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高齢の親の介護と老人ホーム入所:待機期間を短縮する方法

#介護 #老人ホーム #認知症
 
実父が83歳で痴呆症で毎日大変なんです。失禁、徘徊、昼夜逆転、腐った物を平気で食べるなど食事の管理、薬の管理、衣服の着脱、金銭管理ができません。さらに、家族や犬に暴言や暴力行為をすることも。介護要度4で、2年間自宅で介護をしてきましたが、老人ホームに入所希望の申し込みをしても連絡がなく、待機状態です。もっと早く入所できる方法はありますか?

83歳のお父様のご様子、そしてご苦労されている状況、よく分かります。介護要度4とのこと、ご自身も心身ともに疲れていらっしゃることと思います。ご家族の皆様、そして愛犬のためにも、一刻も早く状況を改善したい、そのお気持ち、痛いほど伝わってきます。 老人ホームへの入所を希望されているのに、なかなか入所できない現状、本当につらいですよね。

老人ホーム入所の待機期間が長い理由

まず、なぜ老人ホームの入所待機期間が長くなってしまうのか、その理由をいくつか見ていきましょう。近年、高齢化社会が加速し、介護を必要とする高齢者の方が増加していることが大きな要因です。それに伴い、老人ホームの需要も高まっており、供給が追いついていないのが現状です。特に、お父様のように介護要度が高く、専門的なケアが必要な方には、より多くの施設が対応できる体制を整えている必要があり、待機期間が長くなる傾向にあります。

また、ご希望の老人ホームの規模や、ご希望されるケア内容、そしてご自身の地域によっても待機期間は大きく変わってきます。例えば、個室を希望される場合や、特定の医療設備が必要な場合などは、待機期間が長くなる可能性があります。さらに、地域によっては、老人ホームの数が少ない、もしくは特定のニーズに対応できる施設が少ないというケースもあります。

入所までの流れとポイント

老人ホームへの入所は、ケアマネージャーさんとの連携が非常に重要です。ケアマネージャーさんは、ご家族の状況や、お父様の介護ニーズを把握し、最適な施設を探してくれる頼もしい存在です。ケアマネージャーさんと定期的に連絡を取り合い、最新の状況を共有し、ご希望を明確に伝えることが大切です。

具体的には、どのようなタイプの老人ホームを希望されているか(例えば、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設など)、どのようなケアが必要なのか(例えば、医療処置が必要か、認知症ケアに特化した施設かなど)、費用面でのご希望など、できるだけ詳細に伝えることで、よりスムーズなマッチングが期待できます。

また、ご自身の希望条件を柔軟に見直すことも重要です。例えば、個室ではなく多床室を検討したり、少し距離のある施設も視野に入れたりすることで、待機期間を短縮できる可能性があります。ケアマネージャーさんと相談しながら、現実的な選択肢を検討していくことが大切です。

待機期間を短縮するための具体的な方法

では、実際に待機期間を短縮するためにはどのような方法があるのでしょうか?いくつか具体的な方法をご紹介しましょう。

1. 複数の老人ホームへの申し込み

すでに数ヶ所の老人ホームに申し込みをされているとのことですが、さらに申し込み先を増やすことを検討してみましょう。地域だけでなく、少し離れた地域も視野に入れることで、空き状況が変わる可能性があります。インターネット検索や、地域の介護相談窓口などを活用して、情報を集めてみてください。

2. 希望条件の柔軟な調整

前述したように、個室を希望されている場合などは、多床室を検討することで、空き状況が変わる可能性があります。また、立地条件や、施設の規模なども、柔軟に見直すことで、選択肢が広がるかもしれません。ケアマネージャーさんと相談しながら、優先順位を見極めていくことが大切です。

3. ショートステイの積極的な活用

現在、ショートステイを利用されているとのことですが、これを積極的に活用することで、お父様の状態を把握し、より適切な施設選びに繋げることができます。ショートステイを利用することで、お父様の状態を施設側も把握できるため、入所後のスムーズな生活への移行を支援できます。また、ご自身も一時的に休息を取ることができ、精神的な負担を軽減できます。

4. 介護サービスの組み合わせ

老人ホームに入所するまでの間、デイサービスや訪問介護などを活用することで、ご自身の負担を軽減し、お父様の状態を維持することができます。これらのサービスを組み合わせることで、より充実した介護体制を構築できる可能性があります。ケアマネージャーさんと相談しながら、最適なサービスを選びましょう。

5. 民間の有料老人ホームも検討する

公的な施設だけでなく、民間の有料老人ホームも検討してみるのも良いでしょう。民間の施設は、設備やサービスが充実している場合も多く、待機期間が短い可能性があります。ただし、費用面については、しっかりと確認する必要があります。

まとめ:希望を諦めずに、一歩ずつ進めていきましょう

高齢の親の介護は、想像以上に大変なものです。特に、認知症を患っている場合、ご家族の負担は計り知れません。しかし、決して一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることをためらわないでください。 ケアマネージャーさん、地域の介護相談窓口、そしてご家族や友人など、頼れる人はたくさんいます。

老人ホームへの入所は、お父様にとっても、そしてご家族にとっても、大きな転換期となるでしょう。しかし、それは決して悪いことではありません。適切なケアを受けることで、お父様の生活の質を高め、ご家族の負担を軽減し、より穏やかな生活を送ることができるようになるはずです。

今、ご苦労されている状況を改善するために、できる限りのことを試みていきましょう。希望を諦めずに、一歩ずつ、着実に進んでいけば、必ず道は開けます。そして、愛犬との時間もしっかり確保し、ご自身の心身のリフレッシュも忘れずに行いましょう。 ご自身の健康も大切です。

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