愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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高齢の飼い主と犬の幸せな暮らし方:しつけとコミュニケーションの改善

#家庭環境 #犬のしつけ #高齢者と犬
 
祖父母が犬の世話をしてくれているのですが、一日中オムツをさせていて、おしっこをしても取り替えません。犬は私が小さい頃からトイレのしつけをしていて、ちゃんとトイレシートで用を足しているのに、祖父母は失敗するのが嫌でオムツばかりです。何度オムツを外すように言っても「犬ができないから」と聞いてくれません。それに、祖父母の言うことは全く聞かず、走り回ったり踏んづけたりします。祖父母は犬に甘やかされて、犬も祖父母にだけ甘えています。私や母が注意すると怒鳴り散らしたり、犬に悪いことをしても隠したりします。犬が人間の食べ物を食べて膵炎になったり、市販薬の使いすぎで外耳炎になったり…もう本当に困っています。私が飼うのが一番いいんでしょうけど、事情があって飼えません。里親に出すのも、祖父母が迷惑をかけるのが心配です。どうすれば祖父母は犬のしつけをしてくれるようになるのでしょうか?また、犬はどの人間の言うことも聞くようになるにはどうすればいいのでしょうか?

高齢の飼い主さんと愛犬との生活、悩ましい問題を抱えている方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するケースのように、高齢化による体力・気力の低下、認知機能の低下などが原因で、適切な犬の飼育が難しくなるケースは少なくありません。 大切なのは、犬の健康と安全を守りながら、高齢の飼い主さんにも負担にならない方法を見つけることです。この記事では、具体的な解決策と、犬との良好な関係を築くためのヒントをご紹介します。

高齢の飼い主さんへのアプローチ:共感と協調が鍵

まずは理解から始めましょう

祖父母さんの行動には、犬への愛情の裏返しである可能性があります。オムツを長時間つけたままにしているのも、犬が失敗することを恐れているからかもしれません。また、しつけがうまくいかないことへの焦りや、体力的な限界を感じているのかもしれません。まずは祖父母さんの気持ちを理解し、共感することが大切です。 直接的な批判や非難は避け、穏やかな言葉で現状の課題を伝えましょう。

小さな成功体験を積み重ねる

いきなり全てを変えるのではなく、小さな目標から始めましょう。「今日はオムツを1時間外してみましょう」といったように、段階的に進めていくことで、祖父母さんも負担を感じにくくなります。成功体験を積み重ねることで、自信を取り戻し、継続するモチベーションを高めることができます。例えば、犬がトイレシートで成功したら、一緒に褒めてあげたり、ご褒美を与えたりするのも効果的です。

専門家の力を借りる

動物病院やドッグトレーナーに相談することも有効です。専門家は、犬の行動や高齢の飼い主さんの状況を考慮した上で、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。特に、犬の健康面については専門家の意見を聞き、適切なケアを行うことが重要です。また、介護サービスやペットシッターの利用も検討してみましょう。

具体的な解決策を提案する

祖父母さんに具体的な解決策を提案することで、行動を促すことができます。例えば、以下のような提案が考えられます。

犬とのコミュニケーション:信頼関係を築く

一貫性のあるしつけ

祖父母さん、あなた、そして他の家族全員で、同じコマンドを使い、一貫性のあるしつけを行うことが重要です。犬は混乱を嫌います。コマンドの内容やタイミング、ご褒美の与え方などを統一することで、犬は誰が指示を出しても理解しやすくなります。例えば、家族で「おすわり」のコマンドを練習する時間を設けるのも良いでしょう。

ポジティブな強化

犬を叱るよりも、良い行動を褒めて強化する「ポジティブな強化」を心がけましょう。犬が正しい行動をした時は、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。これにより、犬は良い行動を繰り返すようになります。叱る場合は、具体的な行動を指摘し、優しく、短時間で済ませることが大切です。

犬の気持ちを理解する

犬は言葉が話せませんが、行動や表情で様々な感情を表しています。犬の気持ちを理解しようと努力することで、より良いコミュニケーションを築くことができます。例えば、犬が落ち着かない様子を見せたら、安静な場所を提供するなど、犬のニーズに応えることが重要です。

専門家への相談

どうしても解決できない場合は、動物行動学の専門家などに相談してみましょう。専門家は、犬の行動を分析し、具体的な解決策を提案してくれます。早期に相談することで、問題が深刻化するのを防ぐことができます。

まとめ:愛犬と高齢の飼い主さんの幸せな未来のために

高齢の飼い主さんと愛犬の幸せな暮らしを続けるためには、継続的な努力と周りのサポートが不可欠です。祖父母さんの負担を軽減しながら、犬の健康と安全を守り、そして何より、犬と祖父母さん、そして家族全員が幸せになれる方法を見つけ出すことが大切です。焦らず、一歩ずつ、解決策を探していきましょう。 そして、愛犬との時間を大切に、楽しい思い出をたくさん作ってください。

もし、祖父母さんが犬の世話に限界を感じているようであれば、ペットシッターや動物病院の往診サービス、あるいは近隣のペットホテルなどを利用するのも一つの方法です。 大切なのは、犬と祖父母さん、そして家族全員が安心して暮らせる環境を作ることです。 困難な状況でも、諦めずに、解決策を探し続けることで、きっと幸せな未来を築けるはずです。

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