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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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保護犬の名義貸しを頼まれた時の上手な断り方:トラブル回避と愛犬のための決断

#犬のトラブル
 
私は52歳の主婦です。お茶飲み友達に69歳の知り合いがいます。私はこの人のことは好きではありません。彼女の犬が5月に亡くなりました。16年も生きたそうです。ペットロスにならないよう、早く保護犬が欲しいそうなのですが、彼女は団地に住んでいるし、家族構成は認知症のお母さん、ちょっとボケ始めた旦那、そして彼女です。保護犬を引き取ることに詳しい方がいらっしゃったらお聞きしたいのですが。彼女は交友関係も広く、いろいろな人に名義貸しを頼んでいましたが、友人たちはみんな賃貸や団地に住んでいたり、低収入だったりで保護犬を引き取れる人がいないらしく、私しかいないからお願い!と頼まれました。確かに家は一戸建てですし、家賃収入もあります。ですが、噂によると保護犬を扱っている施設の人が抜き打ちで見に来たり、写真を送らなければいけないとかがあると聞いたと言うと「そんなのないよ、3ヶ月したら名義変更出来るし」と自信満々なんです。私は彼女とちょくちょく喧嘩もしますし、どうしても断りたいのですが、どうしたらいいですか?例えば私に親がいたら、親にやめろと言われたなど言えますが、両親もいないし、断ってまた嫌味や意地悪をされるのが嫌です。何かいい方法ないですか?

結論:名義貸しは絶対にNG!愛犬と自分の未来を守る賢い断り方

保護犬を迎えたいという気持ちは素晴らしいものですが、名義貸しは絶対に避けるべきです。
なぜなら、後々深刻なトラブルに巻き込まれる可能性があり、あなた自身だけでなく、保護犬にとっても不幸な結果を招きかねないからです。
この記事では、名義貸しを頼まれた際の具体的な断り方と、その理由を詳しく解説します。
愛犬との幸せな生活を守るために、ぜひ参考にしてください。

なぜ名義貸しは絶対にダメなのか?

まず、大前提として、保護犬の名義貸しは、保護団体の信頼を裏切る行為であり、法的な責任を問われる可能性もあります。
保護団体は、犬の幸せを第一に考え、飼育環境や飼い主の適性を厳しく審査します。
名義貸しは、この審査を欺く行為であり、犬の福祉を損なうだけでなく、保護活動全体の信頼を揺るがすことにもつながります。

さらに、名義貸しは、以下のようなリスクを伴います。
犬の所有責任を問われる可能性: 犬が人を噛んでしまったり、物を壊してしまったりした場合、名義上の飼い主であるあなたが責任を問われる可能性があります。
飼育放棄のリスク: 知り合いが犬を飼えなくなった場合、最終的にあなたが犬の世話をすることになる可能性があります。
近隣トラブルのリスク: 犬の鳴き声や糞尿などが原因で近隣住民とトラブルになった場合、あなたが対応に追われる可能性があります。
保護団体とのトラブル: 名義貸しが発覚した場合、保護団体から犬の返還を求められたり、損害賠償を請求されたりする可能性があります。

これらのリスクを考えると、名義貸しは絶対に避けるべきです。

ケーススタディ:もし名義貸しをしてしまったら…

Aさんの事例をご紹介します。
Aさんは、友人に頼まれて保護犬の名義貸しをしてしまいました。
最初はうまくいっているように見えましたが、数ヶ月後、友人が犬の世話を放棄してしまったのです。
Aさんは、犬の世話をする時間もお金もなかったため、やむなく保護団体に相談しましたが、名義貸しが発覚し、厳しい叱責を受けました。
最終的に、Aさんは犬の返還を求められ、精神的にも経済的にも大きな負担を背負うことになりました。

この事例からわかるように、名義貸しは、一時的な感情で安易に引き受けるべきではありません。
後々、自分自身が苦しむことになる可能性が高いのです。

上手な断り方:5つのステップ

では、具体的にどのように断れば良いのでしょうか?
相手を傷つけずに、きっぱりと断るための5つのステップをご紹介します。

ステップ1:まずは感謝の気持ちを伝える

「お声がけいただきありがとうございます」
「信頼して頼んでくれたこと、本当に感謝しています」

まずは、相手の気持ちに寄り添い、感謝の気持ちを伝えることで、相手の警戒心を解きましょう。

ステップ2:名義貸しはできない理由を明確に伝える

「大変申し訳ないのですが、名義貸しは責任が重く、私には難しいと感じています」
「もしものことがあった場合、対応できる自信がありません」

名義貸しはできない理由を具体的に伝えることで、相手に納得してもらいやすくなります。
上記の例のように、責任の重さや対応能力の不足などを理由にすると、角が立ちにくいでしょう。

ステップ3:具体的な代替案を提案する

「〇〇(知り合いの名前)さんが犬を飼えるように、一緒に他の方法を探してみませんか?」
「例えば、ペット可の物件を探したり、一時預かりボランティアを検討したりするのはどうでしょうか?」

代替案を提案することで、相手に協力する姿勢を示すことができます。
ペット可の物件探しや、一時預かりボランティアなど、現実的な選択肢を提案してみましょう。

ステップ4:きっぱりと断る

「色々と検討しましたが、やはり名義貸しは難しいです。本当にごめんなさい」

最終的には、きっぱりと断ることが重要です。
曖昧な態度を取ると、相手に期待を持たせてしまい、後々さらに断りにくくなる可能性があります。

ステップ5:今後の関係性を維持するための言葉を添える

「今回の件ではお役に立てませんが、これからも友人として良いお付き合いをさせてください」

断った後も、良好な関係を維持したいという気持ちを伝えることで、相手との溝を深めずに済みます。

断る理由の具体例集:状況に合わせて使い分けよう

上記ステップ2で述べる「名義貸しはできない理由」について、さらに具体的な例をいくつかご紹介します。
ご自身の状況に合わせて使い分けてみてください。

1. 経済的な理由: 「犬を飼うには、食費や医療費など、何かとお金がかかります。今の私の経済状況では、十分なサポートが難しいかもしれません」
2. 時間的な理由: 「仕事や家事で手一杯で、犬の世話に十分な時間を割くことができません。犬にとって寂しい思いをさせてしまうかもしれません」
3. 住居の理由: 「集合住宅に住んでいるため、犬を飼うには制限があります。鳴き声などで近隣住民に迷惑をかけてしまうかもしれません」
4. 家族の反対: 「家族に犬アレルギーの者がいるため、犬を飼うことができません」
5. 過去の経験: 「過去に犬を飼っていたことがありますが、十分な世話ができず、辛い思いをしました。同じことを繰り返したくありません」
6. 保護団体の審査: 「保護団体は、飼い主の適性を厳しく審査すると聞いています。私では審査に通らないかもしれません」
7. 法的な責任: 「名義貸しは法的な責任を伴うと聞いています。万が一のことがあった場合、対応できる自信がありません」

これらの理由を参考に、ご自身の状況に合った断り方を考えてみましょう。

プロのアドバイス:トラブルを避けるための心得

不動産アドバイザーとして、トラブルを避けるための心得を3つお伝えします。

1. 安易な気持ちで引き受けない: 相手に同情したり、頼まれたからといって、安易な気持ちで名義貸しを引き受けるのは絶対にやめましょう。
2. 嘘をつかない: 断る際に、嘘をつくのは避けましょう。嘘は必ずバレますし、相手との信頼関係を損なうことになります。
3. 第三者に相談する: 困った時は、家族や友人、専門家などに相談しましょう。客観的な意見を聞くことで、冷静な判断ができるようになります。

まとめ:愛犬との幸せな生活のために、NO!と伝える勇気を

保護犬の名義貸しは、絶対に避けるべきです。
後々深刻なトラブルに巻き込まれる可能性があり、あなた自身だけでなく、保護犬にとっても不幸な結果を招きかねません。
この記事でご紹介した断り方を参考に、勇気を持ってNO!と伝えましょう。
そして、あなた自身が心から愛せる犬との出会いを、じっくりと探してください。
愛犬との幸せな生活は、あなたの賢明な決断にかかっています。

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