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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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離婚後のペットとの暮らし:5匹の犬猫と住める賃貸を見つけるには?

#多頭飼育
 
夫の職場不倫が原因で離婚協議中です。私は離婚を望んでいませんでしたが、夫が弁護士を立てて離婚を求めています。5歳と8歳の子どもがおり、親権は私が持つことになります。現在は、2年前に建てた夫名義の家に、私と子どもたち、そして犬2匹と猫3匹と一緒に暮らしています。離婚にあたり、夫から家を出てほしいと言われ、ペット5匹と一緒に住める賃貸物件を探していますが、なかなか見つかりません。夫婦で飼い始めた犬2匹だけでも夫に引き取ってほしいとお願いしましたが、拒否されました。夫の弁護士からは「飼えないなら保健所に連れて行ったらどうですか?」と言われる始末です。保健所に連れて行くことは絶対にしませんが、住む場所が見つからず困っています。養育費や慰謝料の支払いについても、離婚届の提出前後で条件が異なると言われ、夫の条件に合意しない場合は調停や裁判になると言われています。一番の悩みはペットのことです。養育費や慰謝料等に合意していたとしても、ペットの引き取りや慰謝料の支払い時期で揉めた場合、調停や裁判で決着することになるのでしょうか?

離婚協議中とのこと、心労が重なる毎日をお過ごしのこととお察しいたします。特に、大切なペットたちの今後について、不安でいっぱいかと思います。今回は、5匹の犬猫ちゃんと一緒に暮らせる住まい探しのヒントと、離婚協議におけるペットの扱われ方について、詳しく解説していきます。

【結論】ペットとの暮らしを守るために:住まい探しと離婚協議、両面からのアプローチ

まず、結論からお伝えします。5匹のペットと暮らせる賃貸物件を見つけるのは決して不可能ではありません。根気強く探すこと、そして不動産会社や専門家への相談が重要です。

離婚協議においては、ペットの引き取りや養育費、慰謝料など、様々な要素が絡み合ってきます。調停や裁判になった場合、最終的な判断は裁判所が行いますが、当事者間の合意が尊重される傾向にあります。

つまり、ペットとの暮らしを守るためには、住まい探しと離婚協議、両面からのアプローチが不可欠なのです。

ケーススタディ:Aさんの場合~多頭飼育でも諦めない!

Aさんは、離婚を機に3匹の犬と2匹の猫と暮らせる賃貸物件を探していました。しかし、ペット可の物件はあっても、多頭飼育が可能な物件はなかなか見つかりません。途方に暮れていたAさんですが、諦めずに以下の行動を起こしました。

1. ペット専門の不動産会社に相談
2. 大家さんへの交渉
3. ペット共生型賃貸住宅の検討

Aさんは、ペット専門の不動産会社に相談することで、多頭飼育に理解のある大家さんがいる物件を紹介してもらいました。また、大家さんに直接交渉し、ペットたちの写真や飼育環境を説明することで、入居を認めてもらうことができました。さらに、ペット共生型賃貸住宅という選択肢があることも知り、検討を重ねました。

その結果、Aさんは、ペット共生型賃貸住宅に入居することを決意しました。家賃は少し高めでしたが、ペット専用の設備やサービスが充実しており、Aさんもペットたちも快適な生活を送ることができています。

Aさんの事例からわかるように、多頭飼育でも諦めずに探せば、必ず住める場所は見つかります。

専門家からのアドバイス:弁護士B先生に聞く、離婚とペット問題

離婚問題に詳しい弁護士B先生に、離婚協議におけるペットの扱いについて伺いました。

インタビュアー:離婚協議において、ペットの引き取りはどのように扱われるのでしょうか?

B先生:ペットは法律上「物」として扱われます。しかし、近年では、ペットを家族の一員として捉える考え方が広まっており、裁判所もその点を考慮する傾向にあります。

インタビュアー:具体的には、どのような点が考慮されるのでしょうか?

B先生:例えば、ペットの飼育状況、どちらが主に世話をしていたか、ペットとの愛着度などが考慮されます。また、子供がいる場合は、子供の意向も尊重されることがあります。

インタビュアー:ペットの引き取りで揉めた場合、調停や裁判で決着することになるのでしょうか?

