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ペット可賃貸で犬を飼う前に確認すべきこと:管理会社への連絡は必須?

#犬との暮らし
 

ペット可賃貸に引っ越したものの、実際に犬を飼うとなると、色々な疑問や不安が出てきますよね。特に、契約書に犬種に関する具体的な記載がない場合、「本当に飼っても大丈夫?」「事前に確認しておくべきことは?」と悩んでしまうのは当然です。

3月後半にペット可賃貸のマンションに引っ越しました。引っ越し当初はペットなんて飼ってなかったのですが、最近わんちゃんをお迎えしようかと悩んでいます。契約書には飼育可能な犬種などの記載はなく、記入欄に自分の飼っている犬種などを書くだけでした。やはり確認の為に管理会社等に連絡する方がいいのでしょうか?

結論から言うと、管理会社への確認は絶対に必要です。今回は、その理由と、確認する際の注意点、そして犬との快適な賃貸生活を送るためのポイントを、Q&A形式で詳しく解説していきます。

なぜ管理会社への確認が必要なの?

「ペット可」と一口に言っても、物件によってルールは様々です。
犬種制限:小型犬のみOK、大型犬はNGなど、犬種によって飼育の可否が分かれる場合があります。
頭数制限:1部屋につき1匹までなど、飼育できる頭数に制限がある場合があります。
共用部分の利用ルール:共用部分での散歩は禁止、ペット用エレベーターの利用義務など、利用に関するルールが定められている場合があります。
予防接種・登録の義務:狂犬病予防接種や畜犬登録など、義務付けられている手続きがある場合があります。

これらのルールは、契約書に明記されている場合もあれば、管理規約に記載されている場合もあります。しかし、契約書に具体的な記載がない場合でも、管理規約で細かく定められているケースは少なくありません。

もし、確認をせずに犬を飼い始めて、後からルール違反が発覚した場合、最悪の場合、契約解除となる可能性もあります。また、近隣住民とのトラブルに発展する可能性も否定できません。

管理会社への確認で何を聞けばいいの?

管理会社に連絡する際は、以下の点を確認するようにしましょう。

1. 飼育可能な犬種:具体的に犬種を伝え、飼育が可能かどうかを確認しましょう。「小型犬」という表現でも、具体的な体重制限などが設けられている場合があるので、注意が必要です。
2. 飼育可能な頭数:複数頭飼育を検討している場合は、必ず確認しましょう。
3. 共用部分の利用ルール:エントランスやエレベーターなど、共用部分での犬の扱いや、散歩に関するルールを確認しましょう。
4. 予防接種・登録の義務:狂犬病予防接種や畜犬登録など、義務付けられている手続きがあるか確認しましょう。
5. 退去時の注意点:ペットによる汚れや傷に対する修繕費用など、退去時の注意点を確認しておきましょう。

これらの質問に加えて、「他に何か注意すべき点はありますか?」と尋ねることで、思わぬ見落としを防ぐことができます。

確認する際の注意点

書面で記録を残す:電話で確認した場合でも、後々のトラブルを防ぐために、確認内容をメールや書面で残しておくことをおすすめします。
曖昧な表現は避ける:「多分大丈夫です」といった曖昧な回答ではなく、「〇〇犬種であれば、問題なく飼育可能です」といった明確な回答を得るようにしましょう。
管理規約を確認する:管理会社に管理規約を見せてもらい、自分で内容を確認することも重要です。

犬との快適な賃貸生活を送るために

管理会社への確認を終え、犬を飼うことが許可されたら、いよいよ犬との生活がスタートします。しかし、快適な賃貸生活を送るためには、飼い主としてのマナーを守ることが不可欠です。

1. 騒音対策

犬の鳴き声は、近隣住民にとって大きな迷惑となる可能性があります。特に、留守番中に吠えることが多い場合は、防音対策を検討しましょう。
防音カーテン:窓からの音漏れを防ぎます。
防音マット:床からの音漏れを防ぎます。
無駄吠え防止グッズ:犬の無駄吠えを抑制するグッズを活用しましょう。
しつけ:根気強くしつけを行い、無駄吠えを減らすように努めましょう。

2. 臭い対策

犬の体臭や排泄物の臭いは、室内にこもりやすく、近隣住民に不快感を与える可能性があります。こまめな掃除や換気、消臭剤の使用など、臭い対策を徹底しましょう。
こまめな掃除:犬の毛や汚れはこまめに掃除しましょう。
定期的な換気:室内の空気を入れ替え、臭いがこもらないようにしましょう。
消臭剤:ペット用の消臭剤を活用しましょう。
空気清浄機:空気清浄機を設置し、室内の空気を清潔に保ちましょう。

3. 衛生管理

ノミやダニの発生は、犬だけでなく、人間にも健康被害をもたらす可能性があります。定期的なシャンプーやブラッシング、駆除剤の使用など、衛生管理を徹底しましょう。
定期的なシャンプー:月に1〜2回程度、犬用シャンプーで洗いましょう。
ブラッシング:毎日ブラッシングを行い、抜け毛を取り除きましょう。
ノミ・ダニ駆除剤:獣医さんに相談し、適切な駆除剤を使用しましょう。
室内の清掃:定期的に掃除機をかけ、ノミやダニの温床となる場所をなくしましょう。

4. 近隣住民への配慮

犬を飼うことは、近隣住民との共同生活であることを忘れてはいけません。散歩中のマナー、挨拶、情報共有など、積極的にコミュニケーションを取り、良好な関係を築きましょう。
散歩中のマナー:排泄物は必ず処理し、他人の敷地に入らないようにしましょう。
挨拶:近隣住民に会ったら、積極的に挨拶をしましょう。
情報共有:犬のことで何か迷惑をかけてしまった場合は、正直に謝罪し、改善策を伝えましょう。
交流:ドッグランやペットイベントなどに参加し、近隣の犬仲間と交流を深めましょう。

ケーススタディ:Aさんの失敗と成功

Aさんは、ペット可賃貸に引っ越した際、犬を飼うことを管理会社に口頭で確認しただけで、具体的な犬種や頭数については確認しませんでした。その後、Aさんは念願だった大型犬のBを飼い始めましたが、数日後、管理会社から「契約違反である」と指摘を受けました。

実は、Aさんの住むマンションでは、小型犬のみ飼育可能というルールがあったのです。Aさんは、Bを手放すことを余儀なくされ、大変悲しい思いをしました。

一方、Cさんは、ペット可賃貸に引っ越す前に、管理会社に何度も連絡し、飼育可能な犬種や頭数、共用部分の利用ルールなどを細かく確認しました。また、近隣住民への挨拶や、犬の鳴き声に対する配慮も徹底しました。

その結果、Cさんは、犬のDと共に、快適な賃貸生活を送ることができています。Cさんは、「事前にしっかりと確認し、近隣住民への配慮を怠らないことが、犬との賃貸生活を成功させる秘訣です」と語っています。

まとめ

ペット可賃貸で犬を飼うことは、素晴らしい経験になるはずです。しかし、そのためには、事前の確認と、飼い主としての責任ある行動が不可欠です。今回の記事を参考に、愛犬との快適な賃貸生活を実現してくださいね。

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