愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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高齢者の介護と犬との同居:中学生が出来ること

#バリアフリー #在宅介護 #高齢者介護
 
前回の相談でアドバイスをもらって、少し気持ちが楽になりました。今日はひいおばあちゃんの介護について相談です。今日、おばあちゃんとひいおばあちゃんと3人で銭湯に行ったんです。車椅子も使えるし、浴場には手すりも多いので安心だと思って連れて行きました。ひいおばあちゃんは足の皮膚がんが原因で腫れた足を見られたくなかったみたいで、最初は行きたくなかったんですが、お風呂に入ると「もう少しだけ…気持ちいい」って喜んでました。心臓も弱いので長くは入っていられなくて残念そうだったけど。その後、ご飯を食べたりお芝居を見たりして楽しんでいたんですが、お風呂にもう一度入りたいと言い出したんです。トイレに行きたいって言って一人杖でトイレに行ったんですが、10分たっても戻ってこなくて…。行ってみると、和式トイレで足が上がらなくなって、助けを求めていたんです。介護士さんが助けてくれて事なきを得ましたが、すごく怖かったです。それで、今日からひいおばあちゃんはうちで暮らすことになったんです(今まで犬を嫌がって一人で暮らしてました)。でも、弟がひいおばあちゃんの足の匂いを嫌がって嫌味を言ってくるし、私も正直つらい時があります。介護は大変だし、どうすればいいのか分かりません。ひいおばあちゃんをしっかり介護するには、勉強した方がいいんでしょうか?今日のことを考えると、外出は控えた方がいいのでしょうか?車椅子で過ごせる場所がいいのかな?中学生の私にも出来ることはありますか?教えてください!

大変でしたね。銭湯での出来事、本当にびっくりされたと思います。ご家族皆さんのご心配を察します。中学生のあなたが、ひいおばあちゃんの介護に奮闘されていることに、まず敬意を表したいです。介護は、専門知識と経験が必要な、とても難しい仕事です。 しかし、ご安心ください。あなたにもできることはたくさんありますし、周りのサポートも得ながら、乗り越えることができるはずです。

介護の学習と情報収集

まず、介護について学ぶことはとても大切です。インターネットや図書館で介護に関する情報を集めたり、地域包括支援センターや介護保険事業所などに相談してみるのも良いでしょう。介護の基礎知識を学ぶことで、ひいおばあちゃんへの対応も変わってくるはずです。 例えば、体の動かし方や介助方法、安全な移乗方法などを学ぶことで、銭湯でのような事故を防ぐことができるかもしれません。

具体的な学習方法としては、以下の方法が考えられます。

住環境の工夫と安全対策

ひいおばあちゃんが安全に暮らせるように、住環境を整えることも重要です。特に、トイレは洋式トイレへの交換を検討することをおすすめします。 和式トイレは高齢者にとって非常に危険です。もし交換が難しい場合は、和式トイレ用の補助具を使うことも検討してみましょう。また、家の中の段差をなくしたり、手すりを設置するなど、転倒防止策も必要です。

さらに、車椅子での移動がしやすいように、家具の配置を工夫するのも良いでしょう。廊下を広くしたり、通路に物を置かないようにするなど、車椅子での移動がスムーズに行えるように工夫することで、ひいおばあちゃんの負担を軽減できます。そして、犬との生活空間を確保することも大切です。 ひいおばあちゃんが犬を嫌がる理由を理解し、犬がひいおばあちゃんに近づかないように工夫したり、別々の空間を用意するなど、配慮が必要です。もしかしたら、犬とひいおばあちゃんの距離を徐々に縮めていく方法もあるかもしれません。まずは、犬がひいおばあちゃんを怖がらせないように、ゆっくりと慣れさせていくことから始めてみましょう。

家族とのコミュニケーション

弟さんの気持ちも理解する必要があります。足の匂いが気になるのは事実でしょう。しかし、ひいおばあちゃんへの愛情や敬意を忘れずに、弟さんと話し合うことが大切です。弟さんと協力して、匂いを軽減するための対策を一緒に考えるのも良いかもしれません。 例えば、ひいおばあちゃんの足を清潔に保つ工夫や、消臭剤を使用するなど、具体的な対策を一緒に考え、実行することで、弟さんの負担を減らすことができます。

また、両親にも現状を伝え、協力をお願いしましょう。中学生のあなただけで抱え込まず、家族みんなで協力してひいおばあちゃんを支える体制を作るのが大切です。両親に相談することで、あなた自身の負担も軽減され、より効果的な介護方法を見つけることができるでしょう。

外出について

銭湯での出来事を踏まえると、今後の外出については慎重に計画する必要があります。車椅子で移動しやすい場所を選ぶことはもちろん、トイレの状況も事前に確認することが大切です。 事前に電話でトイレの種類を確認したり、バリアフリー対応の施設を選ぶようにしましょう。また、外出時は必ず誰かと一緒に行動し、万が一の事態に備えましょう。無理のない範囲で、ひいおばあちゃんが楽しめる外出を計画することが重要です。

中学生ができること

中学生のあなたができることは、想像以上にたくさんあります。例えば、ひいおばあちゃんとのコミュニケーションを積極的にとったり、身の回りの世話をすること、簡単な家事を手伝うことなどです。ひいおばあちゃんと一緒に過ごす時間を大切にしたり、話を聞いてあげたりすることで、ひいおばあちゃんの精神的な支えになるでしょう。また、家事の手伝いを通じて、家事スキルを身につけることもできます。これらは、介護の負担を軽減するだけでなく、あなた自身の成長にもつながります。

さらに、ひいおばあちゃんの好きなことを一緒にしたり、思い出を語り合ったりするのも良いでしょう。楽しい時間を共有することで、ひいおばあちゃんの心も安らぎ、介護の負担も軽減される可能性があります。大切なのは、ひいおばあちゃんとの信頼関係を築き、一緒に楽しい時間を過ごすことです。

最後に、あなたは素晴らしい孫娘です。大変な状況の中、ひいおばあちゃんを支えようとするあなたの気持ちは、きっとひいおばあちゃんにとって大きな力になるでしょう。一人で抱え込まず、周りの人に相談し、助けを求めることをためらわないでください。そして、あなた自身も無理をせず、心身ともに健康を保つように心がけてください。

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