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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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2匹のフレンチブルドッグと幸せに暮らすための多頭飼育ガイド

#フレンチブルドック #多頭飼育 #犬の行動
 
こんにちは。室内で2匹のフレンチブルドッグを飼っています。2匹とも夫の飼い犬で、結婚を機に2月中旬から一緒に暮らし始めました。とても可愛らしいのですが、最近、2匹がお互いをライバル視しているように感じています。先住犬(オス)は甘えん坊でデリケート、後住犬(メス)はマイペースで図太いのですが、最近は先住犬が後住犬に威嚇されたり、甘えられずに寂しそうにしています。一方、後住犬も甘える仕草が増えました。夫婦の仕事時間がバラバラなので、1人で2匹に接すると、人間の奪い合いをしているように見えます。2人対2匹で接するのが良いのか、それとも1匹ずつ構うべきか悩んでいます。多頭飼いの経験がないので、アドバイスを頂きたいです。補足として、ゲージで分けるのではなく、見えないところで1匹ずつ可愛がる方が良いのでしょうか?

2匹の愛犬との生活、大変ながらも幸せな時間も多いことと思います。多頭飼育は、喜びもあれば、時に悩みもつきものです。特に、それぞれの犬の性格や過去の経験が絡み合うと、複雑な関係性が生まれることも。この記事では、あなたの状況に寄り添いながら、2匹のフレンチブルドッグとより幸せに暮らすためのヒントをご紹介します。

犬同士のコミュニケーションを読み解く

まず、大切なのは、愛犬たちの行動を正しく理解することです。先住犬の甘えん坊でデリケートな性格、後住犬のマイペースで図太い性格、これらは個体差であり、どちらが良い悪いではありません。大切なのは、それぞれの性格を理解し、それに合わせた接し方をすることです。例えば、先住犬が後住犬に威嚇されたり、甘えられない様子を見せるのは、不安やストレスの表れかもしれません。一方、後住犬の甘える行動も、先住犬への関心の表れかもしれません。単なるライバル視だけでなく、コミュニケーション不足や不安が隠れている可能性も考慮しましょう。

行動のサインを見逃さない

脚を舐め続ける、背中を向けて寂しそうにする、突進して甘える…これらの行動は、単なる甘えだけでなく、不安やストレスのサインかもしれません。犬の言葉は行動です。彼らの行動をよく観察し、何が彼らを不安にさせているのか、何が彼らを喜ばせるのかを理解することが大切です。例えば、先住犬が牛のヒヅメに夢中になるのは、ストレスや不安からの逃避行動かもしれません。後住犬を構っている間に、先住犬が落ち着いていれば、それはそれで良いかもしれません。しかし、先住犬の行動を無視するのではなく、彼にも十分な愛情と注意を向けることが重要です。

多頭飼育における具体的な対応策

多頭飼育においては、それぞれの犬に十分な愛情を注ぐことが不可欠です。しかし、ただ同じように接するのではなく、個々の性格やニーズに合わせた接し方が重要です。あなたの状況では、夫と協力して、1匹ずつ時間をかけて構うことをお勧めします。これは、人間の奪い合いを防ぎ、それぞれの犬に安心感を与える効果があります。

1匹ずつ個別時間を設ける

1匹ずつ構う時間を作ることは、非常に効果的です。ゲージに入れるのではなく、別の部屋やベランダなど、お互いの見えない場所で、それぞれの犬とじっくりと時間を過ごすことで、それぞれの犬との絆を深めることができます。ベランダでの日向ぼっこは、良いアイデアです。日光浴は犬の健康にも良い影響を与えますし、リラックス効果も期待できます。

コミュニケーションの場を作る

一方、常に別々に過ごすのではなく、一緒に遊べる時間を作ることも大切です。おもちゃを使って一緒に遊ぶ、散歩に連れて行くなど、一緒に楽しめる時間を共有することで、犬同士の良好な関係を築くことができます。ただし、遊びの最中に喧嘩が始まりそうになったら、すぐに仲裁に入り、落ち着かせるようにしましょう。

環境を整える

犬が安心して過ごせる環境を作ることも重要です。それぞれの犬が落ち着いて過ごせる場所を確保し、食事やトイレなどの場所も、お互いに干渉しにくいように配置しましょう。また、おもちゃやベッドなどの資源を十分に用意することで、資源をめぐる争いを減らすことができます。現在、リビングの隣の部屋を犬のスペースとして使っているとのことですが、これは非常に良い方法です。ただし、犬同士が常に一緒にいる状態は避けるべきです。それぞれの犬が落ち着ける、自分だけの空間を確保してあげましょう。

過去の経験と向き合う

過去の彼女との出来事については、辛い経験だったと思います。しかし、今の愛犬たちには、その責任はありません。今の愛犬たちに愛情を注ぎ、幸せな生活を送らせてあげることが、あなたにとっての癒しにもなるはずです。過去のことは、心にしまっておき、今の愛犬たちとの幸せな時間を大切にしましょう。

まとめ:愛犬たちとの幸せな未来のために

多頭飼育は、時に大変なこともありますが、2匹の愛犬と過ごす時間は、かけがえのないものです。それぞれの犬の性格を理解し、個々のニーズに合わせた接し方をすることで、犬同士の良好な関係を築き、より幸せな生活を送ることができます。焦らず、ゆっくりと、愛犬たちと向き合い、信頼関係を築いていきましょう。

もし、犬同士のトラブルが深刻な場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することも検討してみてください。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応策を見つけることができるでしょう。そして、何よりも大切なのは、あなたとご主人、そして2匹の愛犬が幸せに暮らせることです。この記事が、その一助となれば幸いです。

大切なのは、愛犬たちへの愛情と、あなた自身の心の余裕です。焦らず、一歩ずつ、愛犬たちとの幸せな生活を築いていきましょう。

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