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30Aのブレーカーでエアコン2台は厳しい?犬と快適に暮らすための電力対策

#犬との暮らし
 
30Aのブレーカーでエアコン2台を一日中稼働、プラスでwifi、テレビ、ケトル、電子レンジ(オーブンも使う)、固定電話、冷蔵庫、洗濯機、ドライヤーは厳しいでしょうか?賃貸の古い戸建てに引っ越しを検討しています。暑さに弱い犬がいる為夏場は二台のエアコンをフル稼働することが必須です。不動産屋さんの口ぶりだと変更できない感じでした。もう一度聞いてみようとは思いますが…。よろしくお願いします。

結論から言うと、30Aのブレーカーでエアコン2台をフル稼働させるのは、他の家電製品の使用状況によってはかなり厳しいと言えます。特に、暑さに弱い愛犬のために夏場のエアコンフル稼働が必須となると、電力容量の見直しは避けて通れません。

この記事では、30Aのブレーカーで実際に何ができるのか、エアコン2台を安全に使うためにはどうすれば良いのか、具体的な対策を詳しく解説します。また、電力会社へのアンペア変更交渉術や、節電のコツ、犬のためにできる暑さ対策など、賃貸物件で愛犬と快適に暮らすための情報も満載です。

30Aのブレーカーで何ができる?電力容量の目安

まず、30Aのブレーカーで同時に使用できる電力の目安を知っておきましょう。
計算式: 電圧(V)× 電流(A)= 電力(W)
日本の電圧: 一般的に100V
30Aの場合: 100V × 30A = 3000W

つまり、30Aのブレーカーでは最大3000Wまで同時に使用できます。しかし、これはあくまで理論値であり、実際にはブレーカーが落ちるのを防ぐために、80%程度の2400Wを目安に考えるのが安全です。

家電製品の消費電力チェック!エアコン2台は要注意

次に、主要な家電製品の消費電力を確認してみましょう。
エアコン: 6畳用で500W~800W、10畳用で800W~1500W
冷蔵庫: 150W~250W(起動時に一時的に高くなる)
洗濯機: 300W~500W(乾燥機能を使うと1000W以上)
電子レンジ: 800W~1500W
ドライヤー: 1000W~1200W
ケトル: 1000W~1200W
テレビ: 100W~200W
Wi-Fiルーター: 5W~10W
照明: LED電球で10W~20W

エアコン2台(例えば6畳用と10畳用)を同時に使用すると、500W + 800W = 1300W、あるいは800W + 1500W = 2300Wとなります。これに冷蔵庫やテレビ、Wi-Fiルーターなどを加えると、あっという間に2400Wに近づき、電子レンジやドライヤー、ケトルなどを使用すると、すぐにブレーカーが落ちてしまう可能性があります。

特に、犬のためにエアコンをフル稼働させる必要がある場合、他の家電製品の使用を極力控えるか、電力容量を増やす必要があります。

ケーススタディ:ブレーカー容量不足で愛犬が危険な目に!

ある夏の日、Aさん(仮名)は愛犬のポメラニアン、ポムのためにエアコン2台をフル稼働させていました。古い賃貸物件に引っ越したばかりで、ブレーカーが30Aしかないことは知っていましたが、「まあ、なんとかなるだろう」と軽く考えていました。

その日は特に暑く、Aさんはエアコン2台に加え、扇風機も回し、さらに料理のために電子レンジとオーブンを同時に使用しました。すると、突然ブレーカーが落ち、家中の電気が消えてしまったのです。

Aさんはすぐにブレーカーを上げましたが、エアコンが止まったことで室温は急上昇。ポムはハアハアと激しく呼吸し、ぐったりとしてしまいました。幸い、Aさんがすぐに動物病院に連れて行ったため、ポムは一命を取り留めましたが、熱中症寸前の状態だったそうです。

この経験から、Aさんはブレーカー容量の重要性を痛感し、すぐに電力会社に連絡してアンペア数を上げる工事を依頼しました。また、節電のために家電製品の使い方を見直し、犬のための暑さ対策グッズも導入しました。

電力会社との交渉術:アンペア変更は可能?

