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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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柴犬との理想の暮らし、家を買うのはアリ?【賃貸アドバイザーが徹底解説】

#犬との暮らし
 
柴犬を飼いたいという夢を4年間持ち続けています。現在、30代夫婦で1DKの賃貸(共益費込み10万円)に住んでいますが、ほぼワンルームのため、2LDKくらいで中型犬が飼える賃貸を探しています。しかし、希望の家賃で条件に合う物件はなかなか見つからず、見つかっても駅や職場から遠い場所ばかりです。

一軒家の賃貸で条件に合う場所も見つけましたが、いずれ出ていかないといけないことを考えると、また中型犬可の物件探しに悩まされるのではないかと不安です。いっそのこと、多少遠くても自分たちの裁量でできる戸建てを購入することも考えています。

あなたなら、以下の選択肢の中からどれを選びますか?また、何かアドバイスがあればお願いします。

①戸建てを中古でローンで購入(2500万円以下、月々7~8万円の支払い、20年くらいで完済)
②格安の土地を買い、3Dプリンターの家を建てる
③賃貸の金額を2~3万円上げ、今と同じような地域に住む(現在、職場に徒歩か自転車で行ける距離、車は所有していません)
④マンションの中古を購入
⑤新築のマンションか一軒家を購入

柴犬との生活を夢見てマイホーム購入を検討されているのですね。4年間も柴犬を飼いたいという気持ちを持ち続けているなんて、本当に愛情深いご夫婦だと感じます。犬を家族として迎え入れることは、人生を豊かにする素晴らしい決断です。

今回は、柴犬との暮らしを第一に考えた上で、上記の選択肢を一つずつ検討し、それぞれのメリット・デメリット、そして注意点について詳しく解説していきます。

1. 中古戸建て購入:夢の実現と経済的安定のバランス

中古戸建ての購入は、月々の支払いを抑えつつ、念願の柴犬との生活をスタートできる魅力的な選択肢です。

メリット
自由度の高さ:賃貸と違い、壁の色を変えたり、犬のための設備を設置したりと、自由にリフォームできます。庭があれば、ドッグランを作ったり、夏にはプールで遊ばせたりすることも可能です。
経済的安定:賃貸と違い、家賃を払い続ける必要がありません。ローンを完済すれば、住居費の負担が大幅に軽減されます。
資産形成:土地と建物は資産となります。将来的に売却したり、人に貸したりすることも可能です。

デメリット
初期費用:購入時に、仲介手数料、登記費用、住宅ローン保証料などの費用がかかります。
維持費:固定資産税、都市計画税、修繕費などの維持費がかかります。特に中古物件は、築年数によっては修繕費が高額になる可能性があります。
住宅ローンの審査:住宅ローンの審査に通る必要があります。年収や勤務状況、信用情報などが審査の対象となります。

成功事例

Aさんご夫婦は、築25年の中古戸建てを1800万円で購入しました。購入前に専門家による建物診断(インスペクション)を行い、必要な修繕箇所を把握。リフォーム費用を含めても、賃貸に住み続けるよりも経済的だと判断しました。庭にはドッグランを作り、愛犬の柴犬「ハナ」ちゃんが毎日楽しそうに走り回っているそうです。

注意点
物件選びは慎重に:築年数、耐震性、周辺環境などをしっかり確認しましょう。ハザードマップを確認し、水害や地震のリスクも把握しておくことが大切です。
リフォーム費用も考慮:購入前に、リフォームが必要な箇所とその費用を見積もりましょう。
住宅ローンは無理のない範囲で:月々の支払いが無理のない範囲で、返済期間を設定しましょう。

2. 格安土地+3Dプリンター住宅:斬新なアイデアの落とし穴

格安の土地に3Dプリンター住宅を建てるというアイデアは、コストを抑えつつ、自由な家づくりができるという点で魅力的です。

メリット
低コスト:3Dプリンター住宅は、従来の工法に比べて建設コストを大幅に削減できます。
自由なデザイン:間取りやデザインを自由に設計できます。愛犬の柴犬に合わせて、専用のプレイスペースやトリミングルームを作ることも可能です。
短工期:従来の工法に比べて、建設期間が短くて済みます。

デメリット
法規制:3Dプリンター住宅は、まだ新しい技術であるため、建築基準法などの法規制が整っていない場合があります。
技術的な課題:耐久性や耐震性など、技術的な課題が残されています。
実績の少なさ:実際に住んでいる人の事例が少ないため、住み心地やメンテナンスに関する情報が不足しています。

