母親です。以前から似たような質問をしていますが、娘は学校に行けず、家にいます。最初は部活だけ行っていましたが、クラスの男子に「部活だけ来てる」と言われたらしく、それから部活も行けなくなりました。普通に話しかけてくれるクラスメイトもいるのですが、それがかえって嫌だとか…。最近は「こんな自分が嫌い」と言います。何が嫌い?と聞いても「全部」。例えば?と聞くと「顔、性格、考え方、心…」と答えます。自分を変えようとしてるし、変えなくていいと思っても、変えなければ学校に行けない自分だし…と矛盾も感じているようです。先生や周りの人、親から見て「感受性が強い、真面目、正直、責任感が強い、優しすぎる、素直、頭が良い、学級委員などもやりたい(やっている)、授業の発言もする、嫌いな子でも話す、悪口は一切言わない、自分を責めているのが分かる、追い込んでいる」と評されます。娘自身は「人気者になりたい、自分の性格が嫌い、心がもろい、ガラスの心、強くなりたい、学校に行きたいけど行けない」と言っています。たまに学校行事のある時は無理に行かせようとしますが、本気で泣いてしまい、結局行けなくなります。行けなかった自分に後で後悔しているようです。母子家庭で二人と小型犬との暮らしで、最初は仕事に行って娘は留守番させていましたが、今は休職して娘と家にいます。何も言わなければ平和で、学校に行かないだけですが、本当に何もしません。学校に行く?と話すと泣いて部屋に閉じこもってしまいます。理由は自分が嫌いだから…と。接し方を教えてください。
お子さんの状況、本当に辛く、お母様も大変お困りのことと思います。学校に行けない、自分を嫌いだと感じる…お子さんの抱える苦しみは計り知れません。しかし、決して一人ではないということをまず知ってほしいのです。同じような悩みを持つお子さんは多く、そして、その困難を乗り越える方法もたくさんあります。
まず、お子さんの気持ちを受け止めましょう
「全部嫌い」というお子さんの言葉は、表面的なことだけでなく、もっと深い心の痛みを表している可能性があります。まずは、その気持ちを否定することなく、じっくりと聞いてあげることが大切です。無理に解決策を提示するのではなく、ただ寄り添い、彼女の言葉に耳を傾けましょう。 「つらいね」「大変だったね」と共感の言葉を伝え、彼女の気持ちを理解しようと努めることが、信頼関係を築く第一歩となります。
具体的な傾聴のポイント
- 落ち着いて、じっくりと時間を取りましょう。焦らず、お子さんのペースに合わせて話を聞いてください。
- 彼女の言葉に耳を傾け、感情を理解しようと努めましょう。「そうなんだね」「それは辛かったね」など、共感の言葉を添えましょう。
- アドバイスは控えめに。まずは、彼女の気持ちを理解することが重要です。解決策は、彼女自身が見つけるものです。
- 否定的な言葉は避けましょう。「そんなことないよ」や「大丈夫だよ」といった言葉は、かえって彼女の気持ちを傷つける可能性があります。
専門家のサポートを活用しましょう
一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。スクールカウンセラーや臨床心理士、精神科医などに相談することで、客観的な視点からお子さんの状態を把握し、適切なアドバイスを受けることができます。また、お母様自身も、専門家から相談に乗ってもらうことで、精神的な負担を軽減できるでしょう。
専門機関への相談方法
- 学校に相談する:担任の先生やスクールカウンセラーに相談してみましょう。学校には、お子さんの状況を把握し、サポートするための体制が整っている場合があります。
- 地域の相談窓口:市町村の教育委員会や児童相談所など、地域には様々な相談窓口があります。インターネットで検索したり、役所に問い合わせてみましょう。
- 医療機関:精神科医や心療内科医に相談することもできます。必要であれば、適切な治療を受けることができます。
住環境の見直し:犬との暮らしとの調和
住環境も、お子さんの心の状態に影響を与える可能性があります。騒音や隣人とのトラブルなど、ストレスとなる要素をできる限り減らす工夫が必要です。ペット可物件に住んでいるとのことですが、犬との生活がストレスになっている部分はないでしょうか?犬の世話が負担になっている、散歩が大変など、具体的な問題点を洗い出し、改善策を検討してみましょう。例えば、ペットシッターの利用や、近所のドッグランなどを活用するのも良いかもしれません。
住まい選びのポイント
- 静かな環境:騒音の少ない、落ち着いた環境の物件を選びましょう。幹線道路沿いなど、騒音の多い場所は避けましょう。
- 適切な広さ:家族の人数や犬の大きさなどを考慮し、適切な広さの物件を選びましょう。狭すぎるとストレスになる可能性があります。
- 日当たり:日当たりの良い物件は、心にも良い影響を与えます。明るく開放的な空間は、精神的な安定感をもたらすでしょう。
- 周辺環境:公園や緑地など、自然に囲まれた環境は、心身のリラックスに繋がります。近隣住民との良好な関係も重要です。
小さな成功体験を積み重ねる
学校に行けない現状を変えるには、まず、お子さんの自信を取り戻すことが大切です。そのためには、小さな成功体験を積み重ねることが有効です。例えば、一緒に料理を作ったり、散歩に行ったり、好きなことを一緒にしたりするなど、小さな目標を設定し、達成することで自信を高めていきましょう。達成感を感じることが、次のステップへのモチベーションになります。
具体的な方法
- 得意なことを見つける:お子さんの得意なことや好きなことを探し、それを活かせるような活動に参加してみましょう。
- 小さな目標を設定する:「今日は30分だけ勉強する」「散歩に行く」など、小さな目標を設定し、達成することで自信を高めていきましょう。
- 褒めて励ます:小さなことでも、努力を褒めて励ますことで、お子さんのやる気を高めることができます。
- 無理強いはしない:お子さんのペースに合わせて、無理強いはしないようにしましょう。焦らず、ゆっくりと進めていくことが大切です。
まとめ:寄り添い、サポートし、共に歩む
お子さんの抱える問題は、簡単には解決できません。しかし、お母様は決して一人ではありません。専門家のサポートを受けながら、お子さんの気持ちに寄り添い、共に歩んでいきましょう。信頼関係を築き、小さな成功体験を積み重ねることで、お子さんは必ず成長し、前向きに進んでいくことができるでしょう。そして、適切な住環境を選ぶことも、その過程をサポートする重要な要素となります。DOG-FRIENDLYでは、犬と暮らす家族にとって最適な住まい探しをサポートします。お気軽にご相談ください。