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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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13歳シニア犬と子犬の多頭飼い:安心安全な暮らし方

#シニア犬 #多頭飼い #子犬
 
二頭目の犬を飼うことにしました。子犬が来るのは久しぶりなので、気を付けなければならないことをご指導ください。また先住犬(ラブラドールレトリバー女の子13歳)に対しての配慮もどのようなことに最も気を付ければいいか教えてください。新しくやってくるのはゴールデンレトリバー女の子2ヶ月です。先住犬が10歳になったころからもう一頭飼いたいと思っていたのですが、なかなかタイミングが合わず、今、ようやく実現。先住犬は13歳ですが、特に大きな病気もせず、今も元気に、でもいい年ですから静かに暮らしています。散歩や食事もごく普通。性格はおとなしく優しい子で、近所でも良い子と評判です。近所の犬に対しては、何頭か気の合わない犬がいて、その子たちに対しては吠えることもありますが、おおむねどんな犬とも仲よくでき、自分から飛びかかったり吠えたりすることもほとんどありません。人間に対しては、まず吠える、飛びつくことはありません。本当は、もう少し先住犬が若い段階で二頭目を迎えることができれば一番よかったのですが、今になってしまい、静かな老後を暮らしている所に、負担になるかとも思うのですが…。やってくる予定の子は、2ヶ月なのでまだ十分にはわかりませんが、穏やかなのんびりした性格に見えます。先住犬、やってくる子犬、共にどのようなことに気を付けてやればいいでしょうか?経験者の方、アドバイスよろしくお願いします。

13歳というご高齢のラブラドールレトリバーと2ヶ月の子犬、多頭飼いのスタート、おめでとうございます!年齢差のある犬同士の同居は、確かに心配な点も多いですが、十分に配慮すれば、お互いにとって幸せな生活が実現します。この記事では、シニア犬と子犬の多頭飼いに成功するためのポイントを、具体的な事例を交えながらご紹介します。

シニア犬への配慮:穏やかな環境づくり

生活リズムの変更に配慮

2ヶ月の子犬は、活発でエネルギーに満ち溢れています。一方、13歳のシニア犬は、静かな時間を好むでしょう。いきなり子犬の活発な行動がストレスになる可能性があります。子犬を迎える前に、先住犬の生活リズムを把握し、できる限りそれを維持することが大切です。例えば、子犬の遊び時間は、シニア犬が休息している時間帯を避けるなど、工夫が必要です。食事や散歩の時間も、シニア犬のペースを優先しましょう。

専用のスペースを確保

子犬は、好奇心旺盛で、シニア犬の休息場所を邪魔する可能性があります。シニア犬が安心して休める、子犬が入れない専用のスペース(ベッドやケージなど)を用意しましょう。これは、シニア犬にとって、子犬から距離を置くための安全な場所となります。子犬が落ち着いてきたら、徐々に一緒に過ごす時間を増やしていくのがおすすめです。

健康状態のチェック

シニア犬は、若い犬に比べて病気のリスクが高くなります。子犬を迎える前に、獣医さんに健康診断を受けてもらいましょう。子犬との接触によって、ストレスや体調の変化がないか、注意深く観察することが大切です。少しでも気になることがあれば、すぐに獣医さんに相談しましょう。

子犬のしつけ:社会化とマナー

早期社会化

子犬は、社会化の時期に適切な刺激を与えられることで、穏やかで人懐っこい性格に育ちます。子犬の時期から、先住犬との適切な距離感や、お互いの存在を理解させることが重要です。ただし、無理強いは禁物。最初は、ケージ越しに顔を見合わせるなど、ゆっくりと距離を縮めていきましょう。

トイレトレーニング

子犬のトイレトレーニングは、多頭飼いの成功に大きく影響します。子犬がトイレを失敗した際に、先住犬がストレスを感じないように、こまめな掃除と、適切な場所への誘導を心がけましょう。子犬がトイレを成功した時は、しっかりと褒めてあげましょう。

噛み癖への対策

子犬は、遊びの延長で噛みつくことがあります。シニア犬は、子犬の噛みつきによって怪我をする可能性があります。子犬の噛み癖には、早期からのしつけが重要です。噛み付いた時は、遊びを中断し、静かに注意しましょう。噛むおもちゃなどを与えて、噛む行動を別の行動に転換させる訓練も効果的です。

先住犬と子犬の交流:段階的な導入

最初の出会いは慎重に

初めての出会いは、広い場所で、お互いの距離を保ちながら行いましょう。いきなり部屋に放すと、先住犬がストレスを感じてしまう可能性があります。最初は、ケージ越しに顔を見合わせたり、匂いを嗅がせたりするところから始め、徐々に距離を縮めていくことが重要です。

監視を怠らない

子犬と先住犬が一緒にいるときは、必ずそばで見守りましょう。特に最初は、トラブルが発生する可能性があります。遊びの最中に、ケンカが始まったり、子犬が先住犬を威嚇したりする可能性もあります。そのような場合は、すぐに注意し、落ち着かせましょう。

褒めて、ご褒美

先住犬と子犬が一緒に穏やかに過ごしているときは、たくさん褒めてあげましょう。ご褒美を与えて、良い行動を強化するのも効果的です。お互いが良い関係を築けるように、積極的に褒めて、良い行動を強化しましょう。

住環境の工夫:快適な空間づくり

複数個の餌場と水飲み場

子犬とシニア犬が、それぞれ落ち着いて食事ができるように、離れた場所に餌場と水飲み場を複数設置しましょう。食事の際に、喧嘩になるのを防ぐ効果があります。

安全な環境

子犬は、いたずら好きで、危険なものを口にする可能性があります。そのため、子犬が届かない場所に、危険なものを片付ける必要があります。また、シニア犬が転倒しないように、床に滑り止めマットなどを敷くのも良いでしょう。

落ち着ける場所

シニア犬は、静かに休める場所が必要です。子犬が近づきにくい場所、例えば、高い場所や、子犬が入れないケージなどを用意しましょう。子犬が興奮している時は、シニア犬が落ち着ける場所に移動させるのも有効です。

まとめ:多頭飼いの成功への道

13歳のシニア犬と2ヶ月の子犬の多頭飼いは、確かにチャレンジングですが、十分な準備と配慮があれば、お互いにとって幸せな生活を実現できます。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて、お互いのペースを尊重しながら、信頼関係を築いていきましょう。大切なのは、シニア犬の気持ちを第一に考え、ストレスを与えないようにすることです。 そして、子犬の社会化と適切なしつけは、多頭飼いの成功に欠かせません。 困ったことがあれば、獣医さんや、経験豊富なトレーナーに相談することも有効です。

この記事が、あなたと愛犬たちの幸せな生活の一助となれば幸いです。 DOG-FRIENDLYでは、これからも犬と飼い主さんのための情報を発信していきますので、ぜひまた遊びに来てください。

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