愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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痴呆症の姑と犬との生活:家事の助けとトラブル回避の知恵

#犬との生活 #認知症 #高齢者同居
 
85歳の痴呆症の姑と暮らしていて、家事の手伝いはしてくれるんだけど、余計なことをして困ってます。鍵をなくしたり、犬の汚れた物を洗濯したり、自分の汚れた下着を洗濯機で洗ったり…。「それはいいから!」って注意してしまうとケンカになるし、フルタイムで働いている私には本当に困り事です。同じような経験をしている人はいますか?

高齢の親と同居しながら、仕事と家事、そして愛犬との生活を両立させるのは、想像以上に大変ですよね。特に、認知症を患っている親御さんの場合、思いがけない行動に振り回されることも多く、ストレスが溜まってしまうのも無理はありません。あなたのお気持ち、痛いほどよく分かります。

認知症の親との同居生活:よくあるトラブルと解決策

認知症の方の行動は、私たちから見ると「余計なこと」に見えるかもしれませんが、ご本人にとっては至って自然な行動なのです。例えば、鍵を片付ける行為は、ご自身の「役に立ちたい」という気持ちの表れかもしれません。汚れた洗濯物を洗う行為も、清潔さを保ちたいという気持ちから来ている可能性があります。まずは、その行動の裏にあるご本人の気持ちを理解しようと努めることが大切です。 大切なのは、ご本人の気持ちを否定することなく、穏やかに対応することです。

しかし、現実問題として、ご自身の仕事や生活に支障をきたすような行動を放置することはできませんよね。そこで、いくつか具体的な解決策を考えてみましょう。

危険な行動への対策:鍵の管理と洗濯物の分別

鍵の紛失は、大きな問題につながります。予備の鍵を用意しておくことはもちろん、鍵の保管場所を一つに限定し、姑さんにはその場所を常に意識してもらえるように工夫することが大切です。例えば、目立つ場所に鍵置き場を作り、そこに鍵を戻すことを習慣づけるなどです。また、鍵の代わりに、暗証番号式の施錠システムを導入するのも有効な手段です。

洗濯物の分別については、犬の汚れた物と人間の衣類を完全に分けるシステムを作ることをお勧めします。例えば、犬専用の洗濯カゴを用意し、姑さんが犬の洗濯物をそちらに入れるように促すなどです。また、洗濯機を使用する際は、必ずあなたが確認し、誤って汚れた下着などが一緒に洗われないように注意しましょう。 もし、姑さんが洗濯機を勝手に使用することを心配であれば、洗濯機の使用時間を制限したり、タイマーを使用するのも一つの方法です。

家事の分担を見直す:得意な家事を中心に

姑さんが行っている玄関掃除や洗濯物取り入れなどは、ご本人の得意分野であり、やりがいを感じている部分かもしれません。これらの家事を完全に禁止するのではなく、「やり方を工夫する」ことで、トラブルを回避できる可能性があります。例えば、玄関掃除は、掃除機をかける範囲を限定したり、使用する道具を安全なものに交換するなどです。洗濯物取り入れも、取り込んだ洗濯物を指定の場所に置くように指示することで、間違った場所に置かれるリスクを減らすことができます。

感情的な対応を避ける:冷静なコミュニケーション

「それはいいから!」と注意してしまうと、姑さんとケンカになるのは当然です。感情的になるのではなく、冷静に、そして優しく、なぜその行動が困るのかを説明することが重要です。例えば、「おばあちゃん、この洗濯物は犬が汚した物だから、別に洗ってくれると助かるんだけど…」のように、具体的な言葉で伝えることで、姑さんも理解しやすくなります。

また、日頃から姑さんとコミュニケーションを取り、ご本人の気持ちを理解しようと努めることも大切です。時間を作って話を聞いたり、一緒に散歩に出かけたりするなど、少しでも時間を作るように心がけましょう。

専門家のサポート:ケアマネージャーやデイサービスの活用

どうしても一人で抱えきれない場合は、ケアマネージャーやデイサービスなどの専門家のサポートを受けることを検討しましょう。ケアマネージャーは、介護に関する様々な相談に乗ってくれますし、デイサービスを利用することで、日中姑さんが一人で過ごす時間を減らし、あなた自身の負担を軽減することができます。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。

犬との生活:共存のための工夫

犬との生活においても、いくつかの工夫が必要です。犬が汚れた場所をすぐに掃除したり、犬のトイレトレーニングを徹底したりすることで、姑さんが余計なことをする機会を減らすことができます。また、犬が姑さんに危害を加えないように、常に注意を払う必要があります。必要に応じて、犬用のサークルなどを利用し、犬と姑さんの接触を制限するのも有効な手段です。

まとめ:共存のための努力と専門家のサポート

痴呆症の姑と犬との生活は、確かに大変ですが、決して不可能ではありません。姑さんの気持ちを理解し、具体的な対策を講じることで、トラブルを回避し、より穏やかな生活を送ることができるようになります。一人で抱え込まず、必要に応じて専門家のサポートを受けることも忘れずに、あなたと姑さん、そして愛犬が幸せに暮らせるように、一緒に頑張りましょう。

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