B先生:はい、調停や裁判で決着することもあります。しかし、調停や裁判では、当事者間の合意が尊重される傾向にあります。そのため、まずは夫婦間で話し合い、合意を目指すことが重要です。

インタビュアー:ペットの引き取りが決まった場合、養育費のようなものは発生するのでしょうか?

B先生:法律上、ペットの養育費という概念はありません。しかし、ペットの飼育費用を考慮して、慰謝料や財産分与の金額を調整することは可能です。

B先生のアドバイスからわかるように、離婚協議においては、ペットの引き取りについて、様々な要素が考慮されます。まずは夫婦間で話し合い、合意を目指すことが重要です。

多頭飼育OKの賃貸物件を探すための7つのステップ

5匹の犬猫ちゃんと一緒に暮らせる賃貸物件を探すための具体的なステップをご紹介します。

1. エリアを広げて探す

希望するエリアにこだわらず、周辺地域も含めて探してみましょう。少し郊外に目を向ければ、多頭飼育が可能な物件が見つかる可能性が高まります。

2. ペット専門の不動産会社に相談する

ペット専門の不動産会社は、多頭飼育に理解のある大家さんや物件情報を豊富に持っています。相談することで、希望に合った物件が見つかる可能性が高まります。

3. 大家さんに直接交渉する

気になる物件が見つかったら、大家さんに直接交渉してみましょう。ペットたちの写真や飼育環境を説明することで、入居を認めてもらえる可能性があります。

4. ペット共生型賃貸住宅を検討する

ペット共生型賃貸住宅は、ペット専用の設備やサービスが充実しており、多頭飼育にも理解があります。家賃は少し高めですが、快適なペットとの暮らしが実現できます。

5. DIY可能な物件を探す

DIY可能な物件であれば、ペットに合わせて自由にカスタマイズすることができます。例えば、猫のためにキャットウォークを設置したり、犬のために専用のスペースを作ったりすることができます。

6. UR賃貸住宅を検討する

UR賃貸住宅は、ペット飼育に関する規定が比較的緩やかです。多頭飼育が可能な場合もあるので、検討してみる価値があります。

7. SNSや掲示板を活用する

SNSや地域の掲示板で、ペット可の物件情報を探してみましょう。また、多頭飼育の経験者からアドバイスをもらうこともできます。

これらのステップを踏むことで、5匹の犬猫ちゃんと一緒に暮らせる賃貸物件を見つけることができるはずです。

離婚協議を有利に進めるための5つのポイント

離婚協議において、ペットの引き取りを有利に進めるためのポイントをご紹介します。

1. ペットの飼育状況を記録する

日々の世話の記録、病院の領収書、ペットとの写真などをまとめておきましょう。これらの記録は、あなたがペットを大切に育ててきた証拠となります。

2. ペットとの愛着度をアピールする

ペットとの思い出やエピソードを具体的に伝えましょう。あなたがペットをどれだけ愛しているかを伝えることが重要です。

3. 弁護士に相談する

離婚問題に詳しい弁護士に相談し、アドバイスをもらいましょう。弁護士は、あなたの権利を守り、有利な条件で離婚協議を進めるためのサポートをしてくれます。

4. 調停や裁判も視野に入れる

話し合いで解決できない場合は、調停や裁判も視野に入れましょう。調停や裁判では、あなたの主張をしっかりと伝え、ペットの引き取りを求めることができます。

5. 冷静さを保つ

感情的にならず、冷静に話し合いを進めましょう。相手の主張にも耳を傾け、建設的な解決策を探ることが重要です。

これらのポイントを踏まえ、離婚協議を有利に進めましょう。

まとめ:ペットとの未来のために、できることをすべて

離婚は、人生における大きな転換期です。しかし、大切なペットたちとの絆は、どんな状況でも変わることはありません。

今回の記事では、5匹の犬猫ちゃんと一緒に暮らせる賃貸物件を探すためのヒントと、離婚協議におけるペットの扱われ方について解説しました。

諦めずに探せば、必ず住める場所は見つかります。そして、離婚協議においては、あなたの権利をしっかりと主張し、ペットとの未来を守りましょう。

もし、一人で悩んでしまう場合は、専門家や支援団体に相談することも検討してください。あなたは決して一人ではありません。

ペットとの幸せな未来のために、できることをすべて行いましょう。

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