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認知症の祖父と祖母へのサポート、そして新しい生活への不安…どうすればいい?

#介護 #家族 #認知症
 

認知症の祖父と祖母へのサポート、そして新しい生活への不安…どうすればいい?

ご家族の状況、よく分かります。認知症の初期症状と、それに伴う生活の変化への不安、そして間近に迫った引っ越し…多くの心配事が頭を巡っていることと思います。大切なのは、ご自身も心身ともに疲弊しないよう、できる範囲で少しずつ対応していくことです。この記事では、ご質問への回答と、具体的なサポート方法についてご提案させていただきます。

玄関の電灯…それは認知症の症状?

まず、ご質問の①「玄関の電灯をつけたまま祖母の帰りを待つ」という行動についてですが、これは認知症の症状の一つである「見守り行動」の可能性があります。認知症になると、不安感が増幅し、周囲の状況の変化に敏感に反応するようになります。ご祖母が不在の間に、いつもの安心感が失われ、玄関の明かりをつけることで安心感を確保しようとしたのかもしれません。これは、決して祖父の頑固さや意地悪さではなく、認知症による不安の表れだと理解することが大切です。

また、物忘れについても、年齢を重ねるごとに多少の物忘れは誰にでもあるものです。しかし、日常生活に支障をきたすほどの物忘れや、以前とは明らかに異なる行動の変化は、専門医への相談が必要です。ご祖父の症状が進行しているかどうかは、専門家による判断が不可欠です。

引っ越し後、家族としてできること

ご質問の②「私に何ができますか?」についてですが、すでに多くのことを考えていらっしゃるように感じます。頻繁な電話や手紙、写真、そして時間を作って帰省する…これらは全て、ご両親にとって大きな心の支えになるでしょう。大切なのは、継続することです。頻繁な連絡は、ご両親に安心感を与え、孤独感を軽減する効果があります。また、写真や手紙は、記憶の助けとなり、会話のきっかけにもなります。

さらに、具体的な行動として、以下のようなことを検討してみてはいかがでしょうか。

日常のコミュニケーションを大切に

電話や手紙だけでなく、ビデオ通話を利用するのもおすすめです。顔を見て話せることで、より深いコミュニケーションが図れます。また、祖父母の趣味や興味に合わせて、一緒に楽しめるアクティビティを見つけることも大切です。例えば、一緒に写真を見返したり、簡単なゲームをしたりするのも良いでしょう。大切なのは、一緒に過ごす時間そのものです。

生活環境を整える

引っ越し後、生活環境が変わることで、ご両親の不安が増幅する可能性があります。そのため、引っ越し前から新しい住環境に少しずつ慣れてもらうことが重要です。新しい家の写真を見せたり、間取り図を説明したりすることで、不安を軽減することができます。また、引っ越し後も、ご両親が安心して過ごせるよう、生活空間を整理整頓し、必要なものをすぐに見つけられるように工夫しましょう。

地域社会との繋がりを

引っ越し先の地域で、ご両親が参加できるような地域活動を探してみるのも良いかもしれません。地域の高齢者向けの集まりや、趣味のサークルなどに参加することで、新しい人間関係を築き、社会との繋がりを持つことができます。これにより、孤独感を軽減し、生活に張り合いを持たせることができます。

専門機関への相談

ご両親の状況を把握し、適切なサポートを行うために、地域包括支援センターやケアマネージャーに相談することをお勧めします。彼らは、ご両親の状況に合わせた適切なサービスや支援策を紹介してくれます。また、医師や看護師とも連携を取り、定期的な健康チェックや服薬管理のサポートを受けることも重要です。

デイサービスセンターの利用について

ご質問の③「デイサービスセンターに通うのはどうでしょうか?」についてですが、デイサービスセンターは、ご両親の介護負担を軽減し、社会参加の機会を提供する上で有効な手段です。特に、ご祖父の視覚機能に問題があるとのことですが、デイサービスセンターによっては、視覚に配慮したプログラムを提供しているところもあります。デイサービスセンターを選ぶ際には、ご祖父の状況やご両親の希望を考慮し、いくつかの施設を見学して比較検討することをお勧めします。

デイサービスセンターでは、身体機能の維持・向上のためのリハビリテーションや、認知症の症状の進行を遅らせるための訓練など、様々なプログラムが提供されています。また、食事や入浴などの日常生活のサポートも受けられます。ご両親にとって、デイサービスセンターは、心身のリフレッシュの場となるだけでなく、新たな人間関係を築く機会にもなります。

まとめ:小さな一歩を積み重ねて

認知症の介護は、大変な道のりですが、決して一人ではありません。ご家族、そして地域社会のサポートを最大限に活用し、小さな一歩を積み重ねていくことが大切です。ご両親の状況を常に把握し、適切な対応を心がけ、ご自身も無理なく介護を続けられるよう、周囲の協力を得ながら進んでいきましょう。そして、ご両親と笑顔で過ごす時間を大切に、穏やかな日々を過ごせるよう願っています。

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