専門家の視点

建築家のBさんは、「3Dプリンター住宅は、将来性のある技術ですが、現時点ではまだ実験的な段階です。法規制や技術的な課題をクリアする必要があり、慎重な検討が必要です」と述べています。

注意点
情報収集:3Dプリンター住宅に関する情報を徹底的に収集しましょう。
専門家への相談:建築家や弁護士など、専門家への相談をおすすめします。
リスクの理解:メリットだけでなく、デメリットやリスクも理解した上で判断しましょう。

3. 家賃アップ:現状維持の安心感と将来への不安

家賃を2~3万円上げて、現在と同じような地域に住むという選択肢は、生活環境を変えずに柴犬との生活をスタートできるという点で魅力的です。

メリット
生活環境の変化なし:職場や駅からの距離、スーパーや病院などの生活利便性を維持できます。
初期費用の抑制:引っ越し費用や敷金・礼金などの初期費用を抑えられます。
手軽さ:購入に比べて、手続きが簡単です。

デメリット
経済的負担:家賃を払い続ける必要があります。
自由度の低さ:壁の色を変えたり、犬のための設備を設置したりすることはできません。
将来への不安:家賃は上がり続ける可能性があります。また、高齢になった際に、家賃を払い続けることが難しくなるかもしれません。

注意点
ペット可物件の確認:ペット可の物件でも、犬種やサイズに制限がある場合があります。事前に確認しましょう。
近隣住民への配慮:犬の鳴き声や臭いなどで、近隣住民に迷惑をかけないように注意しましょう。
契約内容の確認:契約内容をしっかり確認し、退去時の費用や原状回復義務などを把握しておきましょう。

4. 中古マンション購入:利便性と管理体制の魅力

中古マンションの購入は、利便性の高い立地で、比較的安価に住まいを手に入れることができる選択肢です。

メリット
利便性:駅や商業施設に近い物件が多く、生活しやすい環境です。
管理体制:管理会社が共用部分の清掃やメンテナンスを行ってくれるため、手間がかかりません。
セキュリティ:オートロックや防犯カメラなどが設置されている物件が多く、セキュリティ面で安心です。

デメリット
自由度の低さ:リフォームに制限がある場合があります。また、ペットの飼育に関する規約がある場合があります。
管理費・修繕積立金:毎月、管理費と修繕積立金を支払う必要があります。
騒音問題:上下階や隣室からの騒音が気になる場合があります。

注意点
ペット規約の確認:ペットの飼育に関する規約をしっかり確認しましょう。犬種やサイズ、頭数などに制限がある場合があります。
管理体制の確認:管理会社の管理体制や、修繕計画などを確認しましょう。
騒音対策:内見時に、騒音の状況を確認しましょう。二重窓や防音カーテンなどを検討しましょう。

5. 新築マンション・戸建て購入:最新設備と快適な暮らし

新築マンションや戸建ての購入は、最新の設備が整った快適な住まいで、柴犬との生活をスタートできるという点で魅力的です。

メリット
最新設備:最新の設備が整っており、快適な暮らしを送れます。
安心感:耐震性や耐久性に優れており、安心して暮らせます。
資産価値:中古物件に比べて、資産価値が下がりにくい傾向があります。

デメリット
高額:中古物件に比べて、価格が高いです。
選択肢の少なさ:希望のエリアや間取りの物件が見つからない場合があります。
入居までの期間:完成までに時間がかかる場合があります。

注意点
資金計画:無理のない資金計画を立てましょう。
情報収集:モデルルームを見学したり、パンフレットを取り寄せたりして、情報を収集しましょう。
契約内容の確認:契約内容をしっかり確認し、手付金や解約条件などを把握しておきましょう。

まとめ:柴犬との幸せな未来のために

どの選択肢を選ぶかは、ご夫婦の価値観やライフスタイルによって異なります。
自由度を重視するなら:中古戸建ての購入
コストを抑えたいなら:格安土地+3Dプリンター住宅(ただし、リスクも考慮)
生活環境を変えたくないなら:家賃アップ
利便性を重視するなら:中古マンションの購入
快適性を重視するなら:新築マンション・戸建ての購入

今回の記事が、ご夫婦にとって最適な選択をするための一助となれば幸いです。柴犬との幸せな未来のために、じっくりと検討してみてください。

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