賃貸物件の場合、ブレーカーのアンペア数を上げるには、大家さんの許可が必要となるケースがほとんどです。まずは不動産会社に相談し、大家さんに交渉してもらうのが一般的です。

交渉の際には、以下の点を具体的に説明すると、大家さんの理解を得やすくなります。
犬のためにエアコンをフル稼働させる必要性: 犬種や犬の健康状態、獣医からのアドバイスなどを具体的に伝えましょう。
電力容量不足によるリスク: ブレーカーが頻繁に落ちることで、家電製品の故障や火災のリスクが高まることを説明しましょう。
アンペア変更工事の費用負担: 工事費用を自分で負担することを伝えることで、大家さんの負担を減らすことができます。
退去時の原状回復: 退去時にアンペア数を元に戻すことを約束することで、大家さんの不安を解消できます。

もし大家さんがアンペア変更に難色を示す場合は、以下の代替案を提案してみましょう。
ポータブル電源の導入: エアコンの消費電力を一部ポータブル電源で賄うことで、ブレーカーへの負担を軽減できます。
省エネ家電への買い替え: 消費電力の少ないエアコンや冷蔵庫などに買い替えることで、全体の消費電力を抑えることができます。
電力使用量の見える化: スマートメーターを導入し、電力使用量を常に把握することで、無駄な電力消費を減らすことができます。

節電のコツ:賢く電力を使って愛犬を守る

アンペア変更が難しい場合でも、節電を心がけることで、30Aのブレーカーでもエアコン2台を安全に使える可能性があります。
エアコンの設定温度を見直す: 室温が26℃~28℃程度でも、扇風機やサーキュレーターを併用すれば、体感温度を下げることができます。
エアコンのフィルターをこまめに掃除する: フィルターが汚れていると、エアコンの効率が低下し、余計な電力消費につながります。
日中はカーテンやブラインドを閉める: 直射日光を遮ることで、室温の上昇を抑え、エアコンの負担を軽減できます。
使用していない家電製品の電源を切る: 待機電力も意外と消費するので、使わない家電製品はコンセントから抜いておきましょう。
電力消費の大きい家電製品の使用時間をずらす: 電子レンジやドライヤーなど、消費電力の大きい家電製品は、エアコンの使用を控える時間帯に使うようにしましょう。
省エネモードを活用する: エアコンや冷蔵庫など、省エネモードが搭載されている家電製品は、積極的に活用しましょう。

犬のための暑さ対策:エアコンだけに頼らない

エアコンだけに頼らず、犬のための暑さ対策を併用することで、エアコンの使用頻度を減らすことができます。
クールマットや冷却ジェルシート: 犬が自分で体温調節できる場所を用意してあげましょう。
ひんやり素材の服: 吸水性・速乾性に優れた素材の服を着せることで、体温の上昇を抑えることができます。
犬用の保冷剤: 首輪やハーネスに装着できる保冷剤を利用するのも効果的です。
こまめな水分補給: 新鮮な水をいつでも飲めるようにしておきましょう。
散歩の時間帯に注意: 日中の暑い時間帯の散歩は避け、早朝や夕方の涼しい時間帯に連れて行くようにしましょう。
ブラッシング: 定期的なブラッシングで抜け毛を取り除くことで、通気性を良くし、体温の上昇を抑えることができます。
トリミング: 夏場はサマーカットにするなど、被毛の長さを調整するのも効果的です。

まとめ:愛犬と快適に暮らすために、電力対策は万全に!

30Aのブレーカーでエアコン2台をフル稼働させるのは、他の家電製品の使用状況によっては厳しい場合があります。しかし、電力会社との交渉や節電、犬のための暑さ対策を組み合わせることで、愛犬と快適に暮らすことは可能です。

まずは、自宅の家電製品の消費電力を確認し、電力使用量を見直してみましょう。そして、大家さんや不動産会社と相談しながら、最適な電力対策を見つけてください。

愛犬との快適な暮らしは、事前の準備と対策で実現できます。この記事が、その一助となれば幸いです。

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