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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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妊娠中・産後と多頭飼いの両立:ラブラドール2匹との幸せな生活のために

#ラブラドールレトリバー #多頭飼い #妊娠中
 
6月に出産予定で、2歳になるラブラドールレトリバーのテンくん(♂)を飼っているんです。もう一匹、イエローのラブラドールレトリバーの♂を飼おうか迷っています。赤ちゃんが生まれたら、私自身が赤ちゃん中心の生活になり、テンくんが寂しい思いをするんじゃないかと心配です。でも、テンくんには友達になってくれる兄弟犬がいてほしいとも思っています。妊娠中に2匹目を迎えるのは良くないという意見が多いのはわかっているんですが、皆さんの意見や体験談を教えてほしいです。

もうすぐ赤ちゃんが生まれるのに、もう一匹ラブラドールレトリバーを飼うか迷っているんですね。それは本当に大きな決断ですよね。愛犬テンくんへの愛情、そしてこれから生まれる赤ちゃんへの愛情、どちらも大切にしたい気持ちがよく伝わってきます。多頭飼いは喜びも大きいですし、一方で責任も増えます。特に妊娠中や産後の時期は、体力や時間の余裕が少なくなるため、慎重な検討が必要です。

妊娠中・産後の生活と多頭飼いの現実

まず、妊娠中や産後の生活を想像してみてください。つわりや体調の変化、そして出産後の育児は想像以上に体力と時間を奪います。赤ちゃんのお世話は24時間体制と言っても過言ではありません。愛犬テンくんへの十分な関わりが難しくなる可能性が高いでしょう。さらに、新しい犬を迎えるとなると、しつけや社会化に多くの時間と労力を割く必要があります。それが、すでにいるテンくんへのケアを疎かにしてしまう原因にもなりかねません。

もちろん、多頭飼いは楽しいものです。犬同士が遊び、お互いを支え合う姿は飼い主にとって大きな喜びになります。しかし、それは犬同士の相性や、飼い主の十分なサポートがあってこそ成り立つものです。特に、子犬を迎え入れる場合は、社会化の期間や、既存の犬との関係性を築く期間が必要になります。この期間に飼い主が十分な時間を割けないと、犬同士のトラブルや、既存の犬へのストレス増加につながる可能性があります。

2匹目の犬を迎える前に考えるべきこと

2匹目のラブラドールを迎える前に、いくつかの点を考えてみましょう。まず、あなたの体力と時間、そして経済的な余裕です。多頭飼いは、1匹飼いの倍以上の費用がかかります。食費、医療費、ペットシッター代など、様々な費用が考えられます。また、時間的な余裕も重要です。散歩や遊び、しつけなど、2匹の犬に十分な時間を割くことができますか?

次に、既存の犬との相性です。テンくんは新しい犬を受け入れることができるでしょうか?性格や年齢、そしてこれまでの経験も考慮する必要があります。もし、テンくんが他の犬とあまりうまくやってこなかったり、警戒心が強い性格であれば、2匹目を迎えることは難しいかもしれません。無理強いをすると、犬同士のトラブルや、テンくんのストレスに繋がる可能性があります。

環境の準備は万端ですか?

住環境も重要な要素です。十分なスペースがありますか?2匹の犬が快適に過ごせるだけの広さ、そしてそれぞれが落ち着ける場所を確保できますか?トイレや食事場所、寝床なども2セット必要になります。また、近隣住民への配慮も大切です。多頭飼いは、どうしても吠え声や足音などが大きくなる可能性があります。近隣住民に迷惑がかからないように、十分な対策が必要です。

産後のサポート体制は?

産後は、家族や友人、ペットシッターなどのサポート体制が不可欠です。赤ちゃんのお世話だけでなく、愛犬たちの世話も万全にできるよう、サポート体制を事前に整えておくことをおすすめします。特に、出産直後から数ヶ月間は、あなたが最も体力的に負担が大きくなる時期です。この期間を乗り越えるために、周りの協力を得られるよう、計画を立てておくことが大切です。

もし2匹目を迎えるなら

それでも、2匹目のラブラドールを迎え入れたいという気持ちがあるのなら、いくつかの点に注意しましょう。まず、子犬ではなく、成犬を迎えることを検討してみてはいかがでしょうか。子犬は、しつけや社会化に多くの時間と労力を必要とします。成犬であれば、ある程度のしつけが済んでおり、既存の犬との関係性も比較的スムーズに築ける可能性があります。もちろん、成犬であっても、性格や相性は重要です。事前に十分な面会やトライアル期間を設けることが大切です。

また、信頼できるブリーダーやシェルターから犬を迎えるようにしましょう。健康状態や性格、そして過去の経緯などをしっかり確認することで、犬同士の相性や、あなたの生活スタイルに合った犬を選ぶことができます。安易な衝動買いは避け、時間をかけて慎重に検討することが重要です。

そして、しつけ教室やトレーニングの利用も検討しましょう。プロのトレーナーに相談することで、犬同士のトラブルを未然に防ぎ、より円滑な多頭飼いを送ることができます。特に、妊娠中や産後は、あなたが犬のしつけに十分な時間を割けない可能性が高いので、プロの力を借りることは非常に有効です。

まとめ:愛犬と赤ちゃんと幸せな生活のために

妊娠中や産後に多頭飼いを始めることは、確かに大変なことです。しかし、適切な準備と計画、そして周りのサポートがあれば、愛犬たちと赤ちゃん、そしてあなた自身も幸せな生活を送ることができるはずです。焦らず、じっくりと時間をかけて、あなたにとって最善の選択をしてください。この決断が、あなたと愛犬たち、そしてこれから生まれる赤ちゃんにとって、幸せな未来につながることを願っています。

もし、どうしても2匹目を迎えることが難しいと感じたら、それは決して悪いことではありません。テンくんへの愛情を注ぎ、彼との時間を大切に過ごすことも、素晴らしいことです。大切なのは、あなたとあなたの家族が幸せであることです。そして、その幸せを共有できる愛犬たちとの生活を築いていくことなのです。

この記事が、あなたの決断の一助となれば幸いです。大切なのは、あなたと愛犬、そして赤ちゃんの幸せです。 どんな選択をしても、後悔しないように、しっかりと時間をかけて考えてみてください。

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