愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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ジャックラッセルテリアと高齢の両親との暮らし:咬み癖と家族の幸せを守る方法

#ジャックラッセルテリア #咬み癖対策 #高齢犬との生活
 
70代半ばの両親と私、8歳の雄のジャックラッセルテリア(去勢済み)と福島の一軒家で暮らしています。5歳頃から犬が本気で咬むようになり、最近では母が何かするたびに犬が目をつけ、足に噛み付くので、母は怖くて一緒に住めないと言い出しました。家族で話し合っても、同じ行動が取れません。父はアルツハイマー性認知症の初期で、怒りっぽく忘れっぽい上に、両親とも耳が遠くなってきて声が大きいので、犬にとっても耳障りだと思います。以前は広い公園でサッカーをして遊んでいたのですが、放射能の影響で芝のある公園まで車で30分かかるようになり、週に1回しか行けません。しつけ教室にも相談に行きましたが、かえってストレスになるといわれ、貸切ドックランだけして帰ってきました。仕事中はサークルに入れていても、父が犬を出してしまったりするので心配です。獣医さんに犬歯の先を丸めてもらいましたが、改善せず、歯を全部丸めるか悩んでいます。外飼い、サークル飼いなども考えましたが、犬は震災の恐怖から一人でいると震えたりよだれを垂らしたりします。特に金属音がするとパニックになります。両親を置いて家を出ていくわけにもいかず、臆病な犬を守るのも私しかいません。みんな大事なので、落ち込むと鬱になる母の気持ち、認知症の父の気持ち、犬の気持ち、いろいろ考えて涙が止まりませんでした。両親不在の時は犬を車にいますが、脱走しようとしたりもします。様々な方法を試していますが、良い方法が見つかりません。

愛犬の咬み癖と、高齢の両親、そしてご自身の仕事…本当に多くのことを抱え込んでいらっしゃるんですね。ご苦労されている状況が痛いほど伝わってきます。まずは、ご自身を責めずに、一歩ずつ解決策を探っていきましょう。

咬み癖の原因を探る:ジャックラッセルテリアの行動を読み解く

8歳という年齢、ジャックラッセルテリアの気質、そしてご家族の生活環境の変化…様々な要因が重なって、愛犬の咬み癖につながっている可能性があります。まず、咬み癖の原因を特定することが大切です。

具体的な解決策:家族と愛犬のための穏やかな生活

原因を特定したら、具体的な解決策に取り組みましょう。以下にいくつかの提案をさせていただきます。

1. 獣医さんとの連携:健康チェックと専門家のアドバイス

まずは、かかりつけの獣医さんに相談しましょう。咬み癖の原因を特定するためにも、身体的な問題がないか、また、行動療法の専門家を紹介してもらうことも可能です。歯の治療だけでなく、犬の精神的な状態も診てもらうことが重要です。

2. 環境の改善:犬にとって安全で快適な空間づくり

犬にとって安全で快適な環境を作ることも重要です。騒音対策として、防音マットなどを活用したり、犬が落ち着ける隠れ家を作ってあげましょう。また、ご家族の行動を予測できるようなルーティンを作ることで、犬の不安を軽減できます。例えば、食事の時間、散歩の時間、就寝時間を決めて、犬にも予測可能な生活リズムを築いてあげましょう。

3. コミュニケーションの改善:信頼関係を築くための時間

犬とのコミュニケーションを積極的に取りましょう。毎日必ず触れ合う時間を作り、優しく撫でたり、声をかけたりすることで、信頼関係を築くことができます。短い時間でも良いので、毎日必ず一緒に過ごす時間を設けることが大切です。例えば、朝の散歩、寝る前のブラッシングなど、習慣化できるような時間を作ってみてください。

4. 運動不足の解消:適度な運動と刺激

週に一度のドックランだけでは運動不足かもしれません。近場の公園で、短い時間でも良いので毎日散歩に出かけましょう。ボール遊びや引っ張りっこなど、犬が楽しめる遊びを取り入れることも効果的です。犬が楽しめるおもちゃを用意するのも良いでしょう。ただし、無理強いはせず、犬のペースに合わせて行うことが重要です。

5. 家族間の連携:共通の理解と協力体制

ご家族全員で犬の行動について理解し、協力することが大切です。家族会議を開き、犬の行動、そしてそれぞれの気持ちについて話し合う時間を設けましょう。それぞれの役割分担を決め、犬への接し方について統一することで、犬の混乱を減らすことができます。特に、父には犬を叩かないように、母には犬を過度に甘やかさないように、注意喚起しましょう。全員が犬の気持ちに寄り添い、共通の目標を持って行動することが重要です。

6. プロの力を借りる:しつけ教室やドッグトレーナーの活用

しつけ教室やドッグトレーナーの力を借りるのも有効な手段です。自宅訪問型のトレーナーもいますので、ご自宅の環境に合わせて指導を受けることができます。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的なしつけ方法を学ぶことができます。ただし、教室やトレーナーを選ぶ際には、犬にストレスを与えない方法を採用しているか、ご家族の状況を理解し、サポートしてくれるかを確認することが大切です。

7. 一時的な対策:安全確保とストレス軽減

咬み癖が改善するまでの間、母が犬に近づかないようにするなどの安全対策も必要です。母が犬を怖がる気持ちも理解し、犬と母が接触しないような工夫をしましょう。例えば、母が過ごす部屋と犬が過ごす部屋を分ける、母が犬と接触する際に必ず他の家族が介在するなどです。また、犬が落ち着けるように、サークルやケージを用意し、必要に応じて使用しましょう。ただし、長時間閉じ込めるのは避け、犬のストレスにならないように注意してください。

まとめ:家族と愛犬、みんなが幸せな未来へ

愛犬の咬み癖は、多くの要因が複雑に絡み合っている可能性があります。焦らず、一つずつ問題に取り組むことが大切です。 獣医さんや専門家の力を借りながら、ご家族と協力して、犬にとって安全で快適な環境を作り、信頼関係を築いていきましょう。時間はかかりますが、必ず改善が見られるはずです。そして、ご自身の心身も大切にしてください。一人で抱え込まず、周りの人に相談することも忘れないでください。ご家族と愛犬、みんなが幸せな未来を築けるよう、心から応援しています。

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