愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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トイプードルの歯石除去と抜歯:後悔しないための情報と対策

#トイプードル #歯周病 #歯石除去
 
トイプー(4歳)が歯石除去で、15本も歯が抜けたんです…。これって普通にあることなんでしょうか?歯石が目立ってきたので、ペット病院で全身麻酔による歯石除去をお願いしたんです。数時間後に引き取りにいったら「残念ながら、15本の歯が抜けてしまいました」と言われました。「歯石をとったら、実際の歯はほとんど、ぐらぐらの状態で歯石が支えていたような状態だった」と先生に言われたんです。前日まで普通に健康に暮らしていたのに…。多少、歯茎の腫れもあって歯槽膿漏気味かなぁ、とは思っていたのですが、まさかこんな姿で戻ってくるとは…。歯の手入れを怠った飼い主の私が悪いのは重々分かっているのですが、なんだか愛犬に申し訳ないことをしたんじゃないか?歯石除去などやらないほうが、犬のためにはよかったんじゃないか?と哀しくなって泣けてきました。私のとった行動(歯石除去)は間違っていたんでしょうか?同じような経験をされた方はいらっしゃいますか?ご意見をいただけると幸いです。

愛犬の歯石除去で多くの歯を失い、悲しみに暮れている飼い主様、本当に辛い経験をされたことと思います。ご自身の責任を責める前に、まずは落ち着いて、今回の出来事を整理してみましょう。この記事では、トイプードルの歯石除去と抜歯に関する情報を提供し、同じような経験をされた方、これから歯石除去を検討されている方の不安を少しでも解消できればと思っています。

歯石除去で多くの歯が抜けたのはなぜ?

まず、大切なのは、歯石除去によって歯が抜けたことが必ずしも「間違い」ではなかったということです。ご説明いただいた状況から、愛犬の歯は既に相当なダメージを受けていた可能性が高いと考えられます。歯石は単なる汚れではなく、歯周病を引き起こす原因となります。歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が溶けてしまい、歯がぐらぐらと動くようになります。表面上は健康そうに見えても、歯の根元は既にかなり弱っていた可能性があります。歯石が歯を支えていたというのは、まさに歯周病がかなり進行していた状態を示唆しているのです。

今回のケースでは、歯石を除去したことで、それまで歯石に支えられていた歯が抜けてしまった、という結果になったと考えられます。これは、歯石除去手術の失敗ではなく、長年進行していた歯周病の深刻な状態が明らかになったと言えるでしょう。

歯石除去手術を受ける前に知っておくべきこと

歯石除去手術は、全身麻酔が必要な場合が多く、リスクが伴う治療です。手術を受ける前に、獣医師と十分に相談することが大切です。愛犬の口腔内の状態、歯周病の進行度、全身状態などを詳しく検査してもらい、手術の必要性、リスク、そして手術後のケアについて丁寧に説明を受けるようにしましょう。レントゲン検査で歯の根の状態を確認することも重要です。

また、日頃から歯磨きなどの口腔ケアをしっかりと行うことで、歯石の蓄積を防ぎ、歯周病の予防に繋がります。歯磨きが苦手な犬には、歯磨きシートやデンタルガムなど、様々な口腔ケア用品がありますので、獣医師に相談して適切なものを選びましょう。

抜歯後のケアと今後の対策

残念ながら、歯を失ってしまった場合でも、適切なケアを行うことで愛犬は元気に生活できます。抜歯後、獣医師から指示された通りのケアを徹底しましょう。痛み止めや抗生物質の投与、食事の調整など、愛犬の状態に合わせて適切な処置が必要です。

また、残っている歯のケアを今まで以上にしっかりと行いましょう。定期的な歯石除去や、毎日の歯磨きを習慣化することで、残りの歯を守ることに繋がります。そして、愛犬の食事にも気を配りましょう。歯周病の悪化を防ぐために、歯垢や歯石が付きにくいフードを選ぶことも大切です。

具体的な対策例

後悔しないために:愛犬の歯の健康を守るために

今回の経験は、非常に辛いものだったと思いますが、決してあなただけの失敗ではありません。多くの飼い主さんが、愛犬の歯の健康について悩んでいます。大切なのは、この経験を活かし、今後どのように愛犬の歯の健康を守っていくかです。

早期発見、早期治療が大切です。愛犬の歯茎の状態を定期的にチェックし、少しでも異常があればすぐに獣医師に相談しましょう。そして、日頃からしっかりと口腔ケアを行うことで、歯周病の予防に努めましょう。愛犬の健康を守るために、飼い主さんができることはたくさんあります。

この記事が、同じような悩みを抱える飼い主さんの参考になれば幸いです。愛犬との時間を大切に、そして、健康な毎日を過ごせるよう願っています。

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