愛犬の健康を第一に考えるのは、飼い主さんとして当然のことですよね。特に、高齢犬や肥満気味の子には、適切なフード選びが重要になってきます。ロイヤルカナンは種類が豊富で、愛犬にぴったりのフードを見つけやすい反面、サイズ表記に迷ってしまう方も多いようです。今回は、シェルティとロイヤルカナンのフード選びについて、一緒に考えていきましょう。
まず、ロイヤルカナンのサイズ表記についてですが、これはあくまで目安です。10kg以下の小型犬用、11kg以上の小型犬用という表記は、あくまでも一般的な犬種を参考に、体重を基準に分けられていると考えてください。 シェルティは、確かに小型犬に分類されることもありますが、個体差が大きく、体重が10kgを超える子もいます。 重要なのは、体重だけでなく、体格や活動量、年齢、そして健康状態です。
ロイヤルカナンのパッケージに記載されている体重は、あくまでもフードの粒のサイズや栄養バランスを決めるための目安です。 9.5kgのシェルティが、小型犬用で問題ないか、中型犬用の方が良いか判断するには、体重だけでなく、体格を総合的に判断する必要があります。
例えば、同じ9.5kgでも、がっちりとした体格の子と、華奢な体格の子では、必要な栄養素やカロリーも変わってきます。 写真などで比較すると分かりやすいですが、同じ体重でも、体高や胸囲、筋肉量などを総合的に見て判断する必要があります。 もし、ご自宅で判断に迷うようでしたら、かかりつけの獣医さんに相談してみるのも良い方法です。
肥満気味であるとのことですので、ロイヤルカナンのライトシリーズを選ぶのは良い選択です。ライトシリーズは、カロリーを抑えながら、必要な栄養素をバランスよく摂取できるよう設計されています。しかし、ライトシリーズを選ぶ際にも、いくつか注意すべき点があります。
8歳という年齢は、シェルティにとってシニア期に突入する年齢です。シニア期は、若い頃と比べて活動量が減り、代謝も低下するため、カロリー摂取量をさらに調整する必要があります。 ロイヤルカナンライトの中でも、シニア犬用のフードを選ぶことをおすすめします。 シニア犬用のフードは、関節の健康をサポートする成分や、消化吸収の良い成分が含まれていることが多いです。
また、活動量も考慮しましょう。毎日しっかり散歩をしている子と、あまり運動しない子では、必要なカロリーも異なります。 活動量が多い場合は、ライトシリーズでも、少し多めに与える必要があるかもしれません。逆に、活動量が低い場合は、表示されている給与量よりも少なく与える必要があるかもしれません。
最終的には、獣医さんに相談するのが一番確実です。獣医さんは、愛犬の健康状態を詳しく把握しており、最適なフードの種類や給与量をアドバイスしてくれます。 特に、肥満気味であること、年齢、活動量などを伝えて、具体的なフード選びについて相談しましょう。
獣医さんによっては、血液検査などを実施して、より詳細な栄養状態を把握し、最適なフードを提案してくれる場合もあります。 愛犬の健康を守るためにも、獣医さんとの連携を密にすることをおすすめします。
ロイヤルカナンのサイズ表記はあくまで目安であり、愛犬の体重だけでなく、体格、年齢、活動量、健康状態などを総合的に考慮してフードを選ぶことが大切です。 ライトシリーズを選ぶことは良い選択ですが、シニア犬用を選ぶことや、獣医さんと相談することを強くおすすめします。
愛犬の健康を維持するためには、適切なフード選びに加え、毎日の散歩やブラッシングなど、日々のケアも大切です。 愛犬との時間を大切に、健康で幸せな生活を送れるよう、一緒に頑張りましょう!