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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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戸建ての犬の鳴き声問題、解決策は?【専門家がアドバイス】

#騒音トラブル
 

犬の鳴き声問題、本当に困りますよね。特に戸建て賃貸にお住まいの場合、近隣の犬の鳴き声が気になって、生活に支障が出てしまうこともあります。今回は、そんな悩みを抱えるあなたのために、具体的な解決策をアドバイスします。

まずは、今回のケースを整理してみましょう。

現在戸建て賃貸に住んでいて、近所の犬の鳴き声に悩まされています。一度夜中の12時頃や1時頃に鳴いている時があり、さすがにこの時間に鳴かせて放置はどうなのかと思いました。しかもこちらは窓を閉めているのに、明らかに外で鳴いている声でなぜ家の中に入れないのか飼い主に腹が立ちました。それから夜中に起こされるのは嫌なので耳栓して寝る様にしました。しかし最近になって朝5時や6時台に、夜中に鳴いていた犬の声とあきらかに違う犬が毎日鳴く声が聞こえてくる様になりました。こちらは窓を閉めて耳栓をしているのにもかかわらず聞こえてきて、窓を開けて確認した所やはり外で鳴いている声でした。しかも一度鳴くと15分は鳴きっぱなしで、家の中に入れるとかしない飼い主が理解出来ません。近所には犬を飼っている家が多く、苦情を言うにもどこの家の犬なのか特定出来ずに困っています。他の家は多少うるさくても犬を飼っているのでお互い様だから苦情が出ないのでしょうか。そこで質問ですが、苦情を言う場合町内会の回覧でまわしてもらった方がいいのでしょうか。それとも深夜早朝で長時間鳴き止まない場合は警察に連絡してもいいのでしょうか。こちらは犬を飼っていない為余計に気になる所もあると思いますが、この様なケースは初めてなのでアドバイスお願いします。

夜中や早朝の犬の鳴き声、しかも15分も鳴き止まない状況というのは、相当ストレスが溜まりますよね。まずは、冷静に状況を把握し、適切な対応を検討していくことが大切です。

結論:段階的な対応で解決を目指しましょう

結論から言うと、まずは穏便な解決を目指し、段階的に対応をエスカレートさせていくのがおすすめです。いきなり警察に連絡するのではなく、まずは近隣住民とのコミュニケーションを試み、それでも改善が見られない場合に、より強い措置を検討しましょう。

なぜ犬は鳴くのか?原因を知ることが解決の第一歩

犬が鳴く理由は様々です。
要求吠え: 飼い主にかまってほしい、ご飯が欲しいなど、何かを要求するために鳴く。
警戒吠え: 不審な人物や音に反応して、警戒心から鳴く。
分離不安: 飼い主と離れることに不安を感じて鳴く。
ストレス: 運動不足や退屈、環境の変化など、ストレスを感じて鳴く。
病気や怪我: 体調不良や痛みから鳴く。

今回のケースでは、夜中や早朝に長時間鳴いていることから、分離不安ストレス、あるいは飼育環境の問題などが考えられます。

STEP1:まずは冷静に状況を記録する

感情的に動く前に、まずは冷静に状況を記録しましょう。
鳴き声が聞こえる時間帯: 具体的な時間(例:午前5時15分~5時30分)
鳴き声の頻度: 1日に何回くらい鳴くか
鳴き声の長さ: 1回の鳴き声が何分続くか
鳴き声の種類: どんな鳴き方か(例:キャンキャン、ワンワン、遠吠え)
犬種や特徴: 可能であれば、犬種や毛色、大きさなどを記録する

これらの情報を記録することで、状況を客観的に把握できるだけでなく、後々、管理会社や町内会、警察などに相談する際に、具体的な証拠として役立ちます。

STEP2:犬の飼い主を特定する

苦情を言うためには、まず犬の飼い主を特定する必要があります。
近隣住民への聞き込み: 近所の人に、犬の鳴き声について相談してみましょう。「最近、犬の鳴き声が気になっているのですが、何かご存知ですか?」など、穏やかな口調で聞いてみることが大切です。
散歩中の犬を観察: 散歩中の犬を見かけたら、どの家の犬か確認してみましょう。
動物病院やペットショップの情報: 近所の動物病院やペットショップで、犬の情報を尋ねてみるのも一つの方法です。

ただし、直接的な接触は避け、あくまで情報収集に留めるようにしましょう。

STEP3:管理会社や大家さんに相談する

犬の飼い主が特定できない場合や、直接苦情を言うのが難しい場合は、まずは賃貸物件の管理会社や大家さんに相談してみましょう。
相談内容: 犬の鳴き声によって困っている状況を具体的に伝える。
証拠の提示: 記録した情報や、可能であれば録音データなどを提示する。
対応の依頼: 管理会社や大家さんから、犬の飼い主に注意喚起してもらう。

管理会社や大家さんは、入居者間のトラブルを解決する義務があります。まずは相談し、対応を依頼してみましょう。

STEP4:町内会に相談する

管理会社や大家さんに相談しても改善が見られない場合は、町内会に相談してみるのも一つの方法です。
回覧板の活用: 町内会の回覧板で、犬の鳴き声に関する注意喚起をしてもらう。
話し合いの場: 町内会の会合などで、犬の飼い主と話し合いの場を設けてもらう。

町内会は、地域住民の生活環境を守る役割を担っています。相談することで、解決に向けた協力を得られる可能性があります。

STEP5:警察に相談する

上記の手段を講じても改善が見られない場合は、最終手段として警察に相談することを検討しましょう。
相談内容: 犬の鳴き声によって、睡眠妨害や騒音被害を受けている状況を具体的に伝える。
証拠の提示: 記録した情報や、録音データなどを提示する。
注意喚起の依頼: 警察から、犬の飼い主に注意喚起してもらう。

ただし、警察は民事不介入の原則があるため、必ずしも対応してくれるとは限りません。あくまで最終手段として考えましょう。

犬の鳴き声問題を解決するための5つのポイント

1. 感情的にならない: 苦情を言う際は、冷静かつ丁寧に、相手を尊重する姿勢を心がけましょう。
2. 証拠を集める: 状況を客観的に把握し、具体的な証拠を揃えることで、説得力が増します。
3. 第三者を頼る: 管理会社や大家さん、町内会など、第三者の協力を得ることで、解決がスムーズに進むことがあります。
4. 法律の専門家に相談する: 必要に応じて、弁護士や行政書士など、法律の専門家に相談することも検討しましょう。
5. 諦めない: 犬の鳴き声問題は、解決までに時間がかかることもあります。諦めずに、根気強く対応していくことが大切です。

犬との共存のために:理解と配慮も大切

犬を飼っている人も、飼っていない人も、お互いを尊重し、理解し合うことが、より良い共存関係を築く上で重要です。

犬を飼っている人は、犬のしつけや飼育環境に配慮し、近隣住民に迷惑をかけないように努める必要があります。

犬を飼っていない人は、犬の習性や行動を理解し、寛容な心を持つことも大切です。

まとめ:諦めずに、一歩ずつ解決を目指しましょう

犬の鳴き声問題は、解決までに時間がかかることもありますが、諦めずに、一歩ずつ解決を目指していくことが大切です。今回の記事が、あなたの悩み解決の一助となれば幸いです。

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