愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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8歳犬のしつけと多頭飼いの成功への道

#去勢手術 #多頭飼い #無駄吠え
 
8歳のオス犬のしつけって、今からでも可能ですか?父が飼っている犬がトイレ以外全くしつけされてなくて、無駄吠えが酷いんです。不安分離症もあるみたいで、人がいなくなるとずっと吠えっぱなし。父が高齢で心配なので、一緒に暮らすことになったんですが、うちにも犬がいるんです。田舎でしつけ教室まで片道2時間かかるし、住宅街なので無駄吠えは直したい。うちの犬も父の犬に吠えまくるし、去勢手術もしてないし、主従関係もできてないからマウンティングされるし…どうしたらいいですか?

8歳のお年頃でも、新しい環境、新しい家族と暮らすことで、愛犬のしつけは十分可能です!ご心配されていること、よく分かります。ご家族が増えること、そして愛犬たちの幸せな暮らしを叶えるために、一緒に一歩ずつ進めていきましょう。この記事では、多頭飼いの成功と、無駄吠えやマウンティングなどの問題解決に焦点を当て、具体的な方法を分かりやすくご紹介します。

無駄吠えの改善策

原因の特定と対策

まず、無駄吠えの原因を特定することが大切です。不安分離症の可能性が高いとのことですが、他に何かトリガー(引き金)となるものはないでしょうか?例えば、通行人、音、特定の人など。原因が分かれば、それに合わせた対策ができます。例えば、不安分離症であれば、徐々に一人になる時間を長くするトレーニングや、留守番グッズの活用が効果的です。通行人への吠えであれば、視界を遮るカーテンや、トレーニングで「静かに」を覚えさせることが有効です。

しつけ教室の活用

片道2時間と遠いかもしれませんが、しつけ教室に通うことは大きなメリットがあります。プロのトレーナーから適切なアドバイスを受け、具体的なトレーニング方法を学ぶことができます。ご自身の状況を説明し、遠方のことを相談すれば、オンラインでのサポートや、出張トレーニングの可否などを相談できるかもしれません。また、近隣にドッグランや、犬の集まる場所があれば、そこで他の犬との交流を通して社会化を促進するのも良いでしょう。

自宅でのトレーニング

しつけ教室に通うのが難しい場合でも、自宅でできるトレーニングはたくさんあります。「アイコンタクト」「おすわり」「待て」といった基本的なコマンドを教え、褒めて強化することで、犬との信頼関係を築き、落ち着きを促せます。ご自宅でできるトレーニング方法をまとめた動画や書籍もたくさんありますので、活用してみてください。ポイントは、短時間、複数回行うこと。そして、成功したら必ず褒めてあげることです。無理強いせず、犬のペースに合わせて進めていきましょう。

多頭飼いの成功ポイント

ゆっくりとした時間と空間の確保

2匹の犬が一緒に暮らすには、お互いに慣れるための時間が必要です。いきなり一緒に過ごさせるのではなく、最初は別々の部屋で過ごさせ、徐々に接触時間を増やしていくことが大切です。フェンスなどで空間を区切り、においを共有させることから始めましょう。そして、十分な遊びの時間と、それぞれが落ち着いて過ごせるスペースを確保しましょう。

資源管理

エサやり、トイレ、寝床など、資源の管理も重要です。それぞれの犬が自分の資源を持っていると、競争が減り、ストレスが軽減されます。エサやりの時間や場所をずらしたり、トイレを複数設置するなど、工夫が必要です。

ポジティブなコミュニケーション

犬同士のコミュニケーションを積極的にサポートしましょう。一緒に散歩に行ったり、一緒に遊んだりすることで、良好な関係を築くことができます。一方、ケンカが始まったら、すぐに介入し、落ち着かせましょう。無理やり引き離すのではなく、優しく声をかけて、別々の場所に誘導します。

去勢手術について

8歳でも去勢手術は可能です。獣医師に相談し、愛犬の状態を診てもらいましょう。去勢手術は、マウンティングや縄張り意識による攻撃性を軽減する効果が期待できます。ただし、手術にはリスクが伴うため、獣医師と十分に相談し、メリットとデメリットを理解した上で判断することが大切です。

主従関係の構築

マウンティングは、支配欲や不安からくる行動です。主従関係を築くには、リーダーシップを示すことが重要ですが、それは決して厳しく支配することではありません。犬が安心して従えるような、信頼関係を築くことが大切です。

例えば、散歩の時はリードをしっかり持ち、犬が先に行こうとしても、自分のペースで歩くこと。エサやりは、自分が与えるという意思表示をすること。そして、常に優しく、穏やかな態度で接することで、犬はあなたのリーダーシップを理解し、安心して従ってくれるようになります。

まとめ

8歳でも、しつけは可能です。焦らず、犬のペースに合わせて、根気強くトレーニングを続けることが大切です。多頭飼いは、準備と工夫次第で、犬にとっても飼い主にとっても幸せな生活になります。今回ご紹介した方法を参考に、愛犬たちとより良い関係を築いてください。そして、困ったことがあれば、獣医さんや、しつけのプロに相談することをためらわないでください。一緒に、幸せな毎日を送りましょう!

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