愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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愛犬との暮らしを守る!高齢犬と安心して暮らせる住まい選び

#バリアフリー #ペット可物件 #高齢犬
 
うちの子は柴犬で9歳なんですけど、私にとっては子供以上に可愛くて、失いたくないんです。ペットロス症候群ってどんな人がなりやすいんでしょうか?

愛犬との暮らしはかけがえのない宝物ですよね。特に高齢犬になると、健康面への不安や、いつかのお別れへの寂しさなど、飼い主さんの心は複雑な思いでいっぱいになるのではないでしょうか。9歳という年齢は、柴犬にとってシニア期への入り口。これから先、愛犬と安心して暮らせる住まい選びは、飼い主さんにとって非常に重要な課題です。この記事では、高齢犬と暮らす上での住まいのポイントを、具体的な事例を交えながらご紹介します。

高齢犬と暮らすための住まい選びのポイント

高齢犬は若い犬に比べて、体力や視力、聴力が衰え、関節の痛みを抱えていることも少なくありません。そのため、住まい選びでは、愛犬の体の負担を軽減し、安全で快適に過ごせる環境を整えることが大切です。具体的には、以下の点に注目してみましょう。

1. バリアフリー設計の物件を選ぶ

高齢犬にとって、段差は大きな負担となります。階段の上り下りや、敷居の乗り越えは、足腰への負担が大きく、転倒のリスクも高まります。そのため、バリアフリー設計の物件を選ぶことが重要です。具体的には、ワンフロアで生活できる間取り、段差のない玄関や廊下、滑りにくい床材などが挙げられます。もし、階段がある物件を選ぶ場合は、スロープを設置するなどの工夫も必要です。

実際に、以前DOG-FRIENDLYにご相談いただいたお客様は、2階建ての戸建てから、平屋建ての物件へ引っ越しされました。愛犬の足腰への負担を軽減するため、そしてご自身も高齢になり、階段の上り下りが辛くなったという理由からです。引っ越し後、愛犬は明らかに元気に動き回り、飼い主さんも安心して過ごせるようになったと喜んでいらっしゃいました。

2. 床材に配慮する

床材は、愛犬の足腰への負担に大きく影響します。フローリングは滑りやすく、高齢犬が転倒するリスクを高めます。カーペットやクッションフロアなど、滑りにくい素材の床材を選ぶことが大切です。また、冷えやすいフローリングは、高齢犬の関節痛を悪化させる可能性もあるため、冬場にはカーペットなどを敷くなどの工夫も必要です。

あるお客様は、フローリングの賃貸物件に住んでいましたが、愛犬が何度も転倒するようになったため、滑り止めマットを敷き詰めることで解決されました。しかし、マットの掃除やメンテナンスの手間も考慮すると、最初から滑りにくい床材の物件を選ぶのが理想的です。

3. 庭やベランダの有無を確認する

高齢犬は、若い犬に比べて散歩の時間が短くなったり、散歩を嫌がるようになったりするケースもあります。そんな時、庭やベランダがあると、愛犬が自由に外気浴を楽しめ、ストレス軽減にも繋がります。ただし、庭やベランダには、危険な場所がないか、しっかり確認することが重要です。例えば、段差や穴、有毒植物などがないか、事前にチェックしておきましょう。

ベランダの手すりの高さなども確認しておきましょう。小さめの犬種だと、手すりから飛び降りてしまう危険性もあります。安全対策をしっかり行い、安心して愛犬が過ごせる空間を確保しましょう。

4. 近隣の環境を確認する

騒音や車の往来が多い場所では、愛犬がストレスを感じやすくなります。特に高齢犬は、若い犬に比べて音に敏感になっている場合もあります。静かで落ち着いた環境の物件を選ぶことが、愛犬の健康と安心につながります。公園や散歩コースの近さも、愛犬との生活の質を大きく左右します。

以前、DOG-FRIENDLYにご相談いただいたお客様は、道路に面した騒がしい物件に住んでおり、愛犬が常に緊張状態にあることを心配されていました。そこで、静かな住宅街にある物件へ引っ越し、愛犬の落ち着きを取り戻すことができました。

5. ペット可物件を選ぶ際の注意点

ペット可物件を選ぶ際には、ペットに関する規約を必ず確認しましょう。飼育できるペットの種類や大きさ、飼育頭数、敷金・礼金、更新料など、物件によって条件が大きく異なります。また、近隣住民とのトラブルを避けるためにも、事前に近隣への配慮も考えておくことが大切です。例えば、夜間の鳴き声対策など、具体的な対策を検討しておきましょう。

ペット可物件はあっても、高齢犬への配慮がされていない場合もあります。 物件選びの際には、上記のポイントに加え、実際に物件を見学し、愛犬が快適に過ごせるかどうかを確かめることが重要です。

ペットロス症候群への備え

愛犬との別れは、飼い主さんにとって大きな悲しみです。ペットロス症候群は、ペットの死によって起こる深い悲しみや喪失感です。誰でも経験する可能性があり、特に愛犬を家族同然に大切に思っている方ほど、深い悲しみに陥りやすい傾向があります。

ペットロス症候群を予防する、あるいは乗り越えるために、日頃から愛犬との時間を大切に過ごし、思い出をたくさん作りましょう。写真や動画を撮ったり、一緒に旅行に行ったり、愛犬との時間を大切に記録しておくことは、後々大きな心の支えになります。

また、ペットロスサポート団体やカウンセリングサービスなども活用することができます。一人で抱え込まず、周りの人に相談することも大切です。 愛犬との時間を大切に過ごし、心の準備をしておくことは、ペットロス症候群への備えにも繋がります。

まとめ:愛犬との幸せな暮らしを長く続けるために

高齢犬と暮らすための住まい選びは、愛犬の健康と幸せ、そして飼い主さんの安心に直結します。今回ご紹介したポイントを参考に、愛犬に最適な住まいを見つけて、これからも一緒に幸せな時間を過ごしてください。

DOG-FRIENDLYでは、高齢犬と暮らす飼い主さん向けの物件情報や、住まいに関する様々な情報を提供しています。ぜひ、お気軽にご相談ください。 愛犬との幸せな暮らしを長く続けるために、私たちがサポートさせていただきます。

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