愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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多頭飼いの愛犬への偏愛…みんなと仲良く暮らすためのヒント

#ペットと暮らす #多頭飼い #犬の愛情
 
元捨て犬や動物愛護団体から引き取った犬を複数飼っています。猫もいます。みんな同じように愛情をかけて暮らしてきたのですが、最近迎え入れたチワワ×トイプードルのミックス犬(1歳)にべったりで、どうしても他の子たちより構ってしまいます。リビングではそのミックス犬を構う時間が多くなってしまっています。皆さんも特定の1匹を可愛がることはありますか?

多頭飼いをされている方にとって、それぞれの犬への愛情のバランスを保つことは、とても大切なことですよね。 全ての犬たちに公平に愛情を注ぎたい気持ちは、飼い主さんなら誰しもが持っているはずです。でも、どうしても特定の子に目が行きがちになってしまう…そんなお悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか? 今回ご紹介するのは、そんな飼い主さんのための、多頭飼いにおける愛情のバランスの取り方、そして、全ての犬たちと幸せに暮らすためのヒントです。

多頭飼いの現実と、飼い主さんの葛藤

複数の犬を飼うことは、喜びと同時に、様々な課題も持ち合わせています。 それぞれの犬には個性があり、性格も違います。 遊び方や、甘え方、そして、必要な愛情の量も異なってきます。 特に、新しい家族が増えた時、以前から一緒に暮らしている犬たちの気持ちの変化にも注意深く観察する必要があります。 愛犬への愛情に偏りを感じてしまうのは、決してあなただけではありません。 多くの多頭飼い経験者も、同じような経験や悩みを抱えているのです。

例えば、今回のように、新しい犬が家族に加わった場合、その子への愛情がどうしても大きくなってしまうのは、自然な感情と言えるでしょう。 新しい環境に適応する助けが必要な子、または、過去に辛い経験をした子に対しては、どうしても心配が大きくなり、より多くの愛情を注ぎたくなってしまうものです。 しかし、他の犬たちへの愛情が不足していると感じてしまうと、飼い主さん自身も罪悪感を感じ、心穏やかに過ごせない日々が続くことになります。

全ての犬と良好な関係を築くための具体的な方法

それぞれの犬への個別ケアを意識する

まず大切なのは、それぞれの犬の個性やニーズを理解することです。 散歩の時間、遊び方、おやつ、寝る場所など、それぞれの犬が快適に過ごせるように、個別に対応してみましょう。 例えば、活発な犬には十分な運動の機会を与え、穏やかな犬にはゆったりとリラックスできる時間を作るなど、それぞれの性格や好みに合わせたケアが大切です。

また、コミュニケーションの質にも注目してみましょう。 ただ撫でるだけでなく、それぞれの犬が好きな場所、好きな触れ方など、個々の犬の好みに合わせたコミュニケーションを心がけることで、より深い絆を築くことができます。 例えば、ある子は頭を撫でられるのが好きだけど、別の犬は背中を撫でられるのが好き、といった違いを見つけることから始めましょう。

公平な愛情表現を心がける

全ての犬に公平な愛情を注ぐことは、容易ではありませんが、努力が必要です。 例えば、散歩の時間を平等に割り当てる、おやつを同じように配る、など、見える部分での公平さを意識してみましょう。 しかし、これは「同じように」という意味ではなく、「それぞれのニーズに合わせた公平さ」を追求することが重要です。

また、愛情表現の方法も多様化しましょう。 抱っこ、撫でる、一緒に遊ぶ、など、様々な方法で愛情表現をすることで、それぞれの犬が満足感を得られるように配慮しましょう。 大切なのは、量ではなく質です。 短い時間でも、しっかりと向き合う時間を確保することが、犬たちへの愛情を伝える上で重要になります。

他の犬たちとの関係性を良好に保つ工夫

新しい犬が加わったことで、既存の犬たちの関係性が変化することもあります。 嫉妬やストレスを感じている犬がいるかもしれません。 そのため、既存の犬たちへのケアを継続し、新しい犬との関係構築をサポートすることが重要です。

例えば、新しい犬と既存の犬を無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて慣れさせる、新しい犬が来たことで、既存の犬たちの生活リズムが大きく変わっていないかを確認する、など、犬たちの気持ちに寄り添うケアを心がけましょう。 必要であれば、動物行動学の専門家に相談することも有効な手段です。

自分自身の心のケアも忘れずに

多頭飼いは、喜びも多い反面、大変な面もあります。 飼い主さん自身が疲れてしまったり、ストレスを抱えてしまうと、犬たちへの愛情表現にも影響が出てしまう可能性があります。 定期的に休息を取り、自分自身の心のケアも忘れずに行いましょう。 友人や家族に相談したり、ペットシッターを利用したり、時には一人でゆっくりと過ごす時間を作るなど、自分の心のバランスを保つ工夫をしましょう。

まとめ:全ての犬と幸せに暮らすために

多頭飼いは、多くの喜びと、同時に多くの責任を伴います。 特定の犬への愛情が強くなってしまうのは、決して悪いことではありません。 大切なのは、全ての犬への愛情をバランスよく注ぎ、それぞれの犬が幸せに暮らせるように配慮することです。 今回ご紹介した方法を参考に、あなたと愛犬たちが、これからも幸せな日々を過ごせるよう願っています。

もし、どうしても解決できない問題や不安がある場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談してみましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な解決策を見つけることができるはずです